3月26日の未明に行われたAPEXシーズン24の中間アップデート。ALGS Year5プロリーグからBANピックが採用されることから、特にレジェンドの調整については重要な意味を持っているアプデが入りました。
今回はそんなAPEXシーズン24のミッドシーズンアップデートの内容を、キャラと武器の調整を中心にご紹介していこうと思います。パッチノートを見ていると全体的により攻撃的なシーンが見られるような調整が入っているように感じました。そんなシーズン24の中間アプデの内容はどんなものであったのでしょうか。
レジェンドの調整

ここからは、レジェンドへの主なバランス調整内容をご紹介していきます。
スカーミッシャークラスの強化
スカーミッシャークラスのパークに調整が入り、クラス全体が強化されることになりました。以下パッチノートより一部引用しています。
- トレイルブレイザー:味方のスカーミッシャーに向かってダッシュするとスピードが上昇する
- チャージノック: スカーミッシャークラスのレジェンドがノックするとアビリティの追加チャージを獲得し、体力が50自動回復する
トレイルブレイザーはコンジットのパッシブのように、味方が離れている場合に、足が速くなるという能力です。
チャージノッックは、使用するレジェンドによって若干注意が必要な能力となります。前半の「ノックするとアビリティの追加チャージを獲得する」という効果がオクタンのみ適応されません。その代わりにオクタンはアルティメットの追加ジャージを獲得するという形で恩恵を受けます。
そして体力の50自動回復に関しては、まず体力の回復が優先されます。体力回復量が50以下の場合は、50になるまでシールドが回復します。体力が満タンの場合は、シールドが50回復するという仕様です。またこれらの体力回復はダメージを受けると中断してしまうようです。
オルター

オルターは、今回のAPEXシーズン24の中間アップデートにおいて最も大きな調整が入ったレジェンドです。
戦術アビリティ
戦術アビリティには、以下の大幅な強化が入りました。
- 2回使用可能
- ポータルの最大距離が20メートルから30メートルへ増加
- クールダウンタイムを30秒から20秒へ短縮
- 自分のヴォイドパッセージを通過した敵の残り体力が表示される
- 天井から作られるヴォイドサイフォンの最大距離が30メートルから45メートルへ増加
- ヴォイドパッセージ設置時に壁の反対側にいる敵を一時的に表示
- ヴォイドサイフォンが作成可能な場合、作成される場所が表示
アルティメット
オルターのウルトも戦術アビリティと同様に強化が入りました。
- 各プレイヤーに30秒のクールダウン付きで再度利用可能
- 同時に2つ設置可能
- ヴォイドネクサスと直接インタラクトするとノックされた味方を「召喚」可能。召喚された味方は移動してノックダウンシールドを使用することが可能
アップグレード
オルターのアップグレードはすべて削除され、新しいアップグレードとなりました。
- レベル2 すべてのサポートパークを獲得する又はすべてのリコンパークを獲得する
- レベル3 ヴォイドパッセージで移動すると、味方の移動速度と武器のリロード速度が強化される又はヴォイドパッセージのポータルのスキャン時間を15秒延長する
パッシブ
今までは、デスボックスを遠隔で操作してアイテムを1個(シールドコア以)を取得可能でしたが、この時に味方のバナーも回収可能となりました。
レイス
レイスの強化内容はご覧のとおりです。全体的に強化が入り、APEXの初期のころのレイス全盛期のような強さを取り戻した印象です。
戦術アビリティ
戦術アビリティには、以下の大幅な強化が入りました。
- クールダウンを25秒→20秒へ短縮
- 発動時間を1.25秒→0.8秒へ短縮
- 虚空から脱出可能に
アルティメット
アルティメットに関しては以下の通り。
- クールダウンを3分→2分30秒へ短縮
- ウルト使用時の移動速度上昇が強化
アップグレード
戦術アビリティやウルトの強化に伴い、アップグレードにも強化が入りました。
- レベル2で選択可能なアルティメットクールダウンが2分→1分30秒へ短縮
- レベル3で選択可能なファストフェーズの効果が戦術アビリティ発動時間を20%→30%短縮に調整
レヴナント

レヴナントは、一時最強レジェンドとして君臨していましたが、弱体化や他のレジェンドの調整に伴い、使用率が低下していました。今回、スカーミッシャー強化の一環としてレヴナントにも強化が入りました。
戦術アビリティ
レヴナントに入った戦術アビリティの調整はご覧の通りです。スキルの回転率を上げるような調整となっています。
- 起動時間を約30%短縮
- クールダウンを25秒→20秒へ短縮
アルティメット
レヴナントのアルティメットには以下の強化が入りました。
- アルティメットのシールドを25追加
アップグレード
レヴナントのアップグレードのアプデは、レベル2とレベル3のアップグレードがそれぞれ1つずつ変更となっています。
- レベル2 トライトゥハイド:敵の体力を低い状態にさせた際に、パッシブマークの持続時間が2倍になる。
- レベル3 アジャイルアサシンン:シャドウパウンスの発動時間とチャージ時間を半分に短縮
パッシブ
パッシブには、他のチームメイトに対する効果が追加されました。
- 味方にレヴナントと同様に体力が低い敵がハイライト表示されるようになる
その他の主なレジェンドの調整
シーズン24開幕前に大幅な強化が入ったアッシュには、ウルトのクールダウンの増加という弱体化が入りました。また、ホライゾン、パスファインダー、ローバにはアップグレードに調整が入りました。
武器の調整
ここからは、主な武器のバランス調整についてご紹介していきます。
ポップアップ アクセラレーター
今回の調整により、ポップアップ、アクセラレーターが装着可能な武器種が変更となりました。
- アプデ前 CAR G7スカウト ネメシス
- アプデ後 P2020 ボルト ウィングマン
SMGの弾数調整
SMGの1マガジンあたりの弾数が増加しました。
武器名 | マガジンなし | 白 | 青 | 紫又は金 |
---|---|---|---|---|
オルタネーター | 19→20 | 23→24 | 26→27 | 28→29 |
C.A.R | 19→20 | 22→23 | 24→25 | 27→28 |
R99 | 17→18 | 20→21 | 23→24 | 26→27 |
ボルト | 19→20 | 21→22 | 23→24 | 26→27 |
ネメシスの調整
ネメシスはアクセラレーターのポップアップが装着不可になったことに伴い、武器自体に強化が入りました。
- チャージ消費時間を6秒から8秒に増加
- チャージが消費し始めるまでの遅延時間を6秒から8秒に増加
- バレルの有効性を改善
その他の主な調整
ここからはその他の武器に関するアプデをご紹介していきます。
- レーザー すべてのティアでレーザーの有効性が向上
- G7スカウトのダメージを35→36へ増加
- G7スカウトのヘッドショットダメージを56→58へ増加
- G7スカウトの連射速度をわずかに上昇
- 30-30リピーターのエイム時のチャージショットを58→65へ増加
- 30-30リピーターのエイム時のチャージヘッドショットダメージが93→104に増加
- ウイングマンにブーステッドローダーが使用不可に
- EVA-8のペレットの拡散パターンが拡大
マップローテーション
ランクシステムのマップローテーションが、Eディストリクト、キングスキャニオン、ストームポイントへ変更となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は3月26日に行われたシーズン24の中間アップデートについてご紹介しました。今回はスカーミッシャークラス、特にオルターやレイスといったキャラに大幅な強化が入りました。また武器としては全体的にSMGに強化が入りました。
これらの強化により競技シーンではファイト環境になるのではないかと予測しています。4月以降に行われるALGS Year5プロリーグでどんな影響があるのか皆様はどのように予想しますか?またシーズン25ではこれらのアプデを受けてどのような調整が入るのかこちらも要注目ですね。