
「APEX」のシーズン21では、新レジェンドのオルターが実装されます。オルターは壁を貫通できるポータルを使用するキャラクターで、今までにない動きができるので戦術の幅がより広がります。既存のレジェンドたちにも調整が入り、ブラッドハウンドやコースティックが弱体化することもあり、レジェンドの使用率は大きく変化しそうです。他に、ブロークンムーンのマップの変更や、アーティファクトという新要素の追加といった変化の多いシーズンで、今期も楽しめそうです。
ここでは、「APEX」のシーズン21のオルターの性能と立ち回り、レジェンドの調整、アーティファクトについてご紹介していきます。
【APEXシーズン21】新レジェンド「オルター」が登場!強い?立ち回りは?
「APEX」シーズン21では、新レジェンドの「オルター」が登場します。オルターは戦術アビリティとウルトでポータルを使えるという移動能力に長けたキャラクターです。

戦術アビリティ「ヴォイドパッセージ」は壁を貫通できるポータルを作成できます。このポータルは外側、内側関係なくどちらの方向からも使用でき、敵味方関係なく誰でも使用することができます。この壁貫通ポータルは、ドアを挟んで存在している敵を誘拐したり、奇襲をしにいくといった使い方ができ、味方と連携することでダウンを狙えます。

アルティメット「ヴォイドネクサス」はポイントを作成し、200m以内であれば全ての味方が作成されたポイントまで合流できるというものです。こちらはダウン中にも使用ができるため、乱戦中で倒れてしまったという場合でも合流ポイントで味方に蘇生してもらうといったことも可能でしょう。アルティメットは3VS3の状態では少し使いにくいですが、敵部隊が多く存在していて乱戦中の場合にウルトを保険代わりにして比較的低いリスクでキルポを取りに行くことができます。なるべく合流ポイントを先出しして戦いにいきたいですが、味方がダウンしてしまった際、状況によっては後から合流ポイントを作成して味方を蘇生するといったこともできます。
パッシブ「リフトの贈り物」はデスボックスを遠隔操作してアイテムを1つ入手できるというもので、物資がジリ貧の時に役立ちそうです。
オルターは少し癖があるので使い方が難しいキャラクターではありますが、マップの構造とオルターの性能をしっかり理解したプレイヤーが使うのであれば非常に強力なキャラクターとなります。オルターのポータルは攻守どちらも使い分けが可能で味方と共に移動がしやすいので、移動役としておすすめのキャラクターです。ただ、マップ理解度が低いとどこでポータルを使うかが難しいため、練習と経験が必要となります。
オルターは味方に索敵キャラクターがいると状況がわかりやすくポータルの使い所を判断しやすいため、リコン系キャラクターと共に編成すると良いかもしれません。敵にオルターがいる場合は壁付近は特に警戒し、ウルトのポイントを見つけたらなるべく壊しておきましょう。
【APEXシーズン21】レジェンド調整!ブラハ&コースティックが弱体!
「APEX」シーズン21では既存のレジェンドに様々な調整が入ります。特に注目したいレジェンドの調整内容は下記の通りです。APEXシーズン20での調整が気になるという方は「【APEX】シーズン20が開始!レジェンドアップグレードやランクの仕様変更」の記事も合わせてご覧ください。
・ブラッドハウンドの弱体化:「アビリティのクールダウンが3分から4分に延長し、ウルトのノックダウン時の持続時間延長が削除、アップグレードレベル3の弱体」
・コースティックの弱体化:「ガスダメージとスローはコースティックが排除された直後に消失、ガスダメージは5から上限なしだったものが、4から10までに変更。ノックされたプレイヤーへのダメージは5から4へ変更」
・カタリストの強化:「アビリティのクールダウンが25秒から20秒に短縮。ウルトの距離増加のパークが紫から青に変更。紫のパークに破壊された扉を復活させ、補強させる能力が追加。戦術アビリティの投擲距離40%拡大のパークが削除され、通常効果に追加。」
シーズン21の大きな調整としては、ブラッドハウンドの弱体化です。ブラッドハウンドはシーズン20の調整にて選出される割合が大幅に増え、公式国際大会のALGSでも使用率が非常に多かったです。デジタルスレットが消えたこともあり、他のリコンキャラに比べて使いやすくあらゆる場面に強いという魅力があり、今回調整が入りました。コースティックも大会にて非常に使用率が高く、今回弱体化されましたが使用感に差が出るような調整ではありません。
カタリストは元々公式国際大会にて使用率が高かったキャラクターですが、度重なる弱体化によって使用率が大幅に減っています。シーズン21では少し強化されましたが、アビリティ方面の調整ばかりです。特にカタリストの強みであるウルトは多少パークが使いやすくなりましたがまだまだ以前のカタリストに比べると使いづらさが残りそうです。
シーズン21では主にパーク方面の調整が多く、色々なレジェンドに調整が入っています。基本的にはパークの変化なので劇的な変化はあまりないかもしれませんが、以前よりもバランスが良くなっていそうです。
【APEXシーズン21】アーティファクトのカスタマイズが可能に


「APEX」のシーズン21よりアーティファクトをカスタマイズできるようになります。今回は全レジェンドが使用できるスパレジェの「コバルトカタール」がカスタマイズ対象で、ミシックストアで好きなセットを解放することでカスタマイズができます。「コバルトカタール」はシャドウソサエティイベントで入手できたスパレジェで、現在は他のスパレジェと一緒でスパレジェシャードで交換できます。
アーティファクトのカスタマイズの解放にはエキゾチックシャードを使用し、こちらは有料バトルパスのLV89で10個入手できます。エキゾチックシャードは課金ですぐに入手できますが、少し割高な値段設定になっているので、バトルパスで少しずつ入手していくほうがお得です。アーティファクトは解放したセットを進めていき、5段階目までいくと「ナイトライド」という紫色のセットがアンロックされます。こちらは更に多くのエキゾチックシャードを使用するため、解放していくのは大変ですが、周りに自慢できるアイテムになることは間違いありません。
アーティファクトは自分専用のスパレジェをカスタマイズして作ってみたいという人におすすめです。カスタマイズをして楽しみたい方や、スパレジェに特別感が欲しいという方はやってみてください。
まとめ
この記事では、「APEX」のシーズン21のオルターの性能と立ち回り、レジェンドの調整、アーティファクトについて解説しました。
「APEX」のシーズン21では、オルターが追加され、既存のレジェンドにも調整が入っています。公式国際大会のALGSでは選出キャラクターの偏りが多かったので、今回のレジェンド調整にて使用率など環境がまた変化しそうです。直近の公式国際大会ALGSの結果を詳しく知りたい方は、「【APEX】ALGS Year4 Split1 Playoffs大会結果【速報】」の記事を合わせてご覧ください。
オルターは今までにない戦い方ができそうなキャラクターで、使用感に慣れるまで少し練習が必要ですが、使いこなせるようになるとチームを勝利に導けるようなポテンシャルを秘めています。
シーズン21ではアーティファクトという自分の好みにスパレジェをカスタマイズできるシステムが追加されたので、よりゲームのモチベーションが上がりそうです。色々な要素が追加や変更されたシーズン21でAPEXを楽しんでいきましょう!