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PARAVOX初の世界大会PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENT(PGRT)が2024年7月31日に開催。初の国際大会ながらも賞金総額は1億円と超大規模な大会になっています。そして日本での開催ということもあり、注目が集まりましたね。

そこで今回はPARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTの結果について紹介していきます。見事初代王者の座を獲得したのはタイのFULL SENSE。素晴らしいプレイを見せてくれましたね。そのほかにも日本チームの活躍もあったのでぜひチェックしてみてください。

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTとは

PARAVOX PGRT
©PARAVOX JAPAN@PARAVOX_jp

まずはPARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTがどんな大会なのかを見ていきましょう。今大会は世界各地域の予選を勝ち上がってきた6チームが出場するPARAVOX初の国際大会です。PARAVOXはスピーディーなアクションが魅力のTPS。チームの連携、戦術、リスポーン時間の管理など競技性抜群。

初の世界大会も見ごたえたっぷりの試合が行われましたね。

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENT試合形式

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTは以下の試合形式で開催されました。

また、マップセレクトは以下の手順で行われます。

  1. TeamA BAN
  2. TeamB BAN
  3. TeamB PICK
  4. TeamA BAN
  5. DICIDER

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENT出場チーム

PARAVOX PGRT チーム
©PARAVOX JAPAN@PARAVOX_jp

次にPARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTの出場チームを紹介。

上記6チームで初代王者の座を争います。

こちらの記事もチェック: PARAVOX日本チーム紹介!世界大会出場を決めるのは?

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTトーナメント

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTは以下のトーナメントで行われます。REJECT、FULL SENSEは1位チームとしてシード権を持っています。

トーナメントは1度負けたら敗退のシングルエリミネーション方式です。

PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENT結果

ここからはいよいよPARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTの結果について紹介していきます。

LOUD vs Alliance

LOUDマップAlliance
9QUANTUM JUNCTION100
11WATER FRONT100
-SPACE-

FENNEL vs Alter Ego

FENNELマップAlter Ego
100LAUNCH COMPLEX19
100NEO CITY8
-SPACE-

Alliance vs FENNEL

AllianceマップFENNEL
0WATER FRONT100
6SPACE100
-NEO CITY-

REJECT vs FULL SENSE

REJECTマップFULL SENSE
100LAUNCH COMPLEX99
77NEO CITY100
26QUANTUM JUNCTION100

FENNEL vs FULL SENSE

FENNELマップFULL SENSE
64SPACE100
100NEO CITY56
75WATER FRONT100

優勝はFULL SENSE

PARAVOX PGRT 優勝
©FULL SENSE@fullsense_gg

見事PARAVOX初の世界大会PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTで優勝し、初代王者の座を勝ち取ったのはFULL SENSE。

最強スナイパーBrook

FULL SENSEで圧倒的なパフォーマンスを見せたのがSCACCIのBrook。決勝戦の1stマップはFENNELのSCACCIであるRuleが命中率30.43%と高いスコアで1380ダメージを記録。しかし、Brookは命中率こそ19.53%ながらも1860ダメージで上回り、ヘッドショットの高さ、撃つ機会を増やす立ち回りのうまさを見せました。

そして2ndマップは負けてしまったものの、命中率32.63%、1740ダメージを記録。最終マップはカウント70前後で拮抗する中、1キルからのすぐさまヘッドショットで2キル目獲得。カウントの逆転に成功。FENNELはこのプレイで勢いに乗ったBrookを止め切ることができませんでした。

oPuToのアビリティ精度

BEATDOTを使うFULL SENSEのoPuToは高いアビリティ精度、エイムでチームを優勝に導きました。REJECTとの最終マップの戦いでは1527ダメージに加えて、40のポイントを踏む、大キャリー。RAVE STRIKEによるスタンの制度が抜群。チームのフォーカスを合わせる中核として大活躍。

決勝戦の最終マップでもRAVE STRIKEからのシャットダウンで始まり、いきなり主導権を握ることに成功しました。そして最後は1vs2、負けたらリスポーン時間が長く、一気に100までカウントを進められてしまうかもしれないという状況で人数状況を覆し、優勝を決めました。

FULL SENSEは本当にフォーカス意識が素晴らしかったですね。実はoPuToはOWの元プロ。ハイスピードの勝負、回復のコントロールでその経験が生きているのかもしれませんね。

日本チームの活躍

残念ながら優勝とはなりませんでしたが、日本チームも素晴らしい活躍を見せてくれました。

日本最強スナイパーAimer

今大会、Aimerは日本最強スナイパーにふさわしい勝負強さを見せてくれました。FULL SENSEとの1stマップの対戦では第2拠点で大幅リードを奪われ、苦しい状況に。しかし、第3拠点でシャットダウンを見せると、状況が好転。

シャットダウン後、相手のリスポーンを狙ったAimerが値千金のファーストピックを獲得。アルティメットをキル判断も素晴らしく、カウント100-99の激戦を制しました。2ndマップもいきなりAimerの3キルシャットダウンから始まる最高のプレイを見せてくれましたね。

有利状況を譲らないhinatoto

決勝戦の2ndマップでは序盤からFENNELが有利状況を作り出しました。FULL SENSEも足並みそろえて見事な取返しを仕掛けてきますが、hinatotoがそれを許しません。味方がキルを取られて苦しい状況になるかと思いきや、しっかりとhinatotoがキルを回収。

回復のコントロールや相手のエースであるBrookを抑えるような動きで見事2ndマップの勝利に導きました。

まとめ

今回はPARAVOX初の国際大会PARAVOX GOLD RUSH TOURNAMENTの結果について紹介してきました。見事優勝し、賞金1億円を獲得したのは東南アジア予選を1位で通過したFULL SENSE。個々の力はもちろんのこと、フォーカスのすばらしさも見られ、世界王者にふさわしい戦いを見せてくれました。

また、日本代表として出場したREJECT、FENNELはFULL SENSEから1マップとるものの、惜しくも敗退。ただ、間違いなく世界トップクラスの実力を見せてくれたので、今後のPARAVOXの大会も非常に楽しみですね。