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Valorantに回復シールドの実装が決定。ライトアーマーとヘヴィーアーマーの中間の価格で購入することができるアーマーになっています。マーシャルとオペレーターの中間に位置するアウトローの登場もあり、戦いの幅が増えていますね。回復シールドは、今まで以上にエコラウンドや調整ラウンドで戦いやすくなると注目もされています。

そこで今回はValorantの回復シールドが発表されたValorantのパッチノート9.10について紹介していきます。回復シールド以外にも、さまざまなエージェントに調整が加えられたので、ぜひチェックしてみてください。そしてファントムにも希望が。

Valorantに回復シールドが追加

Valorant パッチ9.10
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

さっそくValorantに新たに登場した回復シールドについて見ていきましょう。基本的な情報は以下の通り。

コストはライトアーマーが400クレジット、ヘヴィーアーマーが1000クレジットとなっているので、おおよそ中間のコストになっています。ダメージ吸収量と回復量がどのような意味を持っているのでしょうか。

ダメージ吸収量はもともとのシールドの値。そして回復量はシールドが削れたあと、再びシールドが復活するシールドの量です。シールドが削られると、3秒後にシールドの回復がスタート。25のシールドを回復するのに3秒かかるので、ダメージを受けてから6秒後には完全に回復し終わるということになります。

回復量は50HP分なので、2回回復することができます。つまり、うまく利用すると計175HPを持って戦うことができるわけですね。今後は、ダメージを受けてからシールド回復を待って、再び戦うというスタイルも見られるようになるでしょう。

もう1点の注目ポイントはダメージ吸収率。従来のアーマーはダメージ吸収率が66%。シールドがダメージの66%分を負担し、残りの44%は直接HPにダメージが与えられる仕様でした。しかし、回復シールドのダメージ吸収率は100%。完全にシールドのみから削られるようになります。

回復シールドを使用するタイミングは?

回復シールドを装備した場合、基礎的な体力は125HPで、ライトアーマーを装備した時と同じになります。この状態でファントムやヴァンダルでヘッドショットを受けてしまうと、シールドを回復する前にHPがなくなり、キルされてしまうので、回復シールドの魅力を発揮することができません。

そのため、回復シールドを買うおすすめは「エコラウンド」と「調整ラウンド」、そして「1stラウンドヒーローバイ」。エコラウンドと調整ラウンドではヘッドショット以外で生き残れば、再び体力を戻して戦うことができるため、さらにワンチャンスをつかむ機会が増えるでしょう。

もし、あなたのパーティーにエイムに自信があるプレイヤーがいるのであれば、1stラウンドのヒーローバイでも強さをいかんなく発揮してくれるでしょう。ラウンド最強のプレイヤーを作り出すことで、1stラウンドを獲得、さらに2ndラウンドでのアドバンテージを獲得できます。ヘッドショット以外で生存した場合、ライトアーマー分のシールドが次のラウンドで補填され、買いなおす必要がないのも魅力の1つですね。

回復シールドはどんなエージェントと相性がいい?

回復シールドの効果を生かすためには、ダメージを受けた後、一度回復する時間を待たなければいけません。そのため、即座に戦線離脱できるエージェントと相性がいいでしょう。例えば、チェンバーやヨルは、ワンピック勝負した後に、安全な位置に戻り、仮にダメージを受けたとしても、回復シールドの効果で回復することができます。

また、回復能力を持ったエージェントとも相性がいいでしょう。セージやスカイであれば、回復シールドの回復に加え、エージェントの能力の回復もすることができるので、体力のアドバンテージをさらに獲得することができます。

Valorantパッチノート9.10情報

ここからは回復アーマー以外のValorantパッチノート9.10の情報をいくつかピックアップして紹介していきます。

ファントム強化

Valorant ファントム ソヴリン
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

ファントムではダメージ減衰の変更が行われました。

変更前0~15m15~30m30m~
156140124
胴体393531
332926
変更後0~20m20m~
156140
胴体3935
3329

ファントムのヘッドショット1発でキルできる距離が5m伸びました。これまで多くのプレイヤーが140という数字に悩まされてきたことでしょう。ついに140の呪いから解放される時が来ました。ヴァンダルに比べ、距離は短いですが、扱いやすさ等を考えれば、ファントムも十分に使用する価値があるでしょう。

これを機に、Riot Games One 2024のイベントで開催されているLaz塾でもファントム解禁の噂が立っています。

サイファー弱体化

ほかのセンチネルエージェントに比べて、守るだけでなく、キルを積極的に狙えるエージェントとして存在感を放っていたサイファー。ピック率の高さも相まって、今回のパッチ9.10で弱体化されることが発表されました。弱体化内容は「ウォールハックの可視化が完全に適用されてフェードインする前に0.5秒の指導時間を追加」です。

これまでのトラップワイヤーでは相手が引っかかった瞬間にハイライトがされていました。今回のアップデートでハイライトされるまでに0.5秒の時間がかかるようになりました。

セージ強化

サイファーに変わって、セージに強化が実装。サイファー1強からセージの採用は増えてくるのでしょうか。そんなセージの強化情報は以下になります。

オーメン弱体化

Valorant オーメン
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

サイファーがセンチネルで唯一無二の強さを誇っていた裏で、コントローラーではオーメンがほぼ必須エージェントになっていました。オーメンの魅力となっていたのはクールダウンの短い使用回数回復型のスモーク、三次元的に使用できるスモークでした。

今回は三次元的に使用できるスモークの仕様に調整が。調整によってスモークが常にプレイヤーが立つことができる地形の上まで落ちるようになりました。これはブリムストーンやクローヴのスモークと同じですね。

まだまだ常にスモークを使用し続けることができるというメリットもあり、大きくオーメンの価値が下がることはありませんが、今までより、少し使用方法の幅が狭くなるのは間違いないでしょう。

フェニックス調整

そしてフェニックスに調整が行われました。ついにカーブボールが2キル獲得で再使用可能に。調整内容は以下の通り。

カーブボールが固有アビリティに変更。無料で1つ使用することができ、250クレジットでもう1つ追加購入することができます。そして2キル獲得することで、1チャージ分が回復する仕様になりました。

まとめ

今回はValorantに回復シールドが実装されることやパッチ9.10で行われる武器・エージェントの調整を紹介してきました。今回のアップデートにより、武器やシールドのバイ選択、エージェントの構成などさまざまな変化が見られそうですね。

ただ、気がかりなのはネオンの弱体化がないこと。ここ最近猛威を振るっているネオンの明確な弱体化がないことに不満を覚える人もいるでしょう。特にサイファーの弱体化は間接的にネオンの強化につながっているとの声も大きいので、今後の調整でネオン周りがどのようになっていくのかは注目しなければいけませんね。