12月14日に行われたBLGS APAC NORTH リージョナルファイナル。10月末から4週にわたって大会が行われ、それぞれの週の結果をもとに選ばれた20チームで行われる初代BLGSの王者を決める戦いです。今回はそのBLGS APAC NORTH リージョナルファイナルの試合結果をゲームごとにお伝えします。
また今回行われるBLGS APAC NORTH リージョナルファイナルはマップローテーションが通常のALGSと異なりますので、そちらについても少し解説していこうと思います。栄えある初代王者に輝いたのは一体どのチームなのでしょうか。

出場チーム
およそ1か月半にわたって行われたBLGS APAC NORTH Qualifierを勝ち抜き、リージョナルファイナルへ駒を進めたのは以下の20チームです。
・CRAZY RACCOON
・VAG
・Team Potato
・FUNNY LOCO
・BIGハンギョドンブラザーズ2
・ICU
・RRX
・GHS Professional
・NOEZ FOXX
・VortexWolf
・FNATIC
・Meteor AG
・ENTER FORCE.36
・BAKEMON
・RIDDLE ORDER
・REJECT WINNITY
・GO恭子.久美子.瑠美子!
・Minion’s
・RED Rams
・WoW
使用マップ
使用マップはワールズエッジ、ストームポイント、E-ディストリクトを用いたスネークドラフト方式で行われます。まず、ワールズエッジからE-ディストリクトまで1試合ごとにローテーションしていきます。3試合目のE-ディストリクトが終わると、次はE-ディストリクトからワールズエッジへとマップローテーションが逆順になります。これをチャンピオンチームが決まるまで繰り返していきます。
試合結果
ここからは、それぞれの試合結果をお知らせしていきます。
第1試合 World’s Edge
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | REJECT WINNITY | 12 | 5 | 17 |
2位 | CRAZY RACCOON | 9 | 13 | 22 |
3位 | Team Potato | 7 | 8 | 15 |
4位 | BIGハンギョドンブラザーズ2 | 5 | 10 | 15 |
5位 | FUNNY LOCO | 4 | 5 | 9 |
マッチポイント形式で行われるBLGS APAC NORTH リージョナルファイナルのオープニングゲームを制したのはREJECT WINNITYです。最初に人数不利になったものの、元チームメイト擁するCRAZY RACCOONを下し、チャンピオンとなりました。やはり韓国チームはマッチポイント形式に強いということを証明してくれましたね。
第2試合 Storm Point
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | RIDDLE ORDER | 12 | 1 | 13 |
2位 | CRAZY RACCOON | 9 | 13 | 22 |
3位 | ENTER FORCE.36 | 7 | 4 | 11 |
4位 | Minion's | 5 | 5 | 10 |
5位 | BAKEMON | 4 | 4 | 8 |
日本チーム初チャンピオン獲得となったのはRIDDLE ORDERです。最後のCRAZY RACCOONとENTER FORCE.36のファイトではうみちゃんらぶち選手が確キルまで取られてしまったものの、モバイルリスポーンビーコンですぐに蘇生。そのままチャンピオンとなりました。
第3試合 E-District
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | CRAZY RACCOON | 12 | 5 | 17 |
2位 | RED Rams | 9 | 7 | 16 |
3位 | BIGハンギョドンブラザーズ2 | 7 | 4 | 11 |
4位 | BAKEMON | 5 | 10 | 15 |
5位 | NOEZ FOXX | 4 | 3 | 7 |
第1試合、第2試合と2位13キルで終わり、なかなかチャンピオンに届かなかったCRAZY RACCOONが悲願のチャンピオンとなり、最初のマッチポイント点灯チームとなりました。
第4試合 E-District
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | Meteor AG | 12 | 12 | 24 |
2位 | GO恭子.久美子.瑠美子! | 9 | 14 | 23 |
3位 | Minion's | 7 | 2 | 9 |
4位 | RIDDLE ORDER | 5 | 1 | 6 |
5位 | FUNNY LOCO | 4 | 8 | 12 |
4試合目はマッチポイントが点灯していたCRAZY RACCOONをファイトで倒し切ったMeteor AGがそのままチャンピオンとなりました。最後のファイトではエバックタワーを上手に使い、人数不利状況からチャンピオンをもぎ取りました!
第5試合 Storm Point
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | FUNNY LOCO | 12 | 5 | 17 |
2位 | GHS Professional | 9 | 7 | 16 |
3位 | Meteor AG | 7 | 5 | 12 |
4位 | RIDDLE ORDER | 5 | 4 | 9 |
5位 | Team Potato | 4 | 3 | 7 |
先ほどチャンピオンを獲得したMeteor AGが3位5キルを獲得し、この試合でマッチポイントに到達しました。
第6試合 World’s Edge
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | FNATIC | 12 | 13 | 25 |
2位 | Minion's | 9 | 3 | 12 |
3位 | REJECT WINNITY | 7 | 3 | 10 |
4位 | FUNNY LOCO | 5 | 4 | 9 |
5位 | Meteor AG | 4 | 7 | 11 |
6試合目は終盤FNATICとMinion’s、REJECT WINNITYの三つ巴の戦いとなりました。そんな中、FNATICが見事に盤面コントロールをし、カタリストのウルトであるフェロバリケードを食らいつつもREJECT WINNITY 、Minion’sを続々と倒し、チャンピオンとなります。
この試合で4位4キルとなったFUNNY LOCOは獲得ポイント51ポイントとなり、3チーム目のマッチポイント点灯となりました。
第7試合 World’s Edge
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | RRX | 12 | 15 | 27 |
2位 | RIDDLE ORDER | 9 | 6 | 15 |
3位 | REJECT WINNITY | 7 | 4 | 11 |
4位 | FNATIC | 5 | 6 | 11 |
5位 | WoW | 4 | 2 | 6 |
コースティック、ジブラルタル、バンガロールという今の環境では異色のピックをしていたRRXがキャラのスキル・ウルトを活かし、15キルチャンピオン!2位には先ほどのチャンピオンチームであるFNATICを倒したRIDDLE ORDERが入ります。この第7試合目で新たにFNATIC、RIDDLE ORDER、REJECT WINNITYの3チームがマッチポイント点灯となりました。
第8試合 Storm Point
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | ENTER FORCE.36 | 12 | 19 | 31 |
2位 | FUNNY LOCO | 9 | 1 | 10 |
3位 | BAKEMON | 7 | 3 | 10 |
4位 | Team Potato | 5 | 0 | 5 |
5位 | FNATIC | 4 | 4 | 8 |
序盤からハイド合戦となった第8試合。ENTER FORCE.36 がICUを待ち構え、3キルを獲得。CRAZY RACCOON、RIDDLE ORDER、REJECT WINNITYと続々とマッチポイント点灯チームが倒され、残り8チームの段階で、マッチポイント点灯チームはFNATICとFUNNY LOCOの2チームとなりました。そのFNATICは最終円の真ん中を最初に取りましたが、そこを複数のチームから狙われ、5位となります。最後はENTER FORCE.36がFUNNY LOCOを下し、19キルチャンピオンとなりました。7試合目終了時点で16位だったところから一気に31ポイントを稼ぎ、マッチポイント点灯となりました。他にも3位を獲得したBAKEMONもマッチポイント到達となりました。
第9試合 E-District
順位 | チーム名 | 順位ポイント | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | CRAZY RACCOON | 12 | 15 | 27 |
2位 | FNATIC | 9 | 5 | 14 |
3位 | BIGハンギョドンブラザーズ2 | 7 | 8 | 15 |
4位 | VAG | 5 | 2 | 7 |
5位 | BAKEMON | 4 | 1 | 5 |
最速でマッチポイントを点灯していたCRAZY RACCOONがFNATICとのファイトを制し、チャンピオンを獲得!初代BLGSのチャンピオンとなりました!さすが世界王者ですね!
総合結果
総合結果はご覧の通りです。
順位 | チーム名 | キルポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|
1位 | CRAZY RACCOON | 61 | 109 |
2位 | Meteor AG | 46 | 82 |
3位 | FNATIC | 42 | 77 |
4位 | FUNNY LOCO | 24 | 61 |
5位 | BAKEMON | 34 | 61 |
6位 | RIDDLE ORDER | 20 | 59 |
7位 | REJECT WINNITY | 26 | 56 |
8位 | BIGハンギョドンブラザーズ2 | 29 | 56 |
9位 | ENTER FORCE.36 | 31 | 55 |
10位 | RRX | 34 | 53 |
11位 | GO恭子.久美子.瑠美子! | 27 | 46 |
12位 | RED Rams | 24 | 43 |
13位 | NOEZ FOXX | 24 | 42 |
14位 | GHS Professional | 17 | 38 |
15位 | Team Potato | 15 | 38 |
16位 | Minion's | 15 | 38 |
17位 | WoW | 15 | 28 |
18位 | VAG | 11 | 28 |
19位 | ICU | 22 | 27 |
20位 | VortexWolf | 3 | 9 |

@crazyraccoon406
優勝はもちろんCRAZY RACCOONです。2位は、CRAZY RACCOONに続きマッチポイント点灯となったMeteor AGが入りました。ジブラルタル、ニューキャッスルを多くのチームがピックしている中、ホライゾンを採用。厳しい場面でも、チームの連携力やファイト力で、不利な状況を返し続けたのが功を奏した形となります。3位には後半に怒涛の追い上げを見せたFNATICとなりました。
まとめ
今回は、初開催となったBLGSリージョナルファイナルの試合結果をまとめてご紹介しました。3試合目にマッチポイント点灯となったCRAZY RACCOONが、9試合目でチャンピオンを獲得し、優勝という結果で幕を閉じました。年が明けると、いよいよALGS Year4 CHAMPIONSHIPが開催されます!今回のBLGS APAC NORTHの上位3チームは、全てALGS Year4 CHAMPIONSHIPへ参戦します。初の日本開催となるALGSの世界大会でAPAC NORTHチームがどんな活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみです。