VALORANTのKAY/O(ケイオー)は、バランス力に優れたエージェントです。索敵アビリティ・フラッシュ・グレネードを有しており、できることの幅が広いのが魅力的です。
この記事では、VALORANTのKAY/O(ケイオー)の使い方を解説していきます。コンペティティブで気を付けたいケイオーの弱い点も紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
KAY/O(ケイオー)の基本情報
VALORANTのケイオーは、索敵やフラッシュなどで味方へのサポートを行うイニシエーターに分類されています。ナイフを放出するゼロ/ポイントで敵の情報を取れたり、フラッシュ/ドライブで敵の視界を奪えるのはもちろん、グレネードのフラグ/メントで解除遅延や進行止めも行えます。
また、相手のアビリティを抑制するヌル/コマンドも非常に強力です。自身の射撃や構え、リロード速度が上昇するため、キルもしやすくなります。
さまざまなタイプのアビリティを有している分、状況判断力に自信がある方におすすめのエージェントです。ただし、ソーヴァやスカイなどと比較すると索敵能力に劣るのが弱いポイントといえます。
KAY/O(ケイオー)のアビリティ
VALORANTのケイオーのアビリティ効果をそれぞれ解説していきます。正しく効果を把握して、コンペティティブで迷わず使用できるようにしましょう。
フラグ/メント

価格 | 200 |
所持数 | 1個 |
ダメージ | 最大60×4回 |
設定したキー入力でグレネードを構えて左クリックで投擲、右クリックで下手投げをします。地面に触れると壁を貫通する衝撃波が4度展開。加えて、球状に広がるため、上下にも当たり判定があります。
フラグ/メントは、スパイクの解除遅延や進行止めに効果的です。衝撃波が4度展開されるため、その間時間を稼げます。
ただし、ダメージは1回あたり最大60と即ダウンさせられるモノではありません。ダメージを受けながら解除を進めていたり、ピークしてきたりする可能性は考慮しておきましょう。
フラッシュ/ドライブ

価格 | 250 |
所持数 | 2個 |
フラッシュ発動までの時間 | 左クリック時:約2秒 右クリック時:約1秒 |
設定したキー入力でフラッシュ構えて左クリックで投擲、右クリックで下手投げをします。左クリックの場合は約2秒、右クリックの場合は約1秒で発動します。
フラッシュ/ドライブは、こちらからピークしたいときに効果的です。避けられなければ一方的に射撃できるのに加えて、避けられても一度視点を動かせる分、優位な撃ち合いを行いやすくなります。
ゼロ/ポイント

価格 | 無料 |
所持数 | 1個 |
クールタイム | 40秒 |
設定したキー入力でナイフを構えて左クリックで投擲します。ナイフは壁や障害物に当たり次第爆発して、範囲内の敵をアビリティ・アルティメットが使えない「抑制状態」にします。ジェットやレイズなどの強力なアルティメットも止めることが可能です。ただし、すでに発動しているスモークは焚かれたままとなります。
また、抑制状態になった敵は、味方の画面にも表示されます。索敵としても重宝するため、クールタイムを意識しながら使用することが大切です。
ただし、ゼロ/ポイントは、射撃で比較的カンタンに破壊されてしまうのが弱い点として挙げられます。壁を貫通して判定があるため、壁越しに索敵することを意識してみましょう。
ヌル/コマンド

アルティメットポイント | 8 |
効果時間 | 約12秒間(ダウン後は約15秒間) |
設定したキー入力で素早くヌル/コマンドは発動します。ケイオーを中心とした広範囲にエネルギーパルスを展開して、範囲内の敵に抑制状態を付与させることが可能です。ラッシュやリテイクを仕掛けたり、フェイクに使ったりする際にウルトひとつで優位な状況を生み出せます。
また、ヌル/コマンド発動中にキルされても、ダウン状態で生存可能です。ダウン状態は約15秒間で体力850が付与されるため、倒されにくいのが魅力。ダウン中であれば味方から復活させてもらえます。
自身の射撃や構え、リロード速度が上昇するのもポイント。キルを狙いやすくなるため、積極的に撃ち合いましょう。
KAY/O(ケイオー)の使い方
VALORANTのケイオーの基本的な使い方を3つ紹介します。
- フラッシュ/ドライブで味方をサポートする
- アビリティで敵の侵攻を抑制する
- ナイフで敵の配置を把握する
フラッシュ/ドライブで味方をサポートする
ケイオーはフラッシュ/ドライブで味方をサポートするのが強い使い方として挙げられます。敵の視界を奪ったり、視点を動かしたりできる分、味方が優位な撃ち合いを行うことが可能です。
加えて、マップごとに強力な定点を覚えておけば、より安定して撃ち合いの勝率を高められます。余裕があればチェックしておきましょう。
また、ケイオーのフラッシュ/ドライブは、オペレーター対策にも効果的です。敵のマネー状況を確認してオペレーターを購入できるなら、自分たちがピークするタイミングで積極的に使用していきましょう。
アビリティで敵の進行を抑制する

アビリティ敵の侵攻を抑制するのもケイオーの使い方のひとつです。ゼロ/ポイントで抑制状態にさせたり、進みたい場所にフラグ/メントを入れたりすれば敵は思うように進行できません。
例えば、抑制状態にすればエントリー時に必要なスモークやリコンなどを発動できないため、味方が寄る時間を稼げます。ほかにも、敵のソーヴァがリコンを打ったあとにフラグ/メントを入れれば、エントリーしたデュエリストと後続を分断可能です。
「敵が進行したいタイミングをアビリティで止める」という意識をもってプレイしましょう。
ゼロ/ポイントで敵の配置を把握する
ケイオーのゼロ/ポイントは、抑制状態にした敵が画面に表示されるため、敵の配置を把握できます。敵の配置が手薄い方に進行したほうが当然勝率も高まるため、情報を取得できるナイフを効果的に使用しましょう。
また、サイファーやキルジョイなどのセンチネルを抑制できた場合は、そのままエントリーするのもおすすめです。基本的にサイトを1人で守っているケースが多いため、一方的にサイト内を制圧できる可能性が高いです。
KAY/O(ケイオー)で勝率を高めるコツ
VALORANTのケイオーで勝率を高めるコツは3つあります。これらを意識しながらプレイすれば大きく勝率を向上させることが可能です。
- アルティメットで安易にラッシュしない
- 体で情報を取りに行く
- ナイフのクールタイムを意識する
アルティメットで安易にラッシュしない
ケイオーのアルティメット「ヌル/コマンド」で安易にラッシュしないようにしましょう。ある程度ランクが上がってくればリテイクにされている、ショットガンで待たれているなど対策をされてしまいます。
また、たとえ無事にエントリーできたとしても、相手にアビリティを使わせてない分、エリアを広くとれていないと不利状況です。リテイクされる際にアビリティが嵐のように入ってきてしまいます。
もちろん状況によってはラッシュが刺さるシーンもあるため、相手にあわせて臨機応変に使用しましょう。
体で情報を取りに行く
相手の情報が不足している場合は、フラッシュ/ドライブを使用して体で情報を取りに行きましょう。ゼロ/ポイントで索敵はできるものの、1度使用したあとは40秒クールタイムが必要で索敵が行えない時間があります。その間情報がないのは完全に受け身となってしまい不利状況です。
一人でピークするとトレードできないため、情報を取りたい場合はできるだけ味方とあわせてピークしましょう。
ゼロ/ポイントのクールタイムを意識する
ケイオーを使用する際には、ゼロ/ポイントのクールタイムを意識しましょう。ゼロ/ポイントはケイオーが唯一持つ索敵アビリティのため、計画性なく使用してしまうと、必要なときに情報を得られません。
1度使用してしまうと再チャージまで40秒必要です。1ラウンドの時間は100秒であることを踏まえながら計画的に使用してみてください。
KAY/O(ケイオー)が弱いといわれるのはなぜ?
Valorantのケイオーが弱いといわれるのは、コンペティティブで1イニシエーター構成で使用されているケースが多いです。ケイオーは索敵アビリティがゼロ/ポイントしかないため、敵の情報を取る際にはどうしても体で当たる必要があります。
しかし、コンペティティブでは、野良とコミュニケーションをとるのが難しいため、ソロデスしてしまったり、味方も情報が欲しくてピークが多くなったりする分、歯車が狂いやすいです。
ケイオーをピックしたい場合には、2イニシエーター構成を使用するのがおすすめです。
KAY/O(ケイオー)を使いやすいマップ
VALORANTのケイオーは、汎用性の高いアビリティ構成で、比較的どのマップでも使いやすいです。そのなかでもケイオーをピックしたいマップをまとめてみたので参考にしてみてください。
- アセント
- ブリーズ
- パール
まとめ
この記事では、VALORANTのKAY/O(ケイオー)の使い方を解説してきました。VALORANTのケイオーは、索敵アビリティ・フラッシュ・グレネードを有しており、バランスに優れたエージェントです。どのアビリティをいつ使うかという状況判断力に自信がある方におすすめです。
ただし、ケイオーは、索敵アビリティがゼロ/ポイントしかありません。コンペティティブで使用したい際には、2イニシエーター構成でないと索敵に苦労してしまうのが弱い点です。索敵能力に長けたイニシエーターとあわせてピックするようにしましょう。