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FF14のパッチ6.4が2023年5月23日に開始されました。パッチ6.4ではメインストーリーの続きや、新たなレイドダンジョン「万魔殿パンデモニウム:天獄編」、新たな討伐・討滅戦 「ゴルベーザ討滅戦」をはじめとする新コンテンツが多数実装されています。特に、「万魔殿パンデモニウム:天獄編」は高難易度コンテンツである「零式」が実装され、最強装備を求めるプレイヤーが攻略に挑戦しています。その際に、レイド攻略が盛んなDCに向かうプレイヤーが増え、人口集中が理由で様々な問題が起きています。

この記事では、FF14のDCトラベル、DC再編とはなにか、パッチ6.4でのMANAデータセンターへの人口集中の問題、対策などをお届けしていきます。

ff14_DCトラベル_パッチ6.4
© 2010 – 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights

FF14のDCトラベルとは?やり方やDC再編について

FF14のDCトラベルとは、日本データセンター内であればどの論理データセンター(Elemental、Gaia、Mana、Meteor)にでも遊びにいくことができるという機能です。DCトラベルのやり方は簡単で、ログイン時にキャラクター選択画面で右クリック(□ボタン)をし、「他のデータセンターへ遊びに行く」という項目で行きたいDCを選ぶだけです。2022年7月にDCトラベルが実装される前までは論理データセンター内でしか行き来出来なかったのですが、データセンターの垣根を越えて今まで会うことができなかった他のデータセンターのプレイヤーと遊ぶことができるようになるという画期的な機能です。

このDCトラベルの実装の際、日本データセンターは3つから4つに増え、新DCのMeteorが誕生。既存の日本DCであるElemental、Gaia、Manaより選ばれたサーバーがMeteorに含まれ、データセンターをリグループするというDC再編が行われました。DC再編時、移行期間が定められ、ホームワールド変更無料やハウスの金額を補償されるなど対処はあったものの、ハウス所持者やFCに所属しているプレイヤーたちは簡単には移動できず、一時物議を醸しておりました。

【FF14】レイド攻略のため、MANAへの人口集中が加速

DC再編とDCトラベルが実装後、「Meteorサーバーが過疎化しており、PT募集が少ない」等といった報告がポツポツとあったものの、そこまで問題となることなく稼働していました。しかし、パッチ6.4「玉座の咎人」にて新たな高難易度コンテンツ「パンデモニウム天獄編零式」が実装後、レイド攻略のためにMANAにDCトラベルするプレイヤーが続出。人口が集中し、DCトラベル機能が大混雑するという事態に陥っています。

MANAは昔から、レイドに特化したデータセンターと認識されており、レイド攻略に関するPT募集が他のデータセンターに比べて多く、比較的スムーズに高難易度のPT募集を行うことができます。PT募集の数が多ければ多いほど、自分自身に適した募集内容のPTを見つけやすいということもあり、レイド攻略が盛んなサーバーに人口が集中するのは仕方がありません。レイド攻略が盛んではないデータセンターでは、一緒に攻略するプレイヤーを探すだけでも時間がかかってしまうので、それを避けたいプレイヤーはMANAにいってレイドを攻略しようと考えるのは当然の流れでしょう。

FF14のレイドに挑戦したい方はまずはメインストーリーを完遂し、戦闘ジョブのレベルをカンストさせなければなりません。レベル上げについて知りたい方は「【FF14】レベル上げ方法!戦闘職、ギャザラー、クラフター別に解説」の記事も合わせてご覧ください。

ff14_DCトラベル_パッチ6.4
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【FF14】DCトラベルの影響でサーバー移動できないプレイヤーが続出

上記の理由から、パッチ6.4以降からMANAにDCトラベルするプレイヤーが急増したことで、MANAのサーバーに負荷がかかり、MANAのプレイヤーからログイン待ちに異常に時間がかかったりMANAに帰ることができないという報告が多数挙がっています。ログインに時間がかかるだけでなく、人が増えすぎたせいで違うDCにトラベルしたMANAのプレイヤーが自分のホームワールドに移動する申請ができなくなってしまうという事態に。ホームワールドでないとリテイナー管理などの行動が制限されてしまうということもあり、不便な状況が続きました。FCチャットや自分の無人島に行くなどもできなくなってしまいます。もし無人島について詳しく知りたいという方は「FF14の無人島とは?序盤の進め方とおすすめ動物組み合わせ」の記事も合わせてご覧ください。

異例の事態ということで、6月2日に公式からもアナウンスが発せられました。更に、6月6日にはキャラクター選択のサブメニューに「ホームワールドに戻る」という機能が追加され、混雑時でもホームワールドにのみ移動が申請できるように急遽変更がなされるパッチが導入されています。この変更はいずれ必要になると想定し、開発を進めていた機能とのことで今回の事態を見て急遽検証をし実装をしたものだそうです。パッチ6.4におけるプレイヤーのDCトラベルを利用したレイド攻略は運営にとって想定以上のものだったようです。

【FF14】DCトラベルできない時の対策は?

6月6日のパッチによってホームワールドに帰れなくなってしまったプレイヤーは「ホームワールドに戻る」を選択することで帰ることができるようになりました。DCトラベルは、ホームワールドでないDCに負荷がかかっている際は移動の申請ができないようになっているため、行きたいDCに申請ができない場合は基本的には諦めるしかありません。特に夜20時~0時辺りのゴールデンタイムはプレイヤーが多いため、申請できないことが多くなっています。

どうしても違うDCに行きたいという場合はゴールデンタイムを避け、人が少ない時間帯を狙いましょう。平日昼間は比較的プレイヤーが少ないため、人が少ない時間を狙ってDCトラベルを事前にしておくという手もあります。固定PTや友人との約束がある場合は早めに移動しておきましょう。「パンデモニウム天獄編零式」の攻略が落ち着くまでは暫くDCトラベル関連は早めの行動を心がけるしかないようです。

まとめ

この記事では、FF14のDCトラベル、DC再編とはなにか、パッチ6.4でのMANAデータセンターへの人口集中の問題、運営の対処などをお届けしました。FF14はプレイヤー人口が年々増加し、世界中で人気の高いMMORPGです。人口増加に伴ってDCの再編を行い、多くのプレイヤーが楽しめるようにとDCトラベルを実装したりと様々な対策と試みを行ってくれています。しかし、その影響で今回は1つのDCにプレイヤーが集中してしまい、ホームワールドに帰れなくなったり、長い時間のログイン待ちが発生したりという問題が起きてしまいました。

プレイヤー人口が多く、人気の高いゲームであるが故に、こうした問題が起きやすいのは仕方のないことです。現状を踏まえて更になにか対策を行ってくれると思われるので、今は人が少ない時間にDCトラベルをしたり、DCトラベルをせずに済む方法を考えるなど工夫をしながら、パッチ6.4を楽しみましょう。