カウンターストライク2の初心者でまず何から始めたらいいのかわからないという人も多いと思います。CS:GOの新作としてリリースされたカウンターストライク2ですが、日本でValorantが流行ったこともあり、Valorantからカウンターストライク2に挑戦しようと思っている人もいるでしょう。
そこで今回はカウンターストライク2初心者必見のゲームの仕様、マネーシステムやセオリーなどを紹介。Valorantからカウンターストライク2にチャレンジする人向けにValorantとの違いを絡めながら紹介するのでぜひチェックしてみてください。
カウンターストライク2初心者向け基本ルール
カウンターストライク2とは世界でも大人気のeスポーツタイトル「CS:GO」の最新作です。Valorantと同様に攻撃側と防衛側に分かれて5vs5で戦う爆破ゲーム。カウンターストライク2では攻撃側を「テロリスト側」、防衛側を「特殊部隊側」と呼びますね。
テロリスト側は敵を全員制限時間以内に倒すか、もしくは目標地点に爆弾を設置し、起動させることで勝利となります。一方で防衛側は敵を全員制限時間以内に倒すか、制限時間以内に爆弾を設置されない、設置された爆弾を開場することで勝利となります。ここはValorantと同じで分かりやすいですね。
攻守は15ラウンドで交代となり、先に16ラウンド獲得したチームの勝利となります。
カウンターストライク2のマネーシステム
カウンターストライク2の初心者であればラウンドごとにいったい何を購入すればいいのかわからないという人も多いと思います。そこでまずはカウンターストライク2のマネーシステムについて紹介。
カウンターストライク2初心者向け基本マネーシステム
カウンターストライク2では武器、アーマー、投げもの、防衛側は解除キットをラウンドごとに購入することができます。1stラウンドで所持しているは800ドル。ラウンドが進むごとにお金を手に入れることができます。ラウンドごとに獲得できるマネーの量はおおよそ次のようになります。
- 勝利側:3250ドル
- 敗北側:1400ドル
ただ、ピストルラウンドのみは敗北側にも1900ドルはいるようになっているので要チェック。さらにValorantと同様に連敗ボーナスもあります。カウンターストライク2では「ロスボーナス」と呼ばれていますね。
- 1敗目:1400ドル
- ピストルラウンド敗北:1900ドル
- 2連敗目:2400ドル
- 3連敗目:2900ドル
- 4連敗目:3400ドル
連続で負けるごとに500ドルずつ増えていく仕組みに。また、勝利したとしてもボーナスは継続。1勝するごとに2段階前のボーナスになります。つまり、4連敗後に1勝して再び敗北すると2400ドル獲得、4連敗後に2連勝してその後敗北するとデフォルトの1400ドルがもらえるようになります。ロスボーナスについてはTabキーを押すと中央右側に表示されているので確認してみてください。
カウンターストライク2の細かいマネーシステム
先ほどラウンドごとに獲得できるマネーの量をおおよそ勝利側は3250ドル、敗北側は1400ドルと紹介しましたが、これは基本的にもらえるマネー量でラウンドの行動によってもらえるマネーの量が増加する場合があります。
- 敵を全滅:3250ドル
- 爆弾設置+爆破or解除:3500ドル
- 爆弾設置者orキッドでの解除者:300ドル
爆弾設置爆破or解除で勝利した場合3250ドルではなく、3500ドルもらうことができます。さらに爆弾の設置者or解除者には+300ドル与えられます。さらに攻撃側には「爆弾を設置したけど解除された」という負け方があります。その場合は敗北側の1400ドルに加えて設置ボーナスで+800ドル獲得することができます。
また、攻撃側は制限時間内に設置できずに敗北し、なおかつ生存してしまった場合はそのプレイヤーはマネーをもらうことができないので要注意です。このほかにもキルよにってマネーがもらえ、さらには使用した武器によってもらえるマネーの量が変わりますが交戦距離が短い武器でキルしたほうがマネーが増える程度の認識で十分です。
カウンターストライク2初心者必見武器バイ
カウンターストライク2のマネーシステムがわかったところでいよいよカウンターストライク2の初心者が迷う武器バイについて紹介していきます。
ラウンドの種類 | 特徴 | おすすめバイ方法 |
---|---|---|
ピストル(ファースト)ラウンド | 1ラウンド目と13ラウンド目 | なるべくマネーを使い切る。650ドルのアーマーがおすすめ |
エコラウンド | マネーを節約して次のラウンドに準備 | 次のラウンドでフルバイができるように調整。初心者で分からなければ全く買わないフルエコでもOK |
フルバイ | しっかりと強い装備で戦う | 武器+アーマー+投げもの(+防衛側解除キッド)を購入 |
調整バイ | 次のフルバイに備えながらエコラウンドよりもバイ | おおよそ2000ドル残るように武器などを購入 |
フォースバイ | マネーがなくても無理やり最大限購入する | 武器セーブした味方と購入タイミングを合わせる、ラウンドに後がない時に武器を購入 |
ヒーローバイ | 基本はエコラウンド。1人だけが強い武器を購入 | 例外中の例外なので気にしなくてもOK |
ピストルラウンドは敗北したとしても通常の敗北よりも多くマネーが入ってくるので、よりラウンドの勝利に近づくためにマネーを使い切ってしまうことがおすすめです。フルバイラウンドは攻撃側はおよそ4900ドル、防衛側はおよそ5700ドル使用するということを押さえておきましょう。フルバイラウンドだけど投げものなどを節約することを考えれば前のラウンドで2000ドルあればOKです。
カウンターストライク2初心者必見ストッピング技術
カウンターストライク2はゲームの性質上、「ストッピング」を行わなければまっすぐ弾を撃つことができません。しかし、Valorantからカウンターストライク2に挑戦したカウンターストライク2初心者の中には「ストッピングしてるのにまっすぐ弾が飛んでいない気がする」と思ったプレイヤーもいるのではないでしょうか。
まさにその通りです。Valorantと同じ感覚でストッピングを行うとカウンターストライク2ではストッピングができません。Valorantのストッピング方法は以下の2つ。
- 離しストッピング:完全にキーボードから指を離してストッピングする方法
- 逆キーストッピング:AとDを両方押し込み、ストッピングする方法
カウンターストライクではこの上記のストッピングを足し合わせたようなストッピングをしなければいけません。具体的には以下の手順でストッピングを行います。基本的には左右に移動していると思うので左右の動きをイメージしています。
- ADで左右に移動
- ADの移動に使っているキーから指を離す
- 移動に使っていたキーと逆のキーを押し込む
キーから指を離して減速、逆キーを押すことでブレーキをかけるイメージです。Valorantのようなストッピングを行うと1歩分ストッピングが遅れてしまいます。
カウンターストライク2とValorantの違いまとめ
次にValorantから移行してきたカウンターストライク2初心者のためにそれぞれのゲームの違いをまとめて紹介します。
Valorant | カウンターストライク2 | |
---|---|---|
スキル | エージェントごとに違う | なし |
エージェント | ロールも異なる | なし |
ストッピング | 離しストッピング可能 | 逆キーストッピングが必須 |
マネー | 次のラウンドのマネーが表示される | 次のラウンドマネーが表示されない |
銃の反動 | 大きい | 小さい |
ラウンド数 | 13ラウンド先取 | 16ラウンド先取 |
Valorantもリコイル制御が難しいゲームですが、カウンターストライク2はさらにリコイル制御が難しいゲームになっています。
また、カウンターストライク2ではスキルがない代わりにスモークグレネードやフラッシュバン、モロトフなどの投げものをマネーで購入してうまく使う必要があります。投げものの軌道は慣れるまでは難しく、練習する必要があります。
その他にも防衛側には解除キットが用意されており、通常の解除では10秒かかるところ、解除キットを使用すれば半分の5秒で爆弾の解除をすることができます。
カウンターストライク2初心者おすすめ設定
最後にカウンターストライク2初心者だけでなくすべてのプレイヤーにおすすめしたい設定を紹介。
ビデオ設定
Refresh Rate | 使用しているモニターの最大リフレッシュレート |
---|---|
Boost Player Contrast | ENABLED |
垂直同期 | 無効 |
グローバルシャドウクオリティ | 高 |
モデル/テクスチャの詳細 | 低 |
テクスチャフィルタリングモード | バイリニアor異方性8× |
グローバルシャドウクオリティを高にしておくと遠くからでも敵の影を見ることができ、どこに敵が潜んでいるか視認できるようになります。
ゲーム設定
最大許容範囲PING | 30程度 |
---|---|
許容できる最大のゲームトラフィック帯域幅 | 制限なし |
コミュニティの通知場所 | 右上 |
開発者コンソールを有効にする | はい |
チームのポジションをHUDに表示 | 場所と装備を表示 |
Player Pings | DISPLAY AND PLAY SOUND |
発砲後のスナイパーライフルの照準解除を遅らせる | いいえ |
インベントリを常に表示 | はい |
スコアボードでの形を切り替え | はい |
Rader/Tabletはマップのサイズに関する項目で基本的にはお好みですが、「レーダーHUDサイズ」を大きめに、「レーダーマップズーム」を小さめに設定しておくとマップ全体を見ることができるようになります。
クロスヘア設定
クロスヘアの設定は基本的にはお好みです。「Friendly Fire Reticle Warnig」は味方にエイムを合わせた時に×マークが表示されるかどうかの設定です。「リコイルに追従」は武器の反動に応じてクロスヘアが動くようになるのでValorantで慣れているカウンターストライク2初心者は「いいえ」がおすすめ。
また、「Deployed Weapon Gap」は使用する武器の精度によってクロスヘアの大きさが変わる、「照準のスタイル」は「クラシック 静的」にしておくと撃った際にクロスヘアが開く射撃エラーがなくなるのでおすすめです。
キーバインド設定
キーバインド設定は完全にお好みなので自分の遊びやすいキーバインド設定を見つけてみてください。
カウンターストライク2初心者おすすめ練習方法
カウンターストライク2は初心者にとっては投げものの軌道に慣れるまで大変。そこでカウンターストライク2初心者にぜひおすすめしたい練習方法があります。
それは通常の練習モード、対戦に行く際に左側に表示されるオプションにすべてチェックを入れる方法です。初期設定ではすべてチェックが外れていると思うので確認してみてください。これを行うと投げものを投げた際に画面左下に投げものがどのように飛んで行ったのかの画面が表示されるようになっています。
まとめ
今回はカウンターストライク2初心者向けにマネーシステムなどのゲームの基本情報やValorantとの違い、おすすめ設定について紹介してきました。Valorantと違いエージェントに違いがない、固有のスキルがない分単純なゲームかと思いきや奥の深いゲームだということがわかりましたね。
特にストッピングは違いに気が付かずに1歩分損しているカウンターストライク2初心者も多くいるので絶対に覚えておきましょう。今回紹介したマネーシステムやおすすめ設置を参考にぜひカウンターストライク2を始めて楽しんでみてください。