LoL Worldsの曲と聞いてピンと来る人もいれば来ない人もいるかと思います。LoL Worldsでは2014年から毎年公式のテーマソングがあります。ファンの中には今年は一体どんな楽曲が公式テーマソングになるのかと楽しみにしている人もいます。同じRiot GamesのValorantの大会でも国際大会のグランドファイナル前はミュージックライブが行われたりすることがありますね。
LoL Wrolds 2024開幕が近くなった今、過去の全LoL Worldsの曲を振り返っていきましょう。もちろん2024年のテーマソングについても紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

2014年-Warriors(ft.Imagine Dragons)
記念すべき最初のLoL Worldsの公式テーマソングに選ばれたのは人気バンド・Imagine Dragonsの「Warriors」でした。2014年はまだeスポーツが知名度としてはそこまで高くなかったのにもかかわらず、Imagine Dragonsはゲーマー界隈、バンド界隈とで絶大な知名度・人気を誇っていました。当時は他のアーティストには見られなかったゲーマーとほかのポップカルチャーの交わりを持っているということで間違いなく当時最適のアーティストだったといえるでしょう。
LoL Worldsの公式テーマソングにはミュージックビデオも制作されます。Warriorsのミュージックビデオでは自宅でのプレイから世界の舞台でプレイするまでの旅路が描かれています。初めの公式テーマソング、ミュージックビデオということもあり、LoLコミュニティでは大きな反響を起こしましたね。
2015年-Worlds Collide(ft.Nicki Taylor)
先ほどのWarriorsの紹介でLoL Worldsの曲にはミュージックビデオも作られていると紹介しました。しかし2014年の公式テーマソングとなったWorlds CollideではほかのLoL Worldsの曲と違いちゃんとしたアニメーションビデオがありませんでした。このLoL Worldsの曲のビデオは赤い水晶が浮遊し、その中に様々なランドマークが映り込むというものでした。
かっこいい・かわいいアニメーションビデオを期待していた多くのファンからは批判を受けることになりました。しかし、Worlds Collideのベースと女性ボーカルをミックスしたものはRiot Gamesが2018年に発表したバーチャルポップグループ「K/DA」のようなRiot Gamesのほかのプロジェクトにとって重要な基盤となりました。
「K/DA」はゲーム内キャラクターであるアーリ、アカリ、イブリン、カイ=サの4人によるアイドルグループです。K/DAの代表曲である「POP/STAR」は2023年9月現在で5.6億回再生されるだ人気楽曲に。気になったという人はぜひチェックしてみてください。
2016年-Ignite(ft.Zedd)
2016年のLoL Worldsの曲になったIgniteはZeddによる楽曲。ZeddはRiot Gamesとパートナーシップ契約を結び、Valorantでもいくつかのプロジェクトに取り組んでいます。IgniteはLoL Worldsの曲の中でもシンプルな歌詞が特徴の覚えやすく一緒に歌いやすい楽曲になっています。
また、ミュージックビデオはゲーム内のキャラクターの戦闘シーンをゲーマーと強くリンクした内容になっています。
2017年-Legends Never Die(ft.Against The Current)
Legends Never DieはLoL Worldsの曲の中でももっとも有名といっても過言ではない楽曲です。LoL Worldsを見続けてきたファンにはもちろんのこと、Leagu of Legendsを普段見ていないeスポーツファンにも人気のある楽曲になっています。
個の楽曲ではゲームキャラクターがスパーリングをしたり、トレーニングをしたり、キャラクターのバックストーリーに合わせた様々な探検をする様子が紹介されています。そんなミュージックビデオに登場するのはAshe、Lee Sin、Garenの3人。ほかの楽曲に比べてプレイヤーへの注目はしていないものの、曲と映像の組み合わせが群を抜いて素晴らしいものになっているのでぜひチェックしてみてください。
2018年-RISE(ft.The Glitch Mob, and The Word Alive)
RISEはAmbitionがLoL Worldsで優勝するまでの道のりを描いたLoL Worldsの曲です。Perkzとのトウモロコシ畑での戦い、Uziとの火山での戦い、Fakerとの氷河での戦いなどLoL競技シーンを象徴するようなシーンが満載。そして最後にはLoL Worldsの歴史にAmbitionのチームロゴと遺産が刻まれ、挑戦者に出会っていくという内容になっています。
Ambitionは2011年にミッドレーナーとしてLoL競技シーンにデビューしたプレイヤー。2016年にはLoL Worldsで準優勝、そして2017年には優勝を果たしています。LCKで通算1000キルを達成した7人目のプレイヤーとしても知られていますね。
すでに引退してしまったプレイヤーではありますが、優勝するまで一貫したプレイを行い、多くのファンを魅了してきました。引退の際には多くのファンが悲しみましたが、彼の素晴らしいプレイの数々をこのミュージックビデオとともに思い出し、忘れることはないでしょう。
2019年-Phoenix(ft.Cailin Russo and Chrissy Costanza)
Phoenixは以前のLoL Worldsの曲(2017年)で既にコラボしていたアーティストが起用された初めての楽曲になっています。当時は制作上の問題でリリースが延期され、実際にリリースされたのはPlay-in Stageの数週間後だったなんてこともありましたね。
ミュージックビデオではアニメーションとプロリーグの選手をフィーチャーしたものになっています。登場するのはFaker、Caps、Rookieの3人です。選手とチャンピオン、そしてアニメーション技術の組み合わせが素晴らしいものになっているのでぜひチェックしてみてください。
2020年-Take Over(ft.Jeremy McKinnon,(A Day To Remember), MAX, Henry)
Take OverはLoL最強プレイヤーであるFakerから直接指導を受ける若いプレイヤーを描いたLoL worldsの曲になります。ミュージックビデオ中ではFakerから指導を受けた主人公がLoLの有名なチャンピオン、Kassadin、Thresh、Xayah、Caitlyn、Lee sinと戦う姿を見ることができます。
また、映像の1秒1秒がイースターエッグやユーモラスなメッセージで埋め尽くされています。車のナンバープレートに書かれたチャンピオンの名前から「イレリアのオフィス」と書かれた店の看板まで様々。LoLの文化を細部まで表現したLoL Worldsの曲の中でも最高のミュージックビデオといわれているのでぜひチェックしてみてください。
2021年-Burn It All Down(ft.PVRIS)
Burn It All DownはTake Overとテイストが似たミュージックビデオのLoL Worldsの曲になっています。ミュージックビデオではLoLの競技シーンで活躍する様々なプレイヤーが登場。その中心となっているのがShowMaker。ShowMakerがLoL Worlds 2021に向けて様々な選手と練習し準備をする旅が描かれていています。
Burn It All Downで登場するのはShowMaker、、Chovy、Rekkles、Wunder、Carzzy、TheShy、Viper、GALA、Blaber、PowerOfEvil、Hans Sama、Armut、Peanut、Gori、Summit、Crid。
2022年-STAR WALKIN’(ft.Lil Nas X)
STAR WALKIN’はサモナーズリフトでBGMとして流れるほどLoLの世界観にマッチした疾走感あふれるLoL Worldsの曲になっています。Lil Nas Xはビルボードのホット100で19週連続1位に輝いたことや、グラミー賞を受賞したことがあるアメリカの超有名ラッパーです。
ミュージックビデオではLoL Worlds 2022の開催都市を中心としたさまざまなストーリーを展開。プレイヤーやファンも登場し、最後にはサンフランシスコのチェイス・センター前での選手とチャンピオンの大乱闘で締めくくられます。
2023年-GODS(ft.NewJeans)
LoL Worlds 2023のテーマソングに選ばれたのはGODS。GODSのミュージックビデオは2023年10月4日に公開。ミュージックビデオではLoL Worlds 2022で優勝したDeftのストーリーが描かれます。
チャンピオンチーム、選手のミュージックビデオは、今年の大会はまたこのチーム、選手が活躍するのか、はたまた、ほかのチームが王座を獲得するのかわくわくさせてくれますよね。
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2024年-Heavy Is The Crown(ft.Linkin Park)
LoL Worlds 2024の楽曲に選ばれたのはHeavy Is The Crown。Linkin Parkは2000年にメジャーデビューを果たしたロックバンドで、全世界累計セールスは1億枚以上。ラウドロックの代表的な存在です。7年の休養を経て、2つ目の曲となったのがHeavy Is The Crown。
Linkin Parkのロックバンドとしての世界観と、LoLの世界観が融合した楽曲・MVになっています。MVでは2023年王者のT1が待つ玉座に各チームの選手が集結。LoLのアビリティを使用しながら戦う姿が描かれています。落ちサビからの奥からFakerが登場するシーンは最高の一言に尽きますね。
LoL Worldsの曲をSpotifyでチェック
実はLoL Worldsの曲はSpotifyで「All Worlds Songs, League of Legends」というプレイリストでまとめられています。LoL Worldsの曲を聴いてテンションを上げたいという人には一押しのプレイリスト。
また、LoL Worldsの曲はミュージックビデオも素晴らしいものばかりなのでYouTubeでミュージックビデオをチェックしながら楽曲を楽しむのもおすすめです。LoL Worldsの曲をLoL Worldsの壮大な世界観とともに楽しみましょう。
まとめ
今回はLol Worldsの曲を2014年から204年までのすべての公式テーマソングを紹介してきました。Riot Gamesはただeスポーツの大会を行うだけでなく、ファンを常に楽しませるという想いから音楽などのジャンルにも力を入れていることが強くわかりましたね。
そんなLoL Worlds 2024のテーマソングはLinkin Parkの「Heavy Is The Crown」。4度の優勝を誇るT1に挑戦する世界トップクラスのチーム。2024年にその王冠を勝ち取るのは一体どのチームになるのでしょうか。