VALORANTのアセントは、パッチノート1.0で登場したマップです。AサイトとBサイトの両方にスイッチで開閉するシャッターを採用していたり、ほかのマップよりもミッドが比較的広く作られていたりするのが特徴です。
しかし、VALORANTを始めた初心者の方のなかには、
「名称がわからなくてコミュニケーションが取れない」
「攻め方・守り方がわからない」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では、VALORANTのアセントのマップ名称と立ち回りなどについて解説していきます。アセントの勝率を向上させたい方は、ぜひチェックしてみてください。
アセントのマップ名称

VALORANTのアセントのマップ名称が記載された画像を添付しています。ひとつずつ確認してどこを指しているのか思い浮かぶようにしておきましょう。
また、公式ではなく、プレーヤーのなかで暗黙の名称が付けられているモノもあります。例えば、Bボートハウスはバックサイト、Aラフターはヘブン、中央トップはハイミッド、中央コートヤードはミッドと呼ばれています。
アセントの特徴

VALORANTのアセントは、ほかのマップと比較してミッド部分が長く、かつ広い構造に仕上がっています。中遠距離の射線が通りやすいため、オペレーターが活躍するのはもちろん、ワンピックを阻止するためのスモークやフラッシュの使い方が重要です。
また、AサイトおよびBサイトともに開閉式のシャッターが設置されているのも特徴。シャッターを閉じれば射線をひとつ切ることが可能で、反対に射線を通したい場合は、射撃したりナイフで攻撃したりすれば壊せます。
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アセントの攻め方
Aサイト側
ラッシュ

Aサイト側にラッシュを仕掛ける際には、まずAメインを確保します。Aメインは、ワンウェイを焚きながらエイムを置いている敵が多いのが特徴。敵が寄ってくる前にサイト内に侵入したいため、起動の速いオーメンのパラノイアを使用して進行するのがおすすめです。
無事にAメインを取得できたら、サイト内に入ります。ソーヴァのリコンやケイオーのフラッシュなどにあわせてジェットなどのデュエリストがエントリーを仕掛けましょう。
ツリーとの挟み

AツリーとAメインの2方向からサイトを挟み込むのも基本的なカタチです。配置はAロビーに1人、Bロビーに1人、ミッドに3人からのスタートがおすすめ。ツリーの確保ができるまでは、ロビーにいる人は敵の詰めを警戒しながらエリアを確保します。
ロビーを確保しておかなければ、敵がどこまで進行しているか判断できないのはもちろん、ミッド進行時に中央リンクから射線を通される可能性があります。
また、ミッド進行時は、中央ボトムと小部屋の2射線が通るため、中央ボトムをスモークで塞ぐのが効果的です。無事にツリーを確保できたらBロビーの人もAツリー側に合流もしくは、中央ボトムからラークを仕掛けてみてください。
Bサイト側
ラッシュ

Bサイト側にラッシュを仕掛ける際には、Bサイトの奪取が必要です。キルジョイのタレットが置かれていたり、オフアングルで構えている敵がいたりするのが特徴。ラウンドによっては、オペレーターで除かれている場合もあります。ソーヴァのドローンなどを使用して安全に進行しましょう。
Bメインを取得出来たら、サイト内に進んでいきます。ケイオーのフラッシュなどでメインからデュエリストが飛び出してシャッターを締め、後続が入りやすいようにします。このときCTとマーケットにスモークを焚いて射線を塞いでおくことが大切です。
マーケットとの挟み

Bメインとマーケットとの挟みもアセントの基本的な攻め方のひとつです。配置はBメイン側に2人、マーケット側に3人がおすすめ。小部屋前にスモークを焚いて射線を塞ぎ、マーケットに進行します。
中央ボトムもしくは、マーケットに一人配置されているケースが多いため、フラッシュなどを駆使して丁寧にクリアリングしましょう。無事にマーケットが確保できた段階で、Bメインのメンバーとあわせてサイト内にエントリーをしかけます。
アセントの守り方
Aサイト側

アセントのAサイトに、オーメンを配置しておくのがおすすめです。Aメインにワンウェイを焚いて敵の進行を止められるのはもちろん、サイト内にエントリーされるタイミングでのパラノイアが非常に強力です。サイト手前に遮蔽物がないため、暗闇状態の敵を一方的に倒せます。止められないと判断したら、シュラウドステップでラフター側へと逃げることも可能です。
また、小部屋からミッドに勝負を仕掛けるのもおすすめ。長い直線を進行してくる必要があるため、フラッシュ系のアビリティからのピークが効果的です。ただし、ピークする際には、必ずカバーを取れるように2人以上で行うようにしましょう。
Bサイト側
アセントのBサイトは、階段があり低くなっているロウアーとマーケットからクロスを組んで守るのが基本のカタチです。もし敵が攻めてきたらBサイトの入口にキルジョイのナノスワームやケイオーのフラグメントを入れて見方が寄ってくるまでの足止めを行います。
また、BサイトとBメインを隔てる壁は、貫通しやすいのが特徴。ソーヴァのリコンをBメインに放ち、映った敵をオーディンで倒す戦略が強力です。ソーヴァを使用する場合は、絶曲的にキルを狙っていきましょう。
アセントのおすすめエージェント構成
エージェント | ロール |
ジェット | デュエリスト |
ソーヴァ | イニシエーター |
ケイオー | イニシエーター |
オーメン | コントローラー |
キルジョイ | センチネル |
VALORANTのアセントは、中遠距離での接敵が発生しやすいマップです。ジェットによるオペレーターが刺さりやすく、非常に強力です。
また、ソーヴァはキルジョイのカウンターとして採用。ロックダウンをハンターズフューリーで壊せるのに加えて、ドローンによるメインの索敵やBメインのリコンからの壁抜きなどマップとの相性も良好です。
ケイオーは、索敵能力と妨害性能に優れているのが特徴。敵が置いているエイムをフラッシュで外させたり、フラグメントで進行を妨害したりします。なかでもフラッシュは、オペレーターの対策を行えるだけでなく、Aツリーやマーケットなどのピークにも効果的です。
ワンウェイを焚ける場所が多いため、オーメンを採用。さらに、パラノイアという強力なアビリティで攻守ともに活躍できます。キルジョイはロックダウンでサイトのほとんどを覆えるため、エントリー時やリテイク時に重宝します。
代用エージェントの候補
代用エージェントとしては、レイナやサイファーなどが挙げられます。目玉の視界に入った敵を暗闇状態にするレイナのリーアは、ケイオーのフラッシュ同様の効果を期待可能です。加えて、敵を倒せれば回復できたり、瞬時に退けたりするため優位に立ち回れます。
また、サイファーは、ワイヤーが強力です。ワイヤーに引っかかった敵をほとんどフリーで倒せます。よりキルを狙った立ち回りを重視したい場合におすすめのエージェントです。
アセントのエージェントピック率
VALORANTのアセントのエージェントピック率を表にしてまとめています。以下の表の数値を参考にして、ピックするエージェントを検討してみてください。今回の調査では、エピソード7のACT3でイモータル3に位置する方の数値を掲載しています。
エージェント | ピック率 |
ジェット | 19.40% |
ソーヴァ | 17.70% |
オーメン | 15.60% |
キルジョイ | 11.80% |
レイナ | 9.80% |
サイファー | 5.40% |
ケイオー | 4.50% |
フェニックス | 3.00% |
レイズ | 2.20% |
チェンバー | 1.60% |
出典:blitz.gg
まとめ
この記事では、VALORANTのアセントのマップ名称と立ち回りなどについて解説してきました。マップ名称をしっかりと覚えておけば、正しく報告できるのはもちろん、味方からの報告に対しても素早く反応できます。プレーヤーのなかで暗黙の名称が付けられているモノも含めて確認しておきましょう。
また、アセントの基本的な立ち回りを行えれば、攻め・守りともに安定感を高められます。立ち回りに悩み続けた挙句、何もできずに倒されてしまう自体を軽減可能です。敵のエージェント構成や配置、動きなどから適した戦略を実行してみてください。
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