北の大地、札幌にていよいよ開幕したALGS Year4 Championship。1月29日から5日間にわたって、最強のAPEXプレイヤーを決める戦いがスタートします!初めて日本で開催されるオフラインの世界大会ということもあって、いつにも増してAPAC NORTHチームの活躍に大きな期待がかかります。
この記事では、そんなALGS Year4 Championshipの結果を現地札幌から速報形式でお伝えします。ブロックごとの簡単なハイライトも一緒にお伝えしようと思いますので、この記事が皆様の参考になれば嬉しいです!

ALGS Year4 Championshipグループステージ
ここからは1月29日と30日に行われたグループステージの様子をお伝えします。
グループA対グループB
初めて日本で開催されたALGS Year4 Championship。オープニングゲームはなんと、最終盤にこのグループで唯一APAC NORTHから出場しているMeteorとFNATICの3v3の一騎打ちとなります。ここで勝ち切ったのはやはりFNATICで、チャンピオンで初戦をスタートしました!会場内では地元チームのチャンピオンということもあり、大歓声が沸きました!
続く2試合目は、100Tがチャンピオンを獲得!スクリム期間中にはチームワークなどで苦しんでいた時期もありましたが悲願のチャンピオンとなりました!3試合目にはFNATICが良いポジションを取っていたものの、そこを複数のチームに狙われて、5位でフィニッシュします。チャンピオンになったのはVirtus.proで、混戦を見事制しました。4試合目はNRG、TSMというNAの強豪とFNATICの三つ巴の戦いとなりました。チャンピオン獲得はNRGで5キルでのチャンピオンとなりました。この試合でFNATICは暫定総合1位に躍り出ます。
その勢いのまま5試合目には見事チャンピオンを獲得!Meteorも4位8キルとなり、再び日本チームが大活躍しました!
6試合目には100 Thievesがこのブロック2回目のチャンピオンを獲得!
ジブのドーム、ランパートのシーラ、ニューキャッスルウォールが入り乱れる中、見事勝ち切りました!
この試合の総合結果はご覧のとおりです。

1位には、2回チャンピオンを獲得したFNATICはが入ります!地元の声援も受け、理想的なとも言えるスタートを切りました!2位には同じく2回チャンピオンを獲得した100 Thievesが続きます。初出場となったMeteorも8位40ポイントとウィナーズラウンド進出へ好調の滑り出しを見せました!
グループC対グループD
CvDのオープニングゲームはなんとAPAC NORTHからE36がLGとのファイトを制しチャンピオンとなりました!CRは7位になりますが、14キルと大量キルを獲得し、総合ポイントでE36に続きます。
2試合目は、GaiminGladiatorsが11キルチャンピオンの大活躍!最終リングではランパートのシーラで周りのチームをなぎ倒してどんどんキルを拾っていた結果となります。続くストームポイントでは、
3.4試合目にAURORAが今大会初の2連続チャンピオンを獲得!3試合目には2位にREIGNITE、3位にGHS Professionalと日本勢も活躍を見せます。
5試合目にはEMEAの強豪Allianceが9キルチャンピオンを獲得しました!GHS Professionalは最終円まで残るものAURORAとのファイトに敗れてしまい4位4キルでゲームを終えます。
6試合目には安置読みが難しい試合をEnvyがTeam Falconsとのファイトを勝ちきり、見事チャンピオン獲得となりました!

このマッチアップの総合結果はご覧のとおりです。1位を獲得したのは、Allianceでプレースメントポイントとキルポイントがほぼ同じと、総合力の強さを見せました。2位には、2連続チャンピオンを獲得したAURORAが続きます。APAC NORTHチームとしては、6位にCRAZY RACCOON、8位にENTER FORCE.36、9位にREIGNITEが入り、ウィナーズラウンド進出へ弾みをつけます。
グループB対グループD
BvDの初戦を制したのはAllianceです。特にHakis選手がクレーバーで敵を撃ち抜いた瞬間に、会場から大歓声が沸きました!CRは12位でしたが、11キルとこちらも大量キル獲得となりました。道中では圧倒的に不利なファイトも持ち前のチーム力で倒し続けたことから、12位で落ちた時も会場から大きな拍手が選手たちに送られました!
2試合目はFNATICが15キルチャンピオンを獲得!!!今大会3度目のチャンピオンとなりました!1試合目は2キル20位と2ポイントしか獲得できなかったのでしたが、この2試合目の15キルチャンピオンで、一気に総合1位となります!チャンピオンを獲得した瞬間は札幌プレミストドームから割れんばかりの歓声が上がりましたね!
3試合目は、GoNextがチャンピオン!ENTER FORCE.36は、終盤1人になってしまうも2位まで順位を伸ばしました。
4試合目のチャンピオンはGUILDです!GUILDは、最後までファイトに絡まず、漁夫を狙ったのが功を奏し、チャンピオンとなりました。
5試合目はGoNextが8キルチャンピオンを獲得!この結果により総合63ポイント、2位のFNATICに23ポイント差をつけてました。
6試合目は大混戦をENTER FORCE.36が13キルチャンピオンを獲得しました!CRAZY RACCOON、FNATICもそれぞれキルポイントを取り、ポイントを積み上げました。
総合結果はご覧のとおりです。

1位は2回チャンピオンを獲得したGoNextです。5試合目終了時点で、2位以下に圧倒的なポイント差をつけての1位フィニッシュとなりました。2位にはENTER FORCE.36が続きます。そして3位にはFNATIC、4位にはCRAZY RACCOONと軒並みAPAC NORTHチームが続きました!
グループA対グループC
2日目のオープニングゲームはTSMが今大会初のチャンピオンを獲得!最後はあのTeam Falconsとの制してのチャンピオンです!しかしTeam Falconsも11キルを獲得し、総合20ポイントでポイントとしては首位スタートとなりました!
2試合目はShopifyRebellionがチャンピオンを獲得!2位につけたOblivionはなんと15キルを達成し、ポイントを一気に獲得します。
3試合目は最後日本のREIGNITEを下し、Noctemが18キルチャンピオンを獲得!REIGNITEは世界の強豪Team Falconsを下しての2位となりました。
4試合目のチャンピオンはZero Tenacityです。GHS Professionalは安置を引き寄せたものの、それが逆にいろんなチームから狙われてしまい、4位で試合を終えました。4試合目はZero Tenacityがチャンピオンを獲得!2位のCloud9は14キルで23ポイントと大量ポイント獲得となりました!
続く5試合目は先ほど2位だったCloud9が見事1位を獲得!
6試合目はNoctemが16キルチャンピオン!このブロック2度目のチャンピオン獲得となりました。
総合結果の画像は追って対応致します*
1位は75ポイントを獲得したNoctemとなりました!2位にはCloud9が入ります。3位には今大会スロースタートとなっているTeam Falconsが続きました。日本チームはREIGNITEが13位、GHS Professionalが20位となり、ラスト6試合に全てをかける形となりました。
グループB対グループC
ここからはいよいよ3つの戦いを終え、予選の最終ポイントが決まる戦いとなります。1試合目のチャンピオンはGaiminGladiators。最終ではポジションが苦しいように見えたものの、終わってみれば13キルチャンピオンでビッグゲーム。優勝候補の実力を見せつけます。
2試合目のチャンピオンはAURORA。スクリムから通じてミラージュを使用するも、なかなか使わなかったデコイのスキルで敵を惑わせることに成功。FNATICは4位ながらも10キルで大きなポイントを獲得しました。
3試合目のチャンピオンを獲得したのは2日目絶好調のNoctem。ここでも10キルを獲得し、初日10ポイントだったのにも関わらず、ここでボーダー付近になるであろう92ポイントまで到達しました。
そして4試合目もNoctemが連続チャンピオンを獲得。これで今大会最多の4度目のチャンピオンへと輝きました。
5試合目のチャンピオンは再びGaiminGladiators。lighTが2つのドームでにらみ合いが発生した中で、しっかりと芯を捉えるピースキーパーで残り3部隊へ。もう1つのファイトではZer0がAURORAの3人に責められる中、驚異的な耐えを見せます。最後にしっかりと立て直したGaminGladiatorsが漁夫を成功させる形になりました。
そして最終の6試合目でチャンピオンを獲得したのはFNATIC。残り3部隊でYukaFがダウンしてしまうものの、地形の傾斜・ニューキャッスル、ランパートのスキルをうまく使いながら蘇生に成功。さらにジブラルタルがダウンしたことも上手くいったか、3部隊の中で最後にドームを出すという有利状況を生み出し、すべてのグループの組み合わせでチャンピオンをとることに成功しました。
総合結果はご覧の通りです。

FNAICはグループステージ総合順位1位も見えるポイントで締めくくることができました。一方で、REIGNITE、Meteor、GHS Professionalはルーザーズへ進むことに。厳しい戦いにはなりますが、好調の試合も見られたので、勝ち抜いてほしいですね。
グループA対グループD
1試合目は、Liquid Alienwareが11キルチャンピオンを獲得!
続く2試合目には、ENTER FORCE.36がExo Clanに最後の1v1のファイトで負けてしまい、2位となります。
3試合目はshadow3690が今大会初チャンピオンを獲得しました!
4試合目は、CRAZY RACCOONが7キルチャンピオンを獲得!!!最後はAllianceとGoNextの三つ巴となりますが、この2チームをうまくファイトをさせることに成功し、盤面を有利にし、見事なチャンピオンとなりました!APAC NORTHの老舗チームの初チャンピオンということもあり、会場は大熱狂に包まれました!
5試合目は、安置予想が難しいゲームでしたが、 見事FURIAがチャンピオン獲得となりました!
6試合目はShopifyRebellionが7キルチャンピオン!世界王者がグループステージの最終戦をチャンピオンで締めくくりました!

ALGS Year4 Championshipグループステージの総合結果
グループステージの総合結果は、ご覧のとおりです。
EWCでも優勝したAllianceが、首位でグループステージを通過しました。2位には、APAC NORTHの絶対王者であるFNATICが続きます。最後のブロックの5試合目まで首位だったものの、5ポイント差を追い上げられ2位となりました。3位に入ったのはShopifyRebellionです。世界王者がグループステージ最後の試合で意地を見せ3位になりました。
APAC NORTHチームだと、14位にCRAZY RACCOON、続く15位にENTER FORCE.36が入り、FNATICと合わせてこの3チームがウィナーズブラケットへ進出となります。一方、28位にREIGNITE、32位にMeteor、39位にGHS Professionalが入りこの3チームはルーザーズブラケットからのファイナルラウンド進出を目指します。特にMeteorはポイドラフトの優先順位が低く、世界大会での経験が少ない中で、善戦したのではないかと思います!
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ALGS Year4 Championshipブラケットステージ
ここからは、1月31日、2月1日に行われたブラケットステージの様子をお伝えします。通常の世界大会とは異なり、今回のALGS Year4 Championshipでは1ラウンドあたり6試合ではなく、8試合行われます。
エリミネーションラウンド1
負ければそこで敗退という厳しい戦いなのがルーザーズラウンド。各チームが生存を重視したムーブの中、1試合目はOrglessAndHungryが、13キルチャンピオンとなりました!REIGNITEは最終安置のど真ん中にいましたが、DRAGONS、OrglessAndHungryとの混戦に巻き込まれてしまい、3位となりました。
2試合目はSupernovaが13キルチャンピオンを獲得し、一気に25ポイントを獲得します。
続く3試合目にはREIGNITEが魅せます。最終リング収縮手前では、すでたき選手がニューキャッスルウォールを使い、非常に狭いながらも籠城できるポジションを作ります。これには、会場から驚きの歓声が沸きました。最終的には4位3キルまで伸ばしてこの試合を終えました。この試合でチャンピオンを獲得したのは、Zero Tenacityです。
4試合目はVK GAMINGがチャンピオンを獲得!ここまで不調だったGHS Professionalも3位8キルを獲得し、徐々に調子を戻します。その勢いのまま5試合目には2位7キルを獲得し、エリミネーションラウンド2進出へ近づきました!
6試合目にはSAから唯一出場しているDRAGONSがチャンピオン!好調が続いているGHS Professionalも3位10キルでさらにポイントを積み重ねます。
7試合目にはdisguisedがチャンピオンを獲得!ボーダー争いをしていたEnvyが2位11キルとなり一気に20ポイントを稼いでボーダー争いから一歩抜け出しました。
最終8試合目は、暫定総合首位だったOrglessAndHungryがチャンピオンを獲得し、有終の美を飾りました。
エリミネーションラウンド1の結果はご覧のとおりです。

最終試合にチャンピオンを獲得したOrglessAndHungryで2位に26ポイントと大差をつけての首位通過となりました。続く2位にはLGが入りました。チャンピオン獲得はなかったもののキルポイントを着実に積み重ねたのが功を奏した形です。3位は我らAPAC NORTHからGHS Professionalが入りました!キルムーブに戦略の舵を切り、爆発力を見せました。ボーダーチームとなったのは、Team Burgerです。最終8試合目で2位を獲得し、NRGと同じ41ポイントとなるも、シングルマッチスコア成績で上回り、見事エリミネーションラウンド2進出となりました。
APAC NORTHとしては、17位にREIGNITE、20位にMeteorが入り、ここで敗退となりました。
ウィナーズラウンド1
ウィナーズラウンドの1試合目は最終リングにFNATIC、CRが残るも続々と倒されてしまいます。チャンピオンを獲得したのはAURORAで11キルチャンピオンとなりました!
2試合目は、Liquid Alienwareが10キルチャンピオンを獲得!そして3試合目にはAPAC NORTHからENTER FORCE.36がなんと21キルチャンピオンというビッグゲームを達成!会場には歓声があふれます!
そんなENTER FORCE.36は次の4試合めでも2位を達成し、前半の4試合で早くもウィナーズラウンド進出を決定させます。
5試合目には世界的強豪チームであるTSMがチャンピオン獲得となりました!
6試合目にはCRAZY RACCOONが2位6キル、好調なENTER FORCE.36が4位8キルと韓国勢が活躍します!この試合のチャンピオンに輝いたのはGUILDで7キルでのチャンピオンとなりました。この試合でCRは総合11位まで浮上し、ボーダーまであと一歩となります!
7試合目は、GoNextがチャンピオンを獲得!そして8試合目には今大会好調のAURORAがチャンピオンとなりました。
ウィナーズラウンドの結果はご覧のとおりです。

1位は最終試合でチャンピオンを獲得したAURORAです。98ポイントと大量ポイントでの1位通過となりました。2位にはAPAC NORTHからENTER FORCE.36が入りました。インペリアルハル選手、ゼロ選手が所属するTeam Falconsは11位とまさかの結果に。CRAZY RACCOONは14位、FNATICは19位でウィナーズラウンドを終え、エリミネーションラウンド2からファイナルラウンド進出を目指します。
エリミネーションラウンド2
1試合目は、ルーザーズラウンドから好調のGHS Professionalが今大会初チャンピオンを獲得!最終局面ではうまく盤面コントロールをしての見事なチャンピオンでした!
2試合目は、Envyが11キルチャンピオンを獲得!最終エリアは溶岩が多く難しい状況でしたが、見事ファイトを勝ちきり、そのままチャンピオンとなりました!
3試合目はLGがチャンピオンを獲得!続く4試合目にはFNATICが12キルチャンピオンのビッグゲームを達成!ウィナーズブラケットから辛い時間が続きましたが、調子を取り戻すかのようなチャンピオンとなりました!
5試合目にはNoctemが混戦を制し10キルチャンピオン!6試合目にはTeam Falconsが念願のチャンピオン獲得!グループステージ、ウィナーズラウンドとなかなかチャンピオンを手にすることができなかった王者たちがようやくチャンピオン獲得となりました!
7試合目にはNoctemが2回目のチャンピオンを獲得!8試合目には息を吹き返したTeam Falconsが再びチャンピオンを獲得!GHS Professionalも道中のファイトを勝ち進んでいくも漁夫に絡まれてしまい、6位7キルで試合を終えました。
エリミネーションラウンド2の結果はご覧のとおりです。

1位になったのは、ストームポイントで2回チャンピオンを獲得したTeam Falconsです!ようやく王者たちが調子を取り戻してきました。APAC NORTHとしてはFNATICが8位44ポイントで通過となりました。一方、GHS Professionalは12位41ポイントと、ボーダーまであと2ポイント差という非常に惜しい結果となりました。1tappy選手はこの大会で競技シーンからの引退を表明していることから、これが最後の選手としての姿となりました。CRAZY RACCOONも最終試合まで粘り強く戦ったものの17位でALGS Year4 CHAMPIONSHIP を終えました。
わたしは会場で観戦していたのですが、最後の最後まで諦めない姿を見せてくれた選手たちの姿には本当に感動しました。そして、最終試合ではGHS Professionalがファイトに勝つたびに会場から大きな歓声が湧いている様子に心を打たれました。競技シーンを引っ張ってきた1tappy選手がいかにファンに愛されているのかを感じました。
ALGS Year4 Championshipブラケットステージの総合結果
2日間、計24試合にわたって行われたブラケットステージを勝ち抜き、見事ファイナルラウンドに進んだのは、以下の20チームです。
アッパー順位 | チーム名 | エリミネーション2順位 | チーム名 |
---|---|---|---|
1位 | AURORA | 1位 | Team Falcons |
2位 | ENTER FORCE.36 | 2位 | Noctem |
3位 | Guild Esports | 3位 | Virtus.pro |
4位 | FURIA Esports | 4位 | Envy |
5位 | Alliance | 5位 | VK Gaming |
6位 | TSM | 6位 | Team Burger |
7位 | Liquid Alienware | 7位 | Complexity |
8位 | Gamin Gladiators | 8位 | FNATIC |
9位 | GoNext | 9位 | EXO Clan |
10位 | Shopify Rebellion | 10位 | LG |
ALGS Year4 Championshipファイナルラウンド
ついにALGS Year4 Championshipの王者が決まります。そんな第1試合目でチャンピオンを獲得したのはComplexity。FNATICも要所要所のファイトに勝利し、中盤で最高のポジションを手にし、好スタートを切ることに成功。最終盤でスキルのリソースを使い切ってしまい、Complexityが12キルチャンピオンを獲得することになりました。
2試合目のチャンピオンはGuild Esports。終盤にかけてポジションの移動で苦しくなるかと思いきや、スキル、遮蔽をうまく使いながら生存して勝利をつかみ取りました。3試合目の最終盤は大きな岩を囲んだ展開に。そんな中でチャンピオンを獲得したのは Shopify Rebellion。Complexityがファイトを仕掛けてきたタイミングで、タワーのジップをつかみ、岩上を取る最高の判断。最後は上から降りて漁夫をするだけというシチュエーションを作り出すことができました。
4試合目はTeam Falconsが16キルチャンピオンで一気に28ポイント獲得。最終場面ではImperialHalがニューキャッスルウルトのノックバックを活用した攻めのプレイで、相手を下に突き落とし、自分たちが有利な状況を作り出すことに成功。一気に総合3位まで駆け上がります。5試合目のチャンピオンはAlliance。この試合Fnaticは14位と順位は伸ばせなかったものの、7キルで着実にポイントを積み重ねました。この試合で、Team FalconsとAllianceがちょうど50ポイントでマッチポイントに到達しました。
6試合目ではAllianceは円収縮が完了しきるまで、何度も蘇生を行い、チャンピオン獲得にも思えたのですが、最後に立っていたのはShopify Rebellion。この試合でさらにShopify RebellionとComplexityがマッチポイントに到達しました。
7試合目では残り4部隊にマッチポイント到達チームのAllianceとTeam Falconsが残ります。その中で、Team Falconsがエリアをさらに広げるために、LGに仕掛けるものの、驚異的な粘りで逆にTeam Falconsがエリアが苦しい状況に。そして上側で起こった戦いを制したGoNextがチャンピオンを獲得。Allianceは2連続2位という悔しい結果に。そしてこの試合でGoNextと日本のFnaticがマッチポイントに到達しました。
8試合目のチャンピオンはENTER FORCE.36。ドームファイトでの強さを見せる形で、マッチポイント獲得に大きく近づき、意地を見せます。この試合でさらにマッチポイント到達チームが9チームとなりました。
9試合目のチャンピオンはGoNext。自らのチャンピオンでほかチームの優勝を防ぎ、最後にファイナル2度目のチャンピオンを獲得し、優勝することになりました。終盤に向かう中で、必要なファイトをしっかりと選択し、自分たちのプレイエリアを安全に確保できる環境をつくったのが素晴らしかったですね。
ファイナルラウンドの結果は御覧の通りです。

ALGS Year4 Championship総合結果
順位 | チーム名 | 順位 | チーム名 |
---|---|---|---|
1位 | GoNext Esports | 21位 | 100 Thieves |
2位 | Alliance | 22位 | GHS Professional |
3位 | Team Falcons | 23位 | GREEN STEGO |
4位 | Shopify Rebellion | 24位 | Orgless and Hungry |
5位 | Virtus.pro | 25位 | Zero Tenacity |
6位 | Complexity | 26位 | Cloud9 |
7位 | Luminosity Gaming | 27位 | Crazy Raccoon |
8位 | FURIA Esports | 28位 | Dragons Esports |
9位 | VK Gaming | 29位 | FaZe Clan |
10位 | Fnatic | 30位 | Disguised |
11位 | Aurora Gaming | 31位 | NRG |
12位 | Guild Esports | 32位 | Ninjas in Pyjamas |
13位 | TSM | 33位 | Source Gaming |
14位 | Envy | 34位 | Supernova |
15位 | ENTER FORCE.36 | 35位 | DreamFire |
16位 | EXO Clan | 36位 | Oblivion |
17位 | Liquid Alienware | 37位 | REIGNITE |
18位 | Noctem Esports | 38位 | shadow3690 |
19位 | Team Burger | 39位 | Stallions |
20位 | Gaimin Gladiators | 40位 | Meteor |
優勝したのはGoNext Esports。ヨーロッパ勢初の世界大会優勝チームとなりました。一方でAPAC-NチームのトップになったのはFnatic。10位という結果になりましたが、マッチポイント到達までたどり着くなど、ファイナルでも素晴らしいプレイを見せてくれましたね。

まとめ
今回はALGS Year4 Championshipの結果について紹介してきました。GoNext Esportsがファイナルで2度のチャンピオンを獲得し、ヨーロッパ勢に初めてのトロフィーを持ち帰ることになりました。Allianceにとってはマッチポイント到達後から2度の2位で非常に悔しい結果になりました。
また、APAC-N勢からはFnaticが10位に入賞。日本開催で日本チームがトロフィーを掲げる姿は見られなかったものの、オープニングゲームからFnatic、Meteorの1,2フィニッシュやGHSのローワーからの盛り返しなど様々な見どころを作ってくれました。Year5の開催も発表されたので、次回以降の競技シーンも楽しみにしましょう。