LoLのシーズン12が終了してから約1ヶ月が経ち、LoLシーズン2023の先駆けである「パッチノート12.22」がリリースされ、さまざまなアップデートが実施されました。ジャングルに対して大幅なアップデートが行われただけではなく、新アイテムや新要素が追加され、多くのチャンピオンに調整が入りました。
LoLプレイヤーの中には新しいシーズンが始まる時期はどのチャンピオンが現環境に適しているか不明確なため、LoLのランク戦を回すことを控えているプレイヤーもいるのではないでしょうか?そこで今回は、北米、ヨーロッパ、韓国サーバーでチャレンジャーが使用する最も人気のあるLoL ソロキュー最強チャンピオンをご紹介したいと思います。


チャレンジャーが好んで使用するLoLソロキュー最強チャンピオンは?
LoLのソロキューでは、メタや環境にあったチャンピオンを選びプレイすることが勝率に大きく関わっており、シーズンの変わる時期は多くのプレイヤーが最適なメタを見つけてからランク戦を行う傾向にあります。しかし、LoL上位ランクにいるプレイヤーはメタを見つけるためにも多くのプレイを重ね、ランク戦でその実力を確かめています。ゆえに、現環境で勝率の高い最強キャラをいち早く発見することが可能となります。
最上位ティア (マスター/グランドマスター/チャレンジャー) のプレイヤーが好んで使用するチャンピオンは必然的に勝率が高くなる傾向があります。扱うのが難しかったり、技術が必要なチャンピオンもいますが、LoLのソロキューで勝率を上げたいプレイヤーはぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
LoL ソロキュー 最強チャンピオン: 北米
北米サーバーでチャレンジャーが好んで使用するチャンピオンは以下の通りです。
- カイ=サ: ピック率23.8%
- エズリアル: ピック率21.9%
- カルマ: ピック率19.2%
- ケイトリン: ピック率18.3%
- フィオラ: ピック率17.5%
北米サーバーの最上位ティアプレイヤーがランク戦をソロで回す際に好んで使用されるチャンピオンは「カイ=サ」と「エズリアル」でした。しかし、その人気とは裏腹に両チャンピオンの勝率は低めとなっており、カイ=サは45.32%、エズリアルは42.84%にとどまっています。
原因としては、両チャンピオンのカウンターとなる「ケイトリン」と「ルシアン」もピック率が高いADCであり、ランキングの第3位と第4位に並ぶからでしょう。特にケイトリンは使用率が高いだけでなく、Ban率も31.8%と高めになっています。
「カルマ」も最も人気のあるサポートとしてよくピックされています。このチャンピオンはエズリアルと相性もよく、ケイトリンのポークに合わせることができるため、相手がケイトリンをピックした際の良いカウンターとなるからです。
最後は「フィオラ」です。多くの上位プレイヤーが現パッチとフィオラの相性がとても良いと考えており、北米サーバーではなんと17.5%のピック率と54.8%のBan率を記録しています。ピック率とBan率の合計数値は72.3%となり、これはへカリムに次いで2番目に高いチャンピオンとなっています。
LoL ソロキュー 最強チャンピオン: 韓国
続いては「LoL Worlds 2022」を制覇した韓国サーバーです。好んで使用されるチャンピオンの傾向としては、LoL Worldsで人気だったチャンピオンが多く使われる印象があります。
- ヴァルス: ピック率28.4%
- エイトロックス: ピック率25.8%
- カルマ: ピック率25.4%
- フィオラ: ピック率24.8%
- シンドラ: ピック率24.5%
韓国サーバーでは、ヴァルス、エイトロックス、フィオラと前シーズンからピック率が高いチャンピオンが今シーズンでも強キャラランキング上位に並びました。そこに新しくシンドラとカルマが入る構成となっています。
シンドラは、北米サーバーやヨーロッパサーバーの上位層でのBan率は約20~30%ほどですが、韓国サーバーでは54%を超えるBan率を持っています。ピック率とBan率を合わせると、およそ5試合中4試合はピックまたはBanをされており、いかに韓国プレイヤーがシンドラに注目しているのかがよくわかります。
また、今回LoLの強キャラランキングには入っていませんが、韓国サーバーのソロキュージャングラーの間では「キンドレッド」もよく使用されています。ピック率が22.8%に対して、勝率は55%以上という驚異的な数字を記録しています。今シーズンはジャングルに大幅なアップデートが入りましたので、今までのシーズンで活躍できていなかったチャンピオンにも注目が集まっています。
LoL ソロキュー 最強チャンピオン: ヨーロッパ
ヨーロッパサーバーのチャレンジャーがLoLのソロキューで好んで使用するチャンピオンは北米サーバーと似ている部分があります。
- カイ=サ: ピック率26.5%
- シンドラ: ピック率20.5%
- ナミ: ピック率19.1%
- ヴァルス: ピック率18.8%
- エズリアル: ピック率18.6%
北米サーバー同様、「カイ=サ」と「エズリアル」はLoLのソロキュー最強チャンピオンとしてランキングに並んでいます。ヨーロッパでは「ケイトリン」よりも「ヴァルス」の人気が高く、ADCチャンピオンの中では2番目に多くピックされています。ケイトリンのBan率も北米は31.8%に対してヨーロッパでは15%程度と低くなっています。
サポートチャンピオンは「カルマ」よりも「ナミ」の人気が高く、ピック率・Ban率ともに1位となっています。
ミッドチャンピオンでは、韓国サーバーと同じく「シンドラ」が最も好まれて使用されています。ヨーロッパサーバーでは、シンドラの勝率が51%を超えており、まさにミッドメイジの女王に相応しいと言えるでしょう。
また、ヨーロッパサーバーでは「フィオラ」「サイラス」「ウーコン」「ルシアン」「カルマ」のピック率が15%以上を超えており、さらに勝率も50%以上を記録しています。これらのチャンピオンも十分注目に値すると言えるでしょう。
今後LoL ソロキューで活躍が期待されるチャンピオン
今後、LoLのランク戦で活躍が期待されるチャンピオンとしてタンクチャンピオンが挙げられます。というのもパッチノート12.23では、複数のタンクチャンピオンに対してバフが行われ、シーズン2023ではタンクメタになるのではないかと予想されるからです。
LoLのソロキュー 最強チャンピオンまとめ
今回は、北米・韓国・ヨーロッパサーバーの最上位ティアプレイヤー (マスター/グランドマスター/チャレンジャー) が好んで使用するチャンピオンを紹介いたしました。これらのサーバーでは強豪プレイヤーも多く、流行りのビルドなどはこのサーバーから始まるという傾向もあります。最新ビルドや現環境に最も適したチャンピオンを使用することで勝率を上げることができるかもしれません。
また、シーズン2023ではジャングルチャンピオンとタンクチャンピオンが猛威を振るうのではないか?と予想されています。
LoLのランク戦ソロキューでなかなか勝てない、勝率をあげて高ランクに行きたいと思っているプレイヤーは海外サーバーのトッププレイヤーを参考にしてみてはいかがでしょうか?