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Red Bull Home Ground #5のJapan Qualifierが2024年9月25日から10月9日にかけて開催。1チームのみがAPAC Qualifierに進出できるという狭き門。数多くの日本強豪チームが参戦しました。中には驚くべき内容となった試合も。

そこで今回はRed Bull Home Ground #5 Japan Qualifierの結果について紹介していきます。見事APAC Qualifierの進出を決めたのはCrest Gaming Zst。数々のオーバータイムに及ぶ接戦を制しました。

Red Bull Home Ground #5 Japan Qualifier概要

Red Bull Home Ground APAC Qualifier
©レッドブル ゲーミング?@RedBullGamingJP

Red Bull Home Ground #5 Japan Qualifierは3つのフェーズに分けて開催。

フェーズ1

フェーズ1は大学、短期大学、専門学校、高校のいずれかに在籍中のプレイヤーのみが出場できる学生大会。47チームが出場することとなったこのフェーズは準決勝、決勝がBo3、それ以外はBo1のシングルエリミネーション方式で開催。

優勝したヘイブン リバティと準優勝のESR選択がフェーズ2への出場権を獲得しました。

フェーズ2

フェーズ2はGCチーム、アカデミーチーム、アセンダント1以上のランクチームが出場する大会。9つのエントリーチームにフェーズ1を勝ち上がったヘイブン リバティとESR選択を加えた計11チームが対戦。形式はすべてBo3のシングルエリミネーション方式。

優勝したSCARZYouthと準優勝のASNAがフェーズ3への出場権を獲得。フェーズ1勝ち上がりのヘイブン リバティは3-4位とあと1歩のところに迫る好成績を残しています。

フェーズ3

フェーズ3には予選ブロックとトップ8の対戦に分けて開催。

予選ブロック

予選に出場したのは18チーム。フェーズ2から勝ち上がった2チームに加え、ニュージーランド予選から1チーム、そのほかに日本のプロチームを中心に15チームが出場しています。試合形式は4チームのグループが2つ、5チームのグループが2つの4グループに分けて行われます。

すべてBo3のシングルエリミネーション方式で行われ、各グループの1位がトップ8への出場権を獲得します。

トップ8

トップ8に出場するのは予選ブロック勝ち上がりの4チームと、招待された4チーム。招待されたチームは以下の4チームになっています。

試合はシングルエリミネーション方式のBo3。決勝のみがBo5となっています。見事結晶を勝利したチームがRed Bull Home Ground APAC Qualifierへの出場権を獲得します。

Red Bull Home Ground #5 Japan Qualifier結果

Red Bull Home Ground #5 Japan Qualifier トーナメント
©レッドブル ゲーミング@RedBullGamingJ

ここからはRed Bull Home Ground #5 Japan Qualifierの結果を紹介していきます。今回紹介するのはフェーズ3の結果になっています。

予選ブロック

まずは予選ブロックの結果から見ていきましょう。

NOEZ FOXX vs ASNA

NOEZ FOXXマップASNA
13アセント8
13ヘイブン5

Delight vs TEAM SEIBI

DelightマップTEAM SEIBI
13ロータス9
10ヘイブン13
13バインド9

NOEZ FOXX vs Delight

NOEZ FOXXマップDelight
8サンセット13
13ヘイブン4
13ロータス9

TRIDENT vs Sumthin Dumplin

こちらの試合はTRIDENTの棄権により、Sumthin Dumplinの不戦勝となっています。

SCAZR vs Sumthin Dumplin

SCARZマップSumthin Dumplin
4アビス13
14アセント12
5ヘイブン13

BC SWELL vs WICKED

BC SWELLマップWICKED
13ヘイブン3
13サンセット8

Sumthin Dumplin vs BC SWELL

Sumthin DumplinマップBC SWELL
9アビス13
8ロータス13

SCARZ Youth vs Chrysalis

SCARZ YouthマップChrysalis
13アセント9
14ロータス12

Crest Gaming Zst vs SCARZ Youth

Crest Gaming ZstマップSCARZ Youth
13バインド6
13アセント8

REVE RISE MAX vs ConTeNt Soul Gaming

REVE RISE MAXマップConTeNt Soul Gaming
13ヘイブン2
13アビス6

Crest Gaming Zst vs REVE RISE MAX

Crest Gaming ZstマップREVE RISE MAX
13バインド4
13ロータス5

BLUE BEES vs OECU esports

BLUE BEESマップOECU esports
13ヘイブン1
13サンセット1

STRIDERZ vs IGZIST

STRIDERSマップIGZIST
5サンセット13
8アビス13

BLUE BEES vs IGZIST

BLUE BEESマップIGZIST
13アセント10
9ロータス13
10サンセット13

トップ8

次にトップ8の激戦の結果を見ていきましょう。

FAV gaming vs NOEZ FOXX

FAV gamingマップNOEZ FOXX
10ヘイブン13
10アセント13
-アビス-

Sengoku Gaming vs BC SWELL

Sengoku GamingマップBC SWELL
9ヘイブン13
10アビス13
-アイスボック-

MURASH GAMING vs IGZIST

MURASH GAMINGマップIGZIST
13アセント15
4サンセット13
-ロータス-

REJECT vs Crest Gaming Zst

REJECTマップCrest Gaming Zst
6サンセット13
16ロータス14
26ヘイブン28

NOEZ FOXX vs BC SWELL

NOEZ FOXXマップBC SWELL
16ヘイブン18
5ロータス13
-アビス-

IGZIST vs Crest Gaming Zst

IGZISTマップCrest Gaming Zst
13サンセット7
7ロータス13
6アセント13

BC SWELL vs Crest Gaming Zst

BC SWELLマップCrest Gaming Zst
9サンセット13
13アイスボックス9
13ロータス15
8ヘイブン13
-アセント-

優勝はCrest Gaming Zst

見事Red Bull Home Ground #5 Japan Qualifierで優勝したのはCrest Gaming Zst。APAC Qualifierの出場を決めました。特にデュエリストのKENは接戦も多い14マップを戦い、平均ACSは258。かなり高い数字を残しました。

Bo3で合計103ラウンドの激戦

今大会で最も衝撃的な試合となったのはREJECT vs Crest Gaming Zstでしょう。通常Valorantは13ラウンド先取で終了します。13-11で3マップ終了したとしても、その合計ラウンドは72ラウンド。しかし、この試合は2つのマップでオーバータイムにもつれ込むことに。

最終マップのヘイブンでは28-26の合計54ラウンドにも及ぶ大激戦に。多くの選手が40キル以上に到達する試合となりました。中でもbazzは50キル獲得する大活躍でした。また、第2マップのロータスも16-14のオーバータイム。なかなか見ることができない試合になりましたね。

Red Bull Home Ground #5 APAC Qualifierチーム

最後にCrest Gaming Zstが出場を決めたRed Bull Home Ground #5 APAC Qualifierの出場チームを紹介。出場するのは以下の6チームです。

中には新体制お披露目となるチームもあると思われるので要注目の大会。こちらの大会は2024年10月19日・20日の2日間で開催。会場は日本の両国国技館になっています。そして優勝チームは2024年11月22日・23日にドイツ・ベルリンで行われる、Red Bull Home Ground #5本戦への出場権を獲得します。

まとめ

今回はRed Bull Home Ground #5 Japan Qualifierの結果について紹介してきました。見事優勝し、APAC Qualifierの出場権を獲得したのはCrest Gaming Zst。REJECTとの103ラウンドにも及ぶ激戦には驚かされましたね。

また、APAC Qualifierは10月19日・20日に日本の両国国技館で開催。11月に行われる本戦に出場するのは一体どのチームになるのでしょうか。そしてパシフィックリーグで戦うチームの中に入るCrest Gaming Zstは勝利をつかみ取ることができるのでしょうか。