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5月2日にロサンゼルスで開幕するALGS Year4 Split1 playoffs。全世界でおよそ3か月半にわたって行われた予選を勝ち抜いた40チームがオフラインで集結し、世界最強王者を決める戦いです。今回、私たち日本が所属するリージョンであるAPAC NORHTからは8チームが出場となりました。

この記事では、その8チームを世界大会でのグループステージでの振り分けごとに紹介していこうと思います。また各グループにいる世界規模の強豪・注目チームやどんな戦いが予想されるかについても簡単に解説していこうと思います。

algs year 4 playoffs チーム

Apex Legends Esports
@PlayApexEsports

グループA

グループAは、ALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NORTHでグループBから唯一出場を決めた2チームが登場します。このグループは世界大会優勝経験のあるDarkZeroが入っていることもあり、グループAに振り分けられている他のチームは厳しい戦いを強いられそうです。

KINOTROPE gaming

・MiaK選手
・1tappy選手
・4rufa選手
・Wabu(機械学習)コーチ

KINOTROPE gamingはMiaK選手、1tappy選手、4rufa選手とWabu(機械学習)コーチの4名で構成されています。このチームの特徴は攻撃力と圧倒的爆発力です。続々とファイトを仕掛けていき、キルムーブをしていくことを得意としています。また、IGLを務めるMiaK選手は最後まで諦めない粘り強い選手で、最終試合でチャンピオンを獲得し、最終プレースメントを一気に上昇させることを何度も行ってきました。世界大会においても最後までその諦めない気持ちの強さで、ドラマを見せてほしいと期待しているチームです。

CRAZY RACCOON

・Dogma選手
・Jusna選手
・jungHee選手

CRAZY RACCOONは元GANBARE OTOUSANのメンバーで、ALGS Year4 Split1プロリーグ APAC NORTH開幕前にチームへ加入となりました。プロリーグでは総合プレースメントポイント1位を獲得することはなかったものの、全ての週を通して安定した成績を収め、見事進出となりました。

グループB

グループBには、ALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NORTH リージョナルファイナルをたった4試合で終わらせ、伝説を作ったREJECT WINNITYとALGS Year4プレシーズン予選APAC NORTHから世界大会出場まで登りつめたYOKOYARIが入ります。グループBには、同じくALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC SORTH リージョナルファイナで優勝を果たしたTom Yum Kungや、同じくEMEAのリージョナルファイナル優勝チームであるAURORAが振り分けられるなど、短期決戦に強いチームがいるのが特徴です。

REJECT WINNITY

・obly選手
・KaronPe選手
・SangJoon選手

REJECT WINNITYは、ALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NORTH リージョナルファイナル優勝チームで現在APAC NORTHで最も調子が良いチームと言えます。特にワールズエッジがとても得意なチームです。大会は基本的にワールズエッジから始まることから、そこで勢いをつけられれば、世界大会でも大暴れすること間違いなしです。

YOKOYARI

・wayachang選手
・Datch選手
・ちこちゃん選手
・Cabbagestコーチ

今回私たちが最も注目しているチームがYOKOYARIです。ALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NORTHではMOZEというチーム名で出場していました。このチームはRIDDLE ORDERのむかいコーチもプロリーグ予選時代から注目しているチームで、APAC NORTHの中では、今回プロリーグ予選から世界大会進出を決めた唯一のチームです。また世界大会スクリムではFNATICに続き、ブロック総合1位を獲得するなど調子の良さを見せています。まさしく今大会のダークホース枠と言えるでしょう。

グループC

グループCには、APAC NORTHからはFNATICとNORTHEPTIONが振り分けられました。このグループは個人的に最も厳しいグループだと思われます。グループAに振り分けられているDarkZeroと同じく世界大会優勝経験のあるTSMがいます。また第2回 FFL APEX REBOOT with eplusで総合優勝を果たしたBoogie Boardersが入るなど、各大会で優勝経験のあるチームがいます。

FNATIC

・Lykq選手
・YukaF選手
・satuki選手
・MUSCLEコーチ

現在のFNATICは、日本チーム史上最強と言われるメンバーを揃えたまさにドリームチームです。メインのIGLはLykq選手が務めます。このチームは、特にAPAC NORTH悲願の世界大会優勝や日韓チームの歴代世界最高順位の更新に期待がかかるチームです。世界スクリムも好調なようで、日韓初のブロック1位を獲得していました。

NORTHEPTION

・ReyzyGG選手
・YukaPEROdator選手
・Taida選手
・ちゃんりよコーチ

NORTHEPTIONは結成時WKEYというチーム名で活動し、プロリーグ開幕前にNORTHEPTIONに所属となりました。このチームは、個人的に最も応援したくなるチームの1つです。その最大の理由は選手の性格の良さと熱い心です。選手が比較的穏やかなメンバーが多く、なごむ場面が多くあります。しかし戦場に出ると、絶対に負けたくないという熱い心が見え隠れしながら戦っている姿を見ると本当に応援したくなります。実際にALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NORTH リージョナルファイナルでは世界大会出場が危ぶまれていましたが、最終6試合目でチャンピオンを獲得し、世界大会進出を決めました。この瞬間は本当に感動して、応援している私たちも祈りながら見ていたのですが、チャンピオンが決まった瞬間に選手たちと一緒に大喜びしてしまいました。ぜひとも世界大会で活躍してほしいし、応援しています。

グループD

グループDには日韓からRIDDLE ORDERとHAOが入りました。どちらもグループAから進出した2チームで、かつ中入りムーブが得意なチームです。またグループDにはApex Legends Asia Festivalで来日したAllianceやAPAC SOUTH1位通過のwonton dumplingが振り分けられています。

RIDDLE ORDER

・Meltstera選手
・saku選手
・Yukio選手
・むかいコーチ

RIDDLE ORDERはYukio選手を筆頭にスタープレイヤーが在籍しているチームです。現在世界では、チームのデバイス構成として2PAD、1キーマウが強いと言われています。しかしながら、今回世界大会進出を決めた日本チームの中で唯一3キーマウのチームです。このチームは移動が得意なチームで、saku選手の神がかったIGLで安置の中にするする入っていき、高い生存順位を目指すという戦略を取っています。それだけでなくエースプレイヤーのメルトステラ選手は、チームの危機をそのファイト力で何度も救った選手です。チームVCでは常に2位を狙うと言っていますが、ぜひとも世界1位を目指してほしいです。

HAO

・wqtagashi選手
・Right選手
・5CG選手
・JINSEI0waRyコーチ

HAOはALGS Year3 Last Chance Qualifieで4位となったチームです。世界大会進出は3位までのチームだったこともあり、今回は念願の世界大会進出となります。また選手全員にとって今回が初めての世界大会となります。このチームは最終安置のど真ん中を取るのが得意なチームで、最終局面ではアーマー差をポジションで勝つという場面が多く見受けられます。また現在行われている世界大会スクリムでは、ランドマーク争いで初動ファイトをしているようですが、ぜひとも勝ち切ってランドスライドをもぎ取ってほしいですね!

まとめ

今回はALGS Year4 Split1 playoffsにAPAC NORTHから出場する8チームについてグループごとに紹介していきました。現在、世界から勝ち抜いた40チームが連日連夜スクリムで熱い戦いを繰り広げています。特にスクリムの醍醐味の1つである初動ファイトは今大会で見納めになる可能性が高いことから、ぜひ各選手のスクリム配信をご覧になることをおススメします。いよいよ開幕まで1か月を切ったALGS Year4 Split1 playoffs。私たちはAPAC NORTH代表の8チームが全力を出し切れるよう応援しています!