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REJECT WINNITYの優勝で終わったALGS Year4 Split1 Playoffs。その興奮も冷めやらぬ中、6月1日から、いよいよALGS Year4 Split2 プロリーグAPAC Northが開幕します!今回から大注目の新チームが誕生したり、新たにPOIドラフト制度が導入されたりとますます大盛り上がりを見せるであろうALGS Year4 Split2 プロリーグ APAC North。この記事ではその大会概要をまとめてお伝えしていきます。特にPOIドラフト制度に関しては、新ルールのため理解することが難しいことから、この記事が少しでも皆様の参考になると嬉しいです。

大会概要

ALGS Year4 Split2 プロリーグAPAC Northは、ALGS Year4 Split1 プロリーグAPAC Northの上位22チームと、ALGS Year4 Split2 PRO LEAGUE QUALIFIER APAC Northを勝ち上がった上位8チームの合計30チームによって世界大会出場を争う大会です。ALGS Year4 Split2 Playoffsへは9チームが出場となります。冒頭にも述べたように、ALGS Year4 Split1 PlayoffsでREJECT WINNITYが優勝、FNATICが世界3位という大活躍を見せたことから、世界大会出場枠が1つ増えました。

では次に、この9チームをどのように決めるのかご紹介します。最初に10チームずつ計3グループに分かれ、グループごとの総当たり戦を3回行います。その後、マッチごとに取得できるプレースメントポイント上位20チームによって、リージョナルファイナルが行われます。
リージョナルファイナルの優勝チームと、そのチームを除くリージョナルファイナルも含めたプレースメントポイント上位8チームが世界大会へ出場となります。

こちらの記事もチェック:【速報】ALGS Year4 Split2 プロリーグ APAC NORTH結果まとめ

スケジュール

スケジュールは以下のとなります。

ALGS Year4 Split2 プロリーグ APAC NORTH
ALGS APAC NORTH – JP
@ALGS_JP

大会スケジュールは、5月28日の段階で確定しているものです。プロリーグ開幕直前に一度スケジュールが変更になっていることから、もしかすると今後も大会スケジュールは変更になるかもしれません。

グループ

グループ分けはご覧のとおりです。

グループA

・ENTER FORCE.36
・KINOTROPE gaming
・NewJ
・NORTHEPTION
・REIGNITE
・REJECT WINNITY
・REVE RISE MAX
・RIDDLE ORDER
・STRIDERZ
・XFACTORZ

まずグループAの注目チームを2つご紹介します。まずはなんといっても世界王者REJECT WINNITYでしょう。世界NO.1チームがどこまでAPAC NORTHリージョンを破壊していくのか注目です。
次に注目のチームはREIGNITEです。このSplit2より、まつたす選手から元PULVEREXのFtyan選手へとロースターが変更となりました。ShunMi選手とは1スプリットぶりのタッグを組むことになります。世界大会出場経験の豊富なFtyan選手が2人をどこまで引っ張っていくのか本当に楽しみです。

グループB

・AREA310
・chasotenka
・FNATIC
・HAO
・Lucky 7
・Meteor
・RED Rams
・SBI e-Sports
・STYLE
・TIE

グループBの注目チームとしてあげたいチームが3つあります。
1つ目は、やはりFNATICです。FNATICはALGS Year4 Split1 プロリーグ APAC NorthでグループCにいました。このグループCは、当時の世界大会出場枠8チームのうちFNATICのみが世界大会に進出したというグループです。他のチームを寄せ付けないほど、FNATICが圧倒的強さを誇っていたということになります。今回のグループBもFNATICがいるという理由だけで、地域予選突破が非常に厳しいものになるでしょう。

2つ目のグループはLucky7です。有名ストリーマーであったNIRU選手がプロリーグ初参戦!どこまで活躍できるのか要注目です。

3つ目のチームは、TIEです。ALGS Year4 Split2 PRO LEAGUE QUALIFIER APAC North を1位で通過し、見事プロリーグへ返り咲きました。また、最近行われたEsports World Cup Apex部門の地域予選では、3位と本選出場をあと一歩で逃しましたが、並みいる強豪を倒しての3位です。徐々に調子をあげているチームで、プロリーグでどんな成績を収めるのか本当に楽しみです。

グループC

・CRAZY RACCOON
・DOSUKOI Impact
・FENNEL
・FUNNY LOCO
・GHS Professional
・Love and Peace
・MM1427G
・papiko
・SETOUCHI SPARKS
・VortexWolf

グループCの注目チームは、まずMM1427Gです。このチームは、ALGS Year4 Split2 プロリーグAPAC Northで新たに編成されたチームです。メンバーは、メルトステラ選手、MiaK選手、HammerDrill選手の3名です。特にMiaK選手、HammerDrill選手はIGL兼火力枠として非常に高く評価されていた選手で、MiaK選手については、たった1試合でそれまでの結果を全て覆すような驚異的なキルチャンピオンを取ることで有名です。この3名のドリームチームがFNATIC、REJECT WINNITYの2強時代の牙城を崩すのか注目です。

2チーム目は、GHS Professionalです。こちらも今回のSplit2でロースター変更を行ったチームで、1tappy選手、4rufa選手、あなや選手、機械学習コーチのチームとなります。元々はp1nky選手がロースターとなっていましたが、プロリーグ開幕直前にあなや選手と交代となりました。その影響か、ロースター変更後に行われたプロスクリムでは1位を獲得するなど徐々に調子を取り戻しています。元々前回の世界大会でFINALSに進出したメンバーがほぼ残っていることから、世界大会進出はほぼ間違いないチームなのではないでしょうか。

実況・解説陣

ALGS Year4 Split2 プロリーグ APAC NORTH キャスター
ALGS APAC NORTH – JP
@ALGS_JP

実況・解説陣はALGS Year4開幕時と同じ6人となっています。前回初参加となったDizzyさんは、実況の大和周平さんとの名コンビぶりを見せて話題となりました。また前回、急遽Aleluさんshomaru7さんという前代未聞のダブル実況が行われました。2人とも元選手ということもあり、とても楽しそうに解説・実況している姿が見られました。また試合開始前には実況の皆様による感動的な口上が行われることもあり、今回もどのような口上が聞けるのか本当に楽しみです!

POIドラフトとは?

今回から新たにPOIドラフトというルールが導入されました。今まではスクリムなどで参加チームがそれぞれ希望のランドマークに降下し、被った場合は、ランドマーク争いを行い、勝ったチームのものとなっていました。そのため、公式戦での初動ファイトは基本的にほとんどないことが定石でした。

しかし今回から、ALGS運営側が決めた指定のランドマークを事前に参加20チームが順番に選び、そこに一斉降下するというルールに変更となりました。これがPOIドラフト制度の概要です。またこのランドマークの選択順についても運営が独自に指定しており、それぞれのチームの選択順は、プロリーグ期間を通して公平となるように設定されています。

ランドマークは、ワールズエッジが24個、ストームポイントが25個ありドラフト順に両マップから選択していきます。2巡目は1巡目で選択しなかったマップのランドマークを選択する必要があります。

今回はそれぞれランダムに設定されたランドマーク選択順ですが、今後行われる世界大会では、成績に応じて選択順が変更となるようなので、1つの順位が今までよりも重要となってくることは間違いないでしょう。

まとめ

今回は、ALGS Year4 Split2 プロリーグAPAC Northの大会概要についてまとめました。今回からPOIドラフト制度が導入されたことにより、いわゆるランドマーク格差がなくなり、より公平的に実力を試せる大会となったのではないでしょうか。また今回世界大会終了後からプロリーグ開幕まで非常に短い時間でしたが、新チームの結成や新ロースターの発表もあり、どのような成績、プレイを見せてくれるのか本当にわくわくしています。そんなALGS Year4 Split2 プロリーグAPAC Northを皆様一緒に楽しみましょう!