VCT Pacific Ascension 2024の開催地が日本・東京からインドネシアに変更することが発表。VCT Masters Tokyo以来の日本での国際大会に期待が大きかった分、この変更は残念なお知らせとなりましたね。しかし、残念なお知らせだけではありません。
そこで今回はVCT Pacific Ascension 2024の変更点について紹介していきます。あくまで今回の変更は大会の質を高く保つための変更になっているので、残念なところはありますが、その分、どんな大会になるのか楽しみにしましょう。
VCT Pacific Ascension 2024開催地変更

もともとVCT Pacific Ascension 2024は日本の東京で行われる予定となっていました。それが大会の日程調整、質の維持の観点から、インドネシア・ジャカルタで開催することに変更。もともとの東京で行われる予定だったVCT Ascension Pacific Tokyoの概要は以下のようになります。
- 日程:2024年9月13日~23日
- 大会形式
- シングルエリミネーション方式(プレイオフ)
- 変則ダブルエリミネーション方式(グループステージ)
そしてグループステージのマッチ内容は以下のように。
- Match1:A vs B
- Match2:C vs D
- Match3:Match1勝者 vs E
- Match4:Match1敗者 vs Match2敗者
- Match5:Match2勝者 vs Match3勝者
- Match6:Match4勝者 vs Match3敗者
プレイオフ進出に必要な勝利数がチームごとに異なっており、批判の声も集まっていました。
VCT Pacific Ascension 2024日程変更
VCT Pacific Ascension 2024の日程は以下のように変更されています。
- 変更前:2024年9月13日~23日
- 変更後:2024年9月20日~29日
VCT Pacific Ascension 2024大会形式変更
先に紹介したように、もともとのVCT Ascension Pacific 2024ではプレイオフ進出に必要な勝利数がチームごとに異なっており、批判の声も集まっていました。プレイヤーとしても各地域リーグを勝ち上がってきたのにもかかわらず、チャンスが少ないよう+不平等に感じますよね。
そこで10チームによるダブルエリミネーション方式のトーナメントに大会形式を変更。より単純で競技性が高いものとなりました。試合は基本的にBo3でローワーファイナルとグランドファイナルのみがBo5となっています。
なぜVCT Pacific Ascension 2024の開催地を変更したのか
VCT Pacific Ascension 2024の開催地を変更したのにはいくつかの理由があります。その中でも大きな理由が競技環境の確保。つまり、プレイオフのシングルエリミネーション方式をやめることと、グループステージの不平等性をなくすことでした。
これにより、大会日程の変更が必要となり、それに伴い、会場の制約などから、開催地の変更が余儀なくされたというわけですね。
VCT Pacific Ascension 2024日本でのパブリックビューイング開催決定
この開催地の変更は日本のValorant競技シーンファンからすれば、とても残念な事だったでしょう。そこで、なるべく臨場感の高い観戦体験が日本でもできるように、日本国内でのパブリックビューイングの開催が検討されています。
こちらについては日本のValorant競技シーンアカウント「VALORANT Challengers Japan(@valesportscl_jp)」から後ほど発表される予定となっているので、最新の情報をゲットするためにもぜひフォローしてみてください。
VCT Pacific Ascension 2024出場チーム
最後にVCT Pacific Ascension 2024の出場チームを一覧で確認していきましょう。
チーム名 | 地域 |
---|---|
Revenant Esports | 南アジア |
FULL SENSE | タイ |
Rapid Lofi | ヴェトナム |
Disguised | マレーシア&シンガポール |
Sin Prisa Gaming | 韓国 |
RIDDLE | 日本 |
Oblivion Force | 香港&台湾 |
NAOS Esports | フィリピン |
BOOM Esports | インドネシア |
JFT Esports | オセアニア |
まとめ
今回はVCT Pacific Ascension 2024の変更点について紹介してきました。日本開催がなくなったということは、日本ファンコミュニティにとっては残念なお知らせでしたが、選手がより高い競技環境で戦えるようになったことはうれしいことですね。
また、日本ファンには、より高い臨場感での観戦体験ができるようにパブリックビューイングの開催も予定されています。オフラインで見ることは難しくなってしまいましたが、多くのファンとともに、VCT Pacificへと昇格するチームの誕生を見届けましょう。