OW2も発売されオーバーウォッチの盛り上がりがいま世界的に見てもすごいですよね。世界だけでなく、日本地域もコンテンダーズリーグへの参加が決まったりと日本でも大きな盛り上がりを見せています。
そして2022年12月18日にさらにオーバーウォッチを盛り上げる情報が公開されました。それが2023年秋のオーバーウォッチワールドカップの開催です。オーバーウォッチワールドカップは2019年の開催を最後にこれまで開催されていませんでした。そこで今回はオーバーウォッチワールドカップとはどんな大会なのかを紹介していきます。

OW2とは
OW2とは世界的にも大人気のFPSとなった「OW(オーバーウォッチ)」の続編です。これまでの6vs6から5vs5に仕様を大きく変更して登場しました。しかもOWシリーズはただのFPSではありません。LoLのようなMOBA的要素、数多くのキャラクターのアビリティを駆使した戦略的な戦いを楽しむことができます。世界的に人気になるのには理由があったのですね。OW2は日本で最高の人気を誇るカジュアル大会といっても過言ではないCRカップのタイトルにも採用されています。気になった人はぜひそちらもチェックしてみてください。
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オーバーウォッチワールドカップとは
オーバーウォッチワールドカップとはオーバーウォッチの開発をしているブリザード・エンターテインメントが開催している世界大会です。2016年から2019年までは毎年開催されていたもののそれから開催されることはありませんでした。そこから4年の時を経て2023年に新たに開催されることが発表されました。ちなみにこれまでの大会では韓国が3回、アメリカが1回優勝しています。
オーバーウォッチワールドカップ2023スケジュール
2022年12月現在、オーバーウォッチワールドカップ2023に向けてスケジュールが公開されています。
- 1月:参加国発表
- 2月:ワールドカップトライアル
- 3月:チーム適正テスト
- 6月:ワールドカップ予選
- 2023年秋:本戦開幕

参加国発表
2023年1月からオーバーウォッチワールドカップ2023に出場する国を発表します。オーバーウォッチワールドカップに参加できるのは36の国と地域です。これらを主催であるブリザードが選出します。eスポーツの日本での盛り上がりや日本地域がコンテンダーズに参加できるようになったことも考えると日本が参加国に選ばれる可能性は高いと言えますね。
ワールドカップトライアル
2月にはワールドカップトライアルが開幕します。国と地域の代表チーム適正テストの参加枠をかけたオープントーナメントになります。簡単に言うと国・地域の代表を決定する予選のようなものになります。このワールドカップトライアルで優勝したプレイヤーは直接代表チームの適正テストを受けることができるようになります。
チーム適正テスト
3月に行われるのがチーム適正テストです。競技委員会が適正テストを実施し、最終的にオーバーウォッチワールドカップに出場するメンバーを決定します。ワールドカップトライアルで優勝を逃したプレイヤーもこのチーム適正テストに参加することが可能です。こちらのチーム適正テストはオーバーウォッチのランクであるライバル・プレイのランクがダイヤモンド以上であれば参加できるようになっています。オーバーウォッチの実力に自信のあるプレイヤーはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
ワールドカップ予選
そして6月からいよいよオーバーウォッチワールドカップの予選が始まります。36の代表チームが6つの地域に分かれて予選を戦います。この予選の上位16チームがオーバーウォッチワールドカップの本戦に進出することができます。
本戦開幕
いよいよ2023年秋になるとオーバーウォッチワールドカップ2023の本戦が始まります。ワールドカップ予選で勝ち進んだ16チームによるグループステージと、そのグループステージの上位8チームが進出できるファイナルステージに分けられます。ファイナルステージはシングルエリミネーション方式であることが発表されています。また本戦はすべてオフライン環境での試合となります。
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過去の日本チームの戦績
オーバーウォッチワールドカップ2023の開幕に向けてこれまでの日本チームの戦績について見ていきましょう。
2016年
2016年の日本チームの最終結果はアジア太平洋地域予選4~6位に終わっています。予選で分けられたグループの首位のみが通過できるシステムで、日本は香港代表に勝利するものの、タイ代表に敗れて予選敗退となりました。2016年大会にはZETA DIVISIONのValorant部門のコーチを担当するXQQや、現在は関優太名義で活動しているStylishNoobなどが選手として出場しています。
2017年
2017年はアジア太平洋地域予選を2勝1分けで首位通過しています。その後のプレーオフ予選で敗退してしまい、世界ベスト16に終わりました。2017年大会には世界的なOWプレイヤーであるta1yoやストリーマーとして今や大人気のJasper7seが出場していました。また、競技委員会にはeスポーツキャスターでおなじみの岸大河も選ばれていました。
2018年
2018年は予選大会で2勝3敗。4位になり予選突破は叶わず、世界ベスト16で終わりました。今大会にはta1yoや現在Valorantでプロ活動をしているDep、SamuraiDが出場していました。また、コーチとしてXQQも参加しています。
2019年
2019年は地域予選がなくなり、シード権を持たない出場国28か国による予選大会から始まりました。5つのグループに分けられ、予選からシングルエリミネーションのトーナメント形式となっていました。日本代表は初戦イタリア代表と戦い、スコア2-3で惜しくも初戦敗退となりました。2019年大会にはSamuraiD、ta1yo、TENNNなどが出場しています。
多くの日本eスポーツ界におけるスター選手を輩出してきたオーバーウォッチワールドカップ、2023年も新たな日本eスポーツ界のスター選手が誕生するかもしれませんね。
まとめ
今回は2023年に4年ぶりの開催となるオーバーウォッチワールドカップについて紹介してきました。日本地域でもコンテンダーズへの参加など盛り上がりを見せているオーバーウォッチなだけに期待度が高まりますね。これまでの日本代表の最高戦績は世界ベスト16なのでぜひ日本がワールドカップ参加国に選出されて、この記録を塗り替えてくれることを期待したいですね。
また、今後のOW2ではワールドカップ開催を記念した全プレイヤーが参加できるゲーム内チャレンジも用意しているということなのでこれからのオーバーウォッチからのお知らせも楽しみに待ちましょう。プロだけでなくOW2初心者も楽しめる大会になること間違いなしです。
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