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コンバーター」は、大人気なFPSゲーム『Apex Legends』をプレイするプレイヤーなら1度はどこかで聞いたことのある言葉でしょう。しかし、聞いたことはあるものの、何のことかわからないという人も多いのではないでしょうか。コンバーターはCS機でキーボードやマウスをコントローラーの入力に変換する機器のことで、本来ならキーボードやマウスにはつかないエイムアシストをつけられるようになります。

この記事ではコンバーターの概要とApexや他のゲームで禁止されているのか否か、また価格帯などをご紹介していきます。当記事でコンバーターとは何かという疑問を解決する糸口になりましたら幸いです。

コンバーター APEX
出典:Electronic Arts Inc.

【Apex】コンバーターとは?

コンバーターとは、マウスとキーボードをコントローラーとして入力変換する、変換機器のことを指します。通常、PlayStationやXboxなどCS版のApex Legendsはコントローラー(Pad)でしかプレイができません。しかしコンバーターを使用することで、マウスとキーボードを使ってCS版のApexをプレイできるようになるのです。

規約違反となる理由

これの何がいけないかというと、エイムアシストに大きく違いが出てくるという点。エイムアシストとは、コントローラーを使用した際、キーボードやマウスに比べて敵に弾が当たりやすくなるようエイムの補助が適応されることをいいます。マウスは敵の所までマウスを動かしてカーソルを移動させれば良いですが、コントローラーはスティックで敵に照準を合わせる必要があり、慣れるまで力の加減が難しくなっています。その差を埋めるために、エイムアシストという機能が実装されています。

通常は、PCでキーボードマウスを使用するとエイムアシストはオフに、コントローラーを使用するとエイムアシストはオンになります。CS版は元々、コントローラーにしか対応していないものなので、基本的にエイムアシストがオンとなります。コンバーターを使用して無理やりキーボードとマウスをコントローラーだと思い込ませることでエイムアシストがオンの状態でキーボードとマウスを使うことができるようになってしまいます。キーボードとマウスとコントローラーのデバイス間での差を埋めるためのエイムアシストだったのに、キーボードとマウスでエイムアシストが使えるとなると、非常に強力なエイム力を手に入れることができます。

コンバーターはApexで使用しても大丈夫?

上記で説明した通り、通常はキーボードとマウスでエイムアシストがオフの筈なのに、オンの状態で戦うことができるようになります。それに加えて、アンチリコイルというリコイル制御を無くした機能が搭載されたコンバーターも存在しています。

リコイルがないということはほぼオートエイムと変わらず、簡単に敵を倒せてしまう強さになります。最早、ここまでくるとチートと同じ扱いとなり、だからこそコンバーターは嫌われているのです。

コンバーターの使用はゲーム環境を破壊しかねないことから、Apexの公式からコンバーターの使用は認められておりません。チートとほぼ同じ扱いであるため、コンバーターの使用がバレてしまうと最悪、アカウントを停止される恐れがあります。強くなりたいからといって、絶対に使用しないようにしましょう。

コンバーターを禁止されているゲームは?

Apexは公式からもコンバーターの使用禁止を名言されています。それでは他のゲームは使用可能なのでしょうか。ゲーム公式から大々的にコンバーターの使用について明言されていないタイトルは多くあります。しかし、PlayStationを販売するSONYからはコンバーターは非公認の機器となり、非公認機器は使用を禁止とすると明言されています。ですので、他のゲームでも使用することは基本的に許されていないと言うのが現状です。

それでは、CS機はキーボードやマウスを使ってはならないのかというとそれは違います。PlayStation4やPlayStation5に直差しして、キーボードやマウスを使用するのはセーフです。ゲームのソフト側でキーボードやマウスに対応しているものは直差しして遊ぶことができるようになっており、それは規約違反でないことがほとんどです。

直差ししてもキーボードやマウスが反応しないゲームであるのにも関わらず、コンバーターを介して、コントローラーを使用していると誤認させ、キーボードやマウスを使用するという行為が禁止であるというのをよく理解しておいてくださいね。

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コンバーターはどれくらいで買えるの?

コンバーターは有名どころだと基本的に、1万5000円から3万円ほどの価格帯となります。思ったより値段が高めで驚きますよね?良いゲームデバイスが買えてしまうお値段です。更に、キーボードとマウスを持っていなければそちらも購入する必要があるため、更に必要なお金が増えることになります。ちなみに、PCがないと初期設定やアップデートができないため、PS4しか持っていないという人はゲーミングPCを使用出来る環境を整える必要があるようです。

コンバーター利用の際の注意点

コンバーターを利用したいと思っても労力や多くの資金が必要です。更に、準備をして使用できるようになっても、バレればアカウント停止の可能性があります。こんなにお金をかけてまで公式から禁止され、プレイヤーから冷たい目を向けられるコンバーターを購入するくらいならコツコツ努力をした方がよっぽど楽しいゲーム体験ができるのでは無いでしょうか?

努力して自分の力で目標を達成できた時の喜びは何にも変え難いことです。そんな素晴らしい体験の可能性を捨ててまで、楽をして強くなりたいという人は何のためにゲームをしているのでしょうか?
コンバーターを購入したいと思っている方は1度立ち止まり、よく考えてみてくださいね。

高性能なゲーミングデバイスについて知りたいという方は「ゲーミングデバイスのおすすめ」をご覧ください。

フリークやエイムリングはApex公式より使用OKとのこと!

コントローラーに装着するフリークやエイムリングといったアタッチメントはSONY公式が販売しているものではありません。しかし、これらのコントローラーへの装着型のアタッチメントはゲームデータの改竄といった行為にあたらない為、Apex公式より使用を許可されています。

慣れるには時間と練習が必要ですが、フリークやエイムリングはエイム精度が向上しやすくなります。プロや有名配信者も使用してることが多い為、エイム力を上げたいという方はコンバーターのような公式から禁止されているものよりも、公式から許可されているフリークやエイムリングを使用することをオススメします。とはいえ、大会によってはアタッチメント系の使用を規制しているものもある為、大会に参加する際はよく確認をしてくださいね。

フリークやエイムリングのようなコントローラーに装着するアタッチメントは公式より使用が許可されていますが、チートやコンバーターといったゲームデータに影響を与えるものは使用不可だということは頭に入れておきましょう。

キャプチャーボードで自分のプレイを見返したいという方は、「おすすめのキャプチャーボード」をご覧ください。

まとめ

この記事では、コンバーターとは何かやコンバーターがApexなどのゲームでどういう扱いなのか、コンバーターの価格について、フリークやエイムリングは禁止なのかを解説しました。

コンバーターは現在Apex公式やSONY公式より使用禁止を明言されており、チートと同列の扱いとなっています。キーボードやマウスでエイムアシストがオンになるだけでなく、アンチリコイルといった機能の備わっているものもあり、 プレイヤーからも嫌がられています。

コンバーターは使用していることがバレるとBAN(アカウント停止)の恐れもあるため、安易に手を出したりせず、自分の力でゲームを上達して頂ければと願っています。

よくある質問


コンバーターを使用するとApexで有利になりますか?

コンバーターを使用することでキーボードやマウスで本来はオフになる筈のエイムアシストをつけられます。エイムアシストのついたキーボードとマウスは敵に弾を当てやすく、有利になります。アンチリコイルという機能のついたものもある為、最強のエイム力を手に入れられる可能性はありますが、使用禁止を公式から名言されています。コンバーターの使用がバレるとアカウント停止される危険性もあるため、使用しない方が身のためです。


コンバーターを使っている友人とPTを組んで遊んでも大丈夫?

コンバーターを使っているという友人とPTを組んで遊ぶのはリスクが高いため、なるべく断るようにしましょう。コンバーター使用者はアカウント停止される恐れがあるのは勿論ですが、コンバーター使用者と一緒に複数回プレイしていたプレイヤーもアカウント停止される危険性があります。いつ、どこでコンバーターを使用している友人がバレるか分からない為、怪しい人とはなるべく遊ばないようにしましょう。