VALORANTのフェイドは、進行しやすいように索敵したり、エントリーをサポートしたりするイニシエーターです。視界に入った敵の位置を表示する「ホウント」や敵を追撃して、当たれば視界悪化効果を付与する「プラウラー」など優れたアビリティを有しています。
主に味方をサポートする立ち回りで、攻撃の起点になる重要な役割を担っていることから、使い方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、VALORANTのフェイドの使い方をシーズ編・ホウント編・プラウラー編・ナイトフォール編の4つに分けて解説していきます。フェイドでランクを上げたい方はぜひチェックしてみてください。
フェイドの基本性能
シーズ

購入クレジット | 200 |
最大所持数 | 1 |
効果持続時間 | 5秒 |
シーズは、投げてから一定時間経過後に地面に落下し、ゾーンを発生させます。このゾーン内にいた敵に対して、衰弱効果と聴覚を奪う効果を付与するアビリティです。
また、敵をその場に5秒間拘束する効果もあります。ジェットのブリンクやレイズのブラストパックでもシーズから抜け出せず、元の位置に引き戻されます。
ホウント

購入クレジット | 無料 |
最大所持数 | 1 |
クールタイム | 40秒 |
ホウントは、生ける悪魔を発射して、視界に入った敵の位置を特定するアビリティです。表示された敵は、自身の位置まで導線のような黒い線が繋がれる「テラートレイル」状態となります。
また、ホウントは、再び起動キーを入力すると、任意の位置で落下させられるのも特徴です。マップ上に表示される緑色の矢印に注目しておけば、比較的思い通りの位置で起動させることが可能です。
プラウラー

購入クレジット | 250 |
最大所持数 | 2 |
プラウラーは、その名の通りプラウラーを呼び出し、その視界に入った敵を追撃する効果を有するアビリティです。敵に追いついた場合には、視界悪化効果を付与します。
また、起動キーの長押しでクロスヘアの方へ方向転換させられるのもポイントで、丁寧な索敵を行うことが可能です。
ほかにも、プラウラーは、ホウントやナイトフォールでテラートレイル状態になっている敵に向かって、素早く飛んでいく効果も有しています。
ナイトフォール

必要ポイント | 8 |
ナイトフォールは、悪魔エネルギーの波を放ち、範囲内の敵に衰弱効果およびテラートレイル状態を付与するアルティメットです。
また、波が敵に触れる度に、音が発生するため、範囲内に何人潜んでいるのかを把握できます。加えて、ブリーチやブリムストーンのアルティメットのように、味方に当たることがないため、位置を気にすることなく起動可能です。
フェイドの使い方
VALORANTのフェイドのアビリティスキルの使い方をシーズ編・ホウント編・プラウラー編・ナイトフォール編の4つに分けて解説していきます。
コンペティティブで今すぐ役立つモノを紹介するため、ぜひチェックしてみてください。
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シーズ編
敵を分断させる
シーズは、敵を分断させるのに効果的です。例えば、ジェットやレイズがエントリーしてきた場合に投げておくことで、後続がサイト内に入れないようにできます。孤立したジェットやレイズをダウンさせられれば、大きなアドバンテージを生み出すことが可能です。
また、そもそもジェットやレイズを拘束させるのもひとつの手段です。拘束された場合は、ブリンクやブラストパックでも抜け出せないため、味方が寄るまでの時間を稼げます。
ペイント弾やインセンディアリーと組み合わせる
シーズをレイズのペイント弾やブリムストーンのインセンディアリーと組み合わせてキルを狙うのもおすすめの使い方です。事前に味方と打ち合わせておく必要があるものの、上手くはまればほとんどリスクなしで一人落とせます。
ほかにも、キルジョイのナノスワームやケイオーのフラグメント、ゲッコーのモッシュピットなどと相性良好です。味方がピックしたキャラクターを確認するようにしましょう。
ホウント編
エントリーやリテイクにあわせて使う
ホウントは、エントリーやリテイク時に優先的に使用しましょう。敵の位置を把握できるのはもちろん、射撃してホウントを壊す必要があるため、エイムを置いている場所を一瞬ズラせます。
また、プラウラーがない場合などの状況によっては、索敵にも使用します。クールタイム40秒で再度発動できるようになるため、時間をこまめに確認しておくことがおすすめです。
壁抜きを狙う

壁抜きを狙ってホウントを使うのもひとつの手段です。発動時に敵の位置を壁越しに表示するため、オーディンなどの貫通力の高い武器で安全にキルを狙えます。
ただし、ホウントは、素早く壊されると、敵の位置が把握できません。敵の視界に入りにくい定点ポジションに入れて、壊されないようにしましょう。
プラウラー編
索敵を行う

プラウラーは、主に索敵を行う際に使用します。クロスヘアを動かした方向に進行するため、丁寧なクリアリングを行うことが可能です。
ただし、敵の比較的正面にプラウラーが入らないと反応しないケースがあるため、角を索敵する場合はほとんど直角に通すことを意識しましょう。この使い方を意識するだけで、敵がいないという思い込みによる大きな事故を防げます。
撃ち合いを優位にする
プラウラーが敵を追撃している状況なら優位に撃ち合えます。同アビリティを破壊しないと視界悪化効果が付与されるため、ほとんどのプレーヤーが破壊しようとします。
エイムを置いている場所を一瞬ズラせるため、そのタイミングでピークすれば撃ち勝てる可能性が高いです。味方の進行にあわせて使用してみてください。
テラートレイル状態の敵に使う
ホウントやナイトフォールで、敵をテラートレイル状態にさせたなら積極的にプラウラーを出して、撃ち合うようにしましょう。プラウラーは、テラートレイル状態の敵に向けて使用すれば、素早く追尾する効果があります。
敵の位置がほとんど正確に把握できるかつ、敵はプラウラーを壊すためにエイムを外している可能性が高いため、優位な戦闘を仕掛けられます。
ナイトフォール編
エントリーやリテイクにあわせて使う

ナイトフォールは、基本的にエントリーやリテイクにあわせて使用しましょう。範囲内の敵に衰弱効果およびテラートレイル状態を付与するという強力な効果を有しており、味方には当たらないため、サイト内を優位に立ち回れます。
また、ナイトフォールが当たれば、積極的にプラウラーを使用することがおすすめです。敵めがけて素早く飛んでいくため、より優位な撃ち合いを行えます。
フロムザシャドウズやショーストッパーと組み合わせる
オーメンのフロムザシャドウズやレイズのショーストッパーと組み合わせて使用するのもおすすめです。ナイトフォールが当たった敵は、聴覚が奪われるため、VCがなければアルティメットが発動されたことがわかりません。
どこにオーメンが飛んだのか、レイズがどこから撃ってくるのかの判断ができない分、より高確率でサイト内を制圧可能です。VCでコミュニケーションを取れる場合は、ぜひ実践してみてください。
フェイドの立ち回り
VALORANTのフェイドの基本的な立ち回りを攻撃側・防衛側で分けて解説していきます。
攻撃側
フェイドの攻撃側の立ち回りは、デュエリストに付いていき、プラウラーやホウントなどのアビリティでサポートすることです。自分が積極的に勝負を仕掛けるよりも「索敵入れるからピークして」などのVCを入れて、味方を進行しやすくしましょう。
また、無事サイト内にエントリーできた場合は、残ったアビリティを腐らせずに使用します。プラウラー・ホウント・シーズとどれも撃ち合いで優位をとれるアビリティなため、積極的に勝負してみてください。
防衛側
フェイドの防衛側の役割は、敵の進行を把握したり、エントリーを止めたりすることです。プラウラーやホウントを使用して敵の情報を取りながら、サイト内に入ってきそうならシーズなどのアビリティを駆使して味方が寄ってくる時間を稼ぎます。
また、ホウントでのリテイクが強いのも特徴。敵の進行が速かったり、サイト内で耐えられそうになかったりする場合は素早く退いて、味方とあわせてサイト内を取り返すことを意識しましょう。
フェイドのおすすめマップ
VALORANTのフェイドのマップ別ピック率を表にしてまとめています。以下の表の数値を参考にして、ピックするマップを検討してみてください。今回の調査では、エピソード7のACT1でイモータル3に位置する方の数値を掲載しています。
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スプリット | 0.4% |
アセント | 0.8% |
ヘイブン | 0.8% |
バインド | 1.3% |
フラクチャー | 1.5% |
パール | 5.8% |
ロータス | 2.2% |
参照元:blitz.gg
フェイドの強化・弱体化履歴
VALORANTのフェイドの強化および弱体化の履歴をご紹介します。今後新たなパッチノートで調整が入るたびに更新するため、チェックしてみてください。
パッチ7.04 | プラウラー:使用後、銃の再装備までの時間が微増 |
パッチ5.12 | プラウラー:体力が100から60に減少 |
パッチ5.10 | プラウラー:持続時間が3秒から2.5秒に短縮 標的に達してから噛むまでの時間を0.4秒から0.6秒に増加 視界悪化効果の持続時間が3.5秒から2.75秒に短縮 ナイトフォール:必要なポイントが7から8に増加 |
まとめ
この記事では、VALORANTのフェイドの使い方をシーズ編・ホウント編・プラウラー編・ナイトフォール編の4つに分けて解説してきました。
フェイドを使用する際には、アビリティを駆使しながら味方へのサポート意識を高く持つことが大切です。敵がエイムを置きがちな場所にはプラウラーを入れる、エントリー時にホウントを入れるなどを徹底しましょう。
また、撃ち合いを優位に行えるアビリティが豊富なのも特徴です。サイト内へたどり着くまではサポート重視の立ち回りに徹しながら、無事にエントリーできたら積極的に撃ち合うことを意識してみてください。
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