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2023年2月2日から2月5日にかけてApexの世界大会「ALGS Year3 Split1 Playoffs」が開催されました。各地域から地域予選を勝ち上がった40チームが世界1をかけて戦います。これまでのApexの世界大会ではTSM、DarkZeroが優勝しています。

前回の世界大会では日本チームのFnaticが世界4位に輝く活躍も見せてくれて、今大会では世界からも注目されるチームになりました。そこで今回はALGS Year3 Split1 Playoffsの大会結果について紹介していきます。一体どのチームが新たな世界王者になったのでしょうか。

ALGS プレイオフ 2023
Electronic Arts Inc.

ALGS Year3 Split1 Playoffs大会フォーマット

今大会に出場するチームはNA・EMEA・APAC NORTHから10チームずつ、APAC SOUTH・SAから5チームずつの計40チームです。各チームはリージョンファイナル、プロリーグの順位に応じて出場が決まります。ALGS Year3 APAC North Regional FinalではCrazy Raccoonが優勝していますね。出場チームに関しては以下の記事で詳細を紹介しています。

こちらの記事もチェック: ALGS Year3 Split1 Playoffs出場チーム紹介!

今大会ではAurora・Fire Beavers・DEWA UNITEDがVISAの関係で出場できなくなってしまい、各リージョンから繰り上げでHorizon Union・Passion・Dream Fireが出場しています。ALGS Year3 Split1 Playoffsは40チームを10チームずつ、4つのグループに分けすべてのグループの組み合わせで対戦するグループステージから始まります。グループ分けは以下のようになっています。

Group AGroup BGroup CGroup D
Horizon UnionTSMFNATICIron Blood Gaming
XSETNORTHEPTIONACENDTeam Singularity
Moist EsportsNorCal EsportsThe GuardVexed Gaming
ENTER FORCE.36Dream FireK1CKCrazy Raccoon
GØDFIREPassionONIC ClanEsports Arena
LeaveNoWitnessAllianceEXO ClanLuminosity
PULVEREXFloraNRGiG.International
100 ThievesOxygen EsportsPioneersfun123
JLINGZ EsportsSpacestationGANBARE OTOUSANElement 6
GameWardFC destroyGHS ProfessionalDarkZero

グループステージ終了時点の上位20チームがウィナーズブラケット、下位20チームがルーザーズブラケット1に進みます。次にウィナーズ・ルーザーズ1それぞれで6試合行い、ウィナーズ下位10チーム、ルーザーズ1上位10チームがルーザーズ2に進みます。この時点でウィナーズの上位10チームは決勝進出、ルーザーズ1の下位10チームは敗退が決定します。Apexのグローバルシリーズはダブルエリミネーション方式になっているというわけですね。ルーザーズ2で上位10チームになると決勝に進出することができます。

グループステージ結果

まずはApexのグローバルシリーズのグループステージの結果から見ていきましょう。

順位チーム名総合ポイント
1位TSM153
2位NORTHEPTION152
3位EXO Clan147
4位NRG147
5位XSET136
6位JLINGZ Esports133
7位Spacestation131
8位FNATIC129
9位Esports Arena128
10位ACEND127
11位100 Thieves123
12位The Guard121
13位DarkZero117
14位Moist Esports116
15位Element 6114
16位fun123113
17位Luminosity109
18位ENTER FORCE.36107
19位Alliance106
20位PULVEREX100
21位Dream Fire99
22位FC destroy95
23位ONIC Esports95
24位Iron Blood Gaming95
25位Team Singularity94
26位GHS Professional86
27位Crazy Raccoon86
28位GANBARE OTOUSAN84
29位GameWard82
30位iG.International80
31位Pioneers79
32位Vexed Gaming69
33位Flora67
34位Oxygen Esports59
35位Passion53
36位Horizon Union49
37位GØDFIRE42
38位NorCal Esports41
39位LeaveNoWitness40
40位K1CK37

NAチームは10チーム中9チームがウィナーズブラケットに進みました。いかにNA地域のApexのレベルが高いのかがわかりますね。前回大会世界4位のFNATICも8位でウィナーズブラケット進出を決めています。地域予選の最初の週こそ苦戦したもののALGS year3 week 2から安定した強さを見せてくれていますね。

ルーザーズブラケット1結果

下位10チームになるとエーペックスグローバルシリーズから敗退が決まってしまうルーザーズブラケット1の結果について見ていきましょう。

順位チーム名総合ポイント
1位ONIC Esports54
2位GØDFIRE52
3位iG.International47
4位K1CK46
5位GANBARE OTOUSAN44
6位NorCal Esports43
7位FC destroy41
8位Team Singularity37
9位Pioneers35
10位Dream Fire34
11位Vexed Gaming33
12位Oxygen Esports30
13位GHS Professional30
14位Iron Blood Gaming25
15位Crazy Raccoon22
16位GameWard22
17位Horizon Union18
18位Passion18
19位LeaveNoWitness17
20位Flora17

APAC NORTHからはGHS・CR・Floraが敗退となりました。

ウィナーズブラケット結果

ここで上位10チームになるとALGS Year3 Split1 Playoffsの決勝に進出することができます。さらに1位には10ポイント、2位は9ポイント、3位は8ポイントと1ポイント差ずつで10位にまでアドバンテージポイントが与えられます。つまり決勝で1位は10ポイント持った状態で、10位で進出しても1ポイントは持った状態でスタートできるというわけですね。

順位チーム名総合ポイント
1位NRG60
2位ACEND48
3位Element 648
4位Alliance47
5位The Guard45
6位Esports Arena41
7位XSET39
8位TSM39
9位Moist Esports36
10位fun12334
11位Spacestation33
12位Luminosity31
13位EXO Clan29
14位DarkZero28
15位PULVEREX24
16位FNATIC23
17位100 Thieves19
18位ENTER FORCE.3616
19位JLINGZ Esports14
20位NORTHEPTION5

グループステージと大きく変わり、ラウンド3までほとんどのチームが残っているような移動が非常に難しい環境になりました。APAC NORTHチームはなかなかうまく対応できずに多くのチームがルーザーズブラケット2に進むことになりました。PULVEREXは初戦でチャンピオンを獲得するものの残りの試合でうまくポイントを伸ばすことができませんでした。

ルーザーズブラケット2結果

このステージでApexのグローバルシリーズのYear3 Split1で最後に決勝に進出する10チームと敗退する10チームが決まります。

順位チーム名総合ポイント
1位Luminosity83
2位DarkZero62
3位EXO Clan56
4位Spacestation52
5位FNATIC50
6位GANBARE OTOUSAN44
7位ONIC Esports38
8位Team Singularity33
9位Dream Fire31
10位ENTER FORCE.3631
11位PULVEREX29
12位JLINGZ Esports28
13位100 Thieves22
14位K1CK19
15位GØDFIRE18
16位Pioneers17
17位NorCal Esports14
18位NORTHEPTION12
19位FC destroy9
20位iG.International2

APAC NORTHからはfun123、FNATIC、GANBARE OTOUSAN、ENTER FORCE.36が決勝に進出することになりました。PULVEREXは残り2ポイント、NORTHEPTIONはグループステージでは1位と1ポイント差の2位になるなどの活躍を見せていただけに悔しい結果になりました。

プレイオフファイナル結果

いよいよALGS Year3 Split1 Playoffsの優勝チームが決まるファイナルの結果について見ていきましょう。ファイナルはポーランド形式になっており、獲得ポイントが50ポイントを超えた次以降の試合でチャンピオンを獲得するとその時点で優勝となります。

順位チーム名総合ポイント
1位TSM79
2位NRG86
3位ACEND78
4位XSET66
5位Alliance57
6位Moist Esports53
7位ONIC Esports52
8位FNATIC47
9位Element 646
10位Luminosity44
11位Team Singularity42
12位GANBARE OTOUSAN41
13位DarkZero41
14位fun12338
15位Esports Arena36
16位Spacestation36
17位The Guard36
18位ENTER FORCE.3630
19位EXO Clan21
20位Dream Fire8

ALGS プレイオフ 優勝
引用:TSM 公式Twitter

TSMがApex初の公式世界大会であったインビテーショナル以来の優勝を決め、世界王者に返り咲きました。優勝を決めるターニングポイントにもなったヴァルキリーによるジャンプはチームを世界1にするとともにImperialHalが世界No.1IGLであることを証明した瞬間でしょう。

まとめ

今回は2023年2月2日から2月5日にかけて開催されたALGS Year3 Split1 Playoffsの大会結果について紹介してきました。見事世界王者に輝いたのはApexの競技シーンで長い間トップチームであり続けたTSMでしたね。

APAC NORTHではFNATICの8位が最高順位となりました。しかし、APAC NORTHも多くのチームがチャンピオンを獲得したり、NORTHEPTIONはグループステージ堂々の2位通過などSplit2での活躍も期待できる試合を見せてくれました。Split2やChampionshipでのAPAC NORTHチームの活躍も楽しみに待ちましょう。