11月30日にFennel公式サイトおよびX(旧Twitter)にて、FFL APEX REBOOT with eplusの開催が突如発表!競技選手のみならず、競技ファンからもその開催が待ち望まれていたあの伝説の「FFL APEX」が、株式会社「イープラス」を新たなパートナーに迎え、見事復活しました!
この大会は非公式大会ではあるものの大人気の大会で、大会賞金も優勝チームが50万円と超豪華な内容となっています。この記事では、簡単な大会概要と試合結果をまとめてお伝えしていきます。試合結果については、今後も随時更新していきますので、大会観戦の参考にしていただけると幸いです。
大会概要
ここからは、FFL APEX REBOOT with eplusの大会概要をお伝えしていきます。
出場チーム

大会はAPACから選び抜かれた強豪20チームで行われます。注目ポイントはAPAC SOUTHからも出場があるという点です。プロリーグのリージョンは異なりますが、ALGS Year3 championshipで大活躍したAPAC SOUTHリージョンから6チームが参加しており、非常に規模が大きく、レベルの高い大会となっています。
また、今後この参加20チームについては、大会結果に応じて入れ替えが予定。大会が開かれるごとに、より強いチームが生き残っていくというルールになっているようです。
大会ルール
今大会は毎月4回開催され、月ごとに優勝チームを決定していきます。1回あたり6試合行われ、その4週分つまり24試合の総獲得ポイントに応じて順位が決められます。獲得ポイントはキルポイント及び順位ポイントで、このポイント数はALGS公式ルールと同様となっています。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY1試合結果
12月5日に行われた第1回FFL APEX REBOOT with eplusの試合結果をお伝えします。
1試合目は、APAC NORTH大人気チームRIDDLE ORDERがチャンピオンを獲得。最終安置も自分たちのポジションに寄るなど、運さえも味方につけていました。2試合目は、NORTHEPTIONへ所属を発表したWKEYがチャンピオンを獲得。初動ファイトがあったこともあり、12キルと大量キルポイントも伴ってのチャンピオンとなりました。
3試合目は、RIDDLE ORDERが2度目のチャンピオン獲得となりました。ここまでAPAC NORTHチームが3連続チャンピオンで折り返します。
マップが変わって、ストームポイントで行われた4試合目にはPrimis Komandaが1位13キルでAPAC SOUTHチームから初のチャンピオンとなりました。このチームは直近で行われた世界大会であるALGS Year3 Championshipで3位を獲得した元BLVKHVNDのメンバーで構成されているチームで、今大会優勝候補チームの1つです。
5試合目には、Iron Blood Gamingがチャンピオンを獲得し、2位にはboogie boardersがつけるなどAPAC SOUTHチームの活躍が見えた試合となりました。最終6試合目は、日本チームが大活躍!1位にはAREA310、2位にはKINOTROPE gaming、3位にNORTHEPTIONと上位3チームを独占。特にKINOTROPE gamingとNORTHEPTIONはそれぞれ10キル、11キルとキルポイントも大量獲得となりました。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY1順位表
6試合を終えたFFL APEX REBOOT with eplus DAY1の総合結果はご覧のとおりです。

2試合目にチャンピオンを獲得したNORTHEPTIONが、他の試合でも好成績を取り続け82ポイントを獲得し、2位と圧倒的な差をつけ現在1位となっています。続く2位にはAPAC SOUTHからboogie boardersが入りました。3位には、KINOTROPE gamingが続きました。どちらもチャンピオン獲得はないものの、キルポイントを伸ばしての上位獲得となっています。韓国チームでは、Realizeの7位38ポイントが最高成績となっています。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY2試合結果
ここから、12月12日に行われたDAY2の試合結果をお伝えいたします。
DAY1でAPAC SOUTH勢初チャンピオンを獲得したPrimis Komandaが初戦チャンピオンを獲得。スカイフック安置ということもあってか、最終ラウンドスタート時点で6部隊とかなり多く残っていましたが、ポジション取りを有利に進めていき、見事1位となりました。2位となったREIGNITEもこの試合最多10キルを獲得し、大量ポイントとなりました。
続く2試合目は、現在総合ポイント1位であるNORTHEPTIONがチャンピオンを獲得。インタビューでは、Taida選手、ReyzyGG選手、YukaPEROdator選手の3人がそれぞれ「味方が強い」とお互いをたたえていました。素敵な関係性が垣間見えた瞬間でもあり、この選手同士のリスペクトが快進撃を続けるNORTHEPTIONの強さの秘訣かもしれませんね!
3試合目は大会主催チームであるFENNELが大会初チャンピオン!最後の戦闘では、栗原選手がKinotrope Gamingとのファイトで1v2を返し、見事勝利となりました!
4試合目は、DreamFireが12キルチャンピオンを獲得。そして続く5試合目にはGANBARE OTOUSANがチャンピオンとなりました。GANBARE OTOUSANは6試合目でも2位を獲得し、ストームポイントでの強さを見せつけました。そんなGANBARE OTOUSANを破り、6試合目のチャンピオンになったのは、Boogie Boardersです。先週終了時点で総合2位につけていたこともあり、ここでのチャンピオンは総合優勝へ歩みを近づけた形となります。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY2順位表
FFL APEX REBOOT with eplus DAY2終了時点での総合順位表はご覧のとおりです。

NORTHEPTIONが今回79ポイント獲得し、1位をキープ。総合獲得ポイントは161ポイントとなり、なんと2位との差は53ポイント!ここまで来ると、4週目時点で何ポイント獲得するのか興味深くなってきました。2位には6試合目にチャンピオンを獲得したBoogie Boardersが入ります。前週終了時点で9位だったGANBARE OTOUSANがストームポイントで活躍し、見事3位浮上となりました。
FFL APEX REBOOT with eplusは、12月中に残り2回開催予定となっています。今後試合が終わり次第、当記事はアップデート予定となっておりますので、次回の更新を楽しみにしていただけると嬉しいです。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY3試合結果
ここから12月19日に行われたDAY3の試合結果をお伝えします。
今回は、諸事情によりPrimis Komandaが不参加となり、19チームで行われました。またRIDDLE ORDERはゆきお選手の代打としてストリーマー部門のまろんが出場となりました。
1試合目は、APAC NORTHの絶対的王者FNATICが今大会初のチャンピオン獲得となりました。今までカウントダウンにおいてDream Fireとの初動ファイトに苦しんでいましたが、これを見事に克服し大量キルも伴ってのチャンピオンとなりました。
2試合目は、HAOが今大会初チャンピオン!インタビューでは、圧をかけることを大事にしているという発言もありました。その言葉どおり最終局面ではboogie boardersやPULVEREXを撃破していき、見事なチャンピオンとなりました。
3、4試合目は、なんとRealizeが連続チャンピオンとなり、安定した強さを見せつけます。そんな3試合目は、KINOTROPE gamingが2位15キルと、とてつもない戦績を叩き出します。
5試合目は、FENNELが今大会通算2度目のチャンピオン。勝者インタビューでは、な発言もあり、インタビューアーのお二人を驚かせていましたね!6試合目にはIron Blood Gamingがチャンピオンを獲得。これがAPAC SOUTHからは、DAY3唯一のチャンピオン獲得となりました。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY3順位表
DAY3終了時点での順位表はご覧のとおりです。

DAY3ではチャンピオン獲得はなかったものの、毎試合高い順位とキルを取り続けていたNORTHEPTIONがDAY3を2位でフィニッシュし、総合220ポイントで首位キープとなりました。
一方、ganbare otousanはDAY3総合1位を獲得し、DAY1~DAY3の総合結果では2位につけています。また今日の2連続チャンピオンの影響でRealizeが9位から6位に浮上。3位との差も20ポイントまで近づき、賞金獲得が見えてきました。
FFL APEX REBOOT with eplus は、12月中に残りあと1回開催予定となっています。今後試合が終わり次第、当記事はアップデート予定となっておりますので、次回の更新を楽しみにしていただけると嬉しいです。
FFL APEX REBOOT with eplus DAY4試合結果
DAY4開幕チャンピオンを飾ったのは、KINOTROPE gamingです。途中1tappy選手が1人になり危機的状況に陥っていましたが、見事2人を蘇生しチャンピオンとなりました。ちなみに、DAY3終了時点では、4位につけていましたが、今回が大会を通じて初チャンピオンとなり、インタビューでは選手たち自身もそのことに驚いている様子でした。
2試合目はVK gamingがチャンピオンを獲得!最終円では、スタックスで9部隊が残り、ラストのファイトでも5部隊が混戦になる状況の中、見事勝ち切りました。2位はHAOで9キルを獲得、そして4位にはFNATICが11キルで入りました。
最後のワールズエッジとなった3試合目のチャンピオンはIron Blood Gamingです。第4ラウンドスタート時から有利なポジションを取り続け、安定したチャンピオン獲得となりました。
4試合目はREIGNITEが、総合1位のNORTHEPTIONと1対1のファイトを制し、チャンピオンとなりました!その後の5試合目では、FENNELがmo-mon選手の蘇生を通し、11キルチャンピオン!3位DreamFireも14キルと驚きのキル数を叩き出しました!
そして最終6試合目はAPAC NORTH最強FNATICがチャンピオン!キル数も14キルとなり、たった1試合で26ポイント獲得となりました。インタビューでは、課題としてコミュニケーション面を挙げており、全員がIGL経験者だからこその独特な悩みを抱えている様子でした。
FFL APEX REBOOT with eplus 第1回総合結果

NORTHEPTIONが合計268ポイント総合優勝!これは毎週67ポイントを獲得し、1試合平均獲得ポイントが約11ポイントという凄まじい成績となりました。
boogie boardersが191ポイントで2位獲得となりました。3位にはIron Blood Gamingが入り、5チーム中2チームが上位3チーム入りするというAPAC SOUTHの強さを見せつけました。
DAY3終了時点で16位だったFNATICは怒涛の追い上げを見せ4位につけました。5位にはganbare otousanが入りました。4位と同点、キル数差で5位となり悔しい結果となりました。
なおFFL APEX REBOOT with eplus では、18位~20位までのチームは降格となります。18位にはDiazが入り、2回連続で出場休止となったPrimis Komandaが19位、今回優勝したNORTHEPTIONとの初動ファイトに苦しめられていたMDY Whiteが20位と悔しい結果となりました。
1月から行われる第2回FFL APEX REBOOT with eplusでは、それぞれの地域予選を勝ち抜いたチームが出場となります。出場枠はAPAC NORTHから2チーム、APAC SOUTHから1チームとなっております。
まとめ
今回は4週間にわたって行われたFFL APEX REBOOT with eplus第1回大会の結果を速報形式でお伝えしました。1月からは、とうとうALGS Year4 split1プロリーグAPAC NORTHが始まります。その前哨戦をNORTHEPTIONが制し、圧倒的な力の差を見せつけ優勝となりました。
また来月よりプロリーグと並行して第2回FFL APEX REBOOT with eplusが開催されます。降格システムもあることからまた新たな戦いが見られることが予想されます。次の大会も試合結果等をまとめてお伝えしようと考えていますので、ぜひチェックしてみてください!