MSIとRazerが駆け込みセール 備えるチャンスを見逃すな!

eスポーツを行うのに機器の情報は不可欠だ。ましてそれがゲーマー向けのハードウェアのセールであるならばなおのことだ。本記事では現在入っている2つのセールの情報を紹介しよう。

MSIが6周年を記念した大幅割引

MSI 6周年祭のトップ画像

 

 ゲーマーならば誰もが思うであろう「出先でゲームが出来たなら」という構想は、以前は夢物語であった。デスクトップマシンとノートパソコンにおいては純然たる性能差があったからである。だがそれも以前までの話であり、ここ数年はハードウェアの性能向上もあってノートパソコンであっても純粋に「ゲーミングマシン」と呼べるだけのスペックを誇るマシンが続々と登場している。同性能のデスクトップマシンと比較した場合に価格面や排熱面、そして機器寿命といった点で少々懸念がついて回るのはノートPCの宿命だが、それでも持ち運びが可能という唯一無二のメリットは大いに光るものである。

 

 今回は様々なゲーミングPCを手掛けるエムエスアイコンピュータージャパン株式会社は2025年10月6日(月)から10月31日(金)まで、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が運営するMSI公式オンラインショップ(以下、MSIストア)にて、ハイスペックノートPCなど対象ノートPCが最大25%OFFに加え、スペシャルモデルが通常販売価格から9万円OFFになる『MSIストア 6周年祭 第2弾』を開催するとの告知を10月6日に行った。

割引ノートPCの画像

 参考にいくつか対象製品を挙げてみる事にしよう。

エントリーモデルかつ花形として大々的に紹介されているのが「Crosshair-16-HX-D14VFKG-5011JP」だ。モニターは16インチで240Hz。CPUはCore i7 14650HX。グラフィックボードはRTX 4060 Laptop GPU、メモリは32GBで容量はSSD 1TB。通常価格279,800円のところ、189,800円となんと32%引きで20万円を切る価格での提供だ。もちろんこれより低廉な価格の製品も特集されてはいるが、これ一つで現状様々なタイトルをある程度遊べるレベルには性能が高い。

 

 より多くのタイトル、特に最近出たばかりのゲームもターゲットとしたいユーザーには「Katana-15-HX-B14WGK-1053JP」がオススメだろう。モニタサイズは15.6インチ 165Hzとやや小ぶりだが、CPUはCore i7、グラフィックボードはRTX 5070、メモリ 32GB、SSD 1TBと十分ハイエンドに片足を突っ込んでいるモデルだ。ノートパソコン全体から見ても、オススメの一品だろう。メーカー希望小売価格は274,800円だが、こちらもセール価格246,800円(10%OFF)と25万円を切るお値段で提供している。

 

 そして今回のセール品として最も高級なモデルであり、高グラフィック設定でのゲーム以外にAI研究など様々な分野に活用できそうなスペックを備えるのが「Raider-18-HX-AI-A2XWIG-1253JP」だ。主なスペックは18インチ 4K+ 120HzモニターにCore Ultra 9、RTX 5080、メモリ 32GB、SSD 2TBと最早余す所なくハイエンドな製品として仕上がっている。なおメモリスロットは2つあるため、2スロット合計最大96GBまで拡張可能というワークステーションレベルの増設までやってのける事が可能だ。そんな同製品のメーカー希望小売価格は629,800円だが、そこからセール価格で543,800円(13%OFF)と55万円を切るレベルに値下げを敢行。セール中の同製品と比較して少し上の価格の未セール品がSSD1TB、メモリは拡張済みで64GBというのを考えると、カスタマイズ次第で容易に追い抜けるだけの素地は十分にあるだろう。

 

攻勢を強めるRazorの戦略

 

 Razer(TM)(本社:米国カリフォルニア州およびシンガポール)は、2025年10月4日(土)〜13日(月)の期間限定で、「Razer Autumn Big Specials ’25」を開催。本キャンペーンでは、全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップ(一部店舗を除く)にて、Razerの人気ゲーミングデバイスを期間限定の特別価格で提供するとの発表を10月3日に行っている。こちらは実店舗と連動するタイプのイベントも予定しているが、それについては後述する。

Razer 割引の画像

 まずは独自のキーボードである「Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP」「Razer Huntsman V3 Pro Mini」が取り上げられている。これはどちらも軽量かつレスポンスの良いキーボードであり、Miniバージョンに至っては40%のサイズダウンに成功。ゲーム以外の用途にも広く使える取り回しの良さは注目に値する。

 

 また競技用向けの高い遮音性を誇るヘッドセット「Razer BlackShark V2 X」も対象となる。240gとヘッドセットとしては軽量ながら、その性能の高さからeスポーツなどの大会向けにも選抜される一品だ。なおそれでいて価格がセール中は7,599円と、この手のヘッドセットとしては格段に安い事も大きな特徴だ。

Razerのハプティックフィードバックユニット一覧
RazerとBF6のコラボレーション

 他にもいろいろな製品を挙げているRazerだが、とあるタイトル向けの調整も入念に行われている。それが『Battlefield 6』であり、Razerは同タイトルの公式周辺機器パートナーなのである。同社の「Razer Kraken V4 Pro – ワイヤレスゲーミングヘッドセット」「Razer Freyja – HDハプティクス・ゲーミングクッション」「Razer Wolverine V3 Pro – ワイヤレスPCコントローラー」は、ゲームの状況に合わせて臨場感あふれる振動を提供。これにより高い没入感を得ることが可能だとしている。これについては10月11日(土)に、世界各地のRazer Storeで開催されるRazer GameFestイベントにて、タンクの轟音や象徴的武器の反動、戦場の緊張感をRazer最新ギアで体感可能であるとの事だ。ぜひ当日はお近くのRazer Storeへ足を運び、同社の実力を確かめてみてはいかがだろうか。

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