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ValorantでISO(アイソ)という新エージェントの情報が2023年10月25日に公開。Riot Gamesが9月に公開した発表通りにデュエリストのエージェントとして登場しました。すでに様々なインフルエンサー・プロゲーマーが先行体験を行っていますね。

そこで今回はValorantの新エージェント「ISO(アイソ)」は一体どんなエージェントなのかを紹介。特にアルティメットはこれまでのValorantエージェントには全く見られない面白いものになっているのでぜひチェックしてみてください。果たしてジェット、レイズ等に代わって使用されるデュエリストになるのでしょうか。

Valorant・ISOとは

まずはValorant・ISOの簡単なプロフィルから見ていきましょう。

ISOはセージに続く中国出身のエージェント。2024年シーズンはインターナショナルリーグに中国リーグが追加されるので、そのことを祝う意味もあるかもしれませんね。ロールはデュエリスト。ただ、後ほどアビリティを詳しく紹介するのですが、エントリー能力は低く、2デュエリスト構成のサブデュエリストとしての運用がメインになることが予想されます。

Valorant・ISOの性能

ここからはISOのアビリティについて見ていきましょう。

コンティンジェンシー(C)

コンティンジェンシーは、プリズムエネルギーの壁を前方に作り、押し出します。要するに銃弾を防ぐ「バリア」を展開するものになっています。さらにISOのコンティンジェンシーは破壊不可能はバリアになっています。

バリアは一度出したら動きを止めることができずに前に進み続けます。バリアの前進速度は大体エージェントが武器を持って走るスピードと同じくらいになっています。コスト、スタック数は以下のようになっています。、

アンダーカット(Q)

アンダーカットは分子ボルトを装備し、前方に発射。触れたすべてのプレイヤーを短時間の弱体化状態にします。分子ボルトは壁を通過可能。オーメンのパラノイアの効果が違うバージョンといった感覚ですね。うまくイニシエーターの索敵アビリティと組み合わせることができればかなり強力に使用できそうなアビリティです。コスト、スタック数は以下になります。

ダブルタップ(E)

ダブルタップは以下の手順で発動するアビリティ。

  1. 使用を選択し、タイマースタート(15秒間)
  2. 時間内に敵をキルorダメージを与える
  3. エネルギーオーブがキルorダメージを与えたプレイヤーの頭上に生成
  4. エネルギーオーブを撃つとシールド獲得

ダブルタップで獲得したシールドは次にISOが受けるダメージを1回だけ無効化することができます。すぐにエネルギーオーブを射撃する必要があるため、エイムラボのグリッドショットのような感覚になるかもしれませんね。ダブルタップのコスト、スタック数は以下になります。

キルコントラクト(X)

ValorantのISOのアルティメットは「キルコントラクト」。次元間アリーナを前方に放出し、最初に命中した敵をアリーナに引き込み、ISOと強制1vs1を行います。一部ではこのアルティメットはまるで人気アニメ「呪術廻戦」に登場する五条悟の領域展開のようだと話題になっていますね。

命中した敵を強制的に別空間に呼び出すため、もし相手がどこか1つのサイトを1人で守っている状況であれば、ISOの1vs1の勝敗にかかわらず、別空間に守っている敵を呼び出し、フリーでサイトを取得するという運用方法も強いかもしれませんね。キルコントラクトのコストは以下になります。

Valorant・ISOの立ち回りは

Valorant ISO
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

ここからは現段階で私が予想するISOの立ち回りについて紹介。あくまで個人的な見解になるのでぜひ皆さんも様々なISOの立ち回りを考えてみてください。

タンク運用

Valorant・ISOのメインの立ち回りはサブデュエリストとしてタンク運用になると考えています。うまくアビリティのバリアを使用しながら敵に撃たれるように意識を向けさせながら味方の撃ち合いをサポートする立ち回りですね。

ただし、ダブルタップの使用には敵をキルすることが必須、エネルギーオーブを撃つ必要があるため1vs2の撃ち合いに無理に挑むプレイは行いにくいという点には十分注意が必要。レイナほど無理やり撃ち合いに行くことはできなそうですね。

索敵エージェントとの連携必須

Vaorant・ISOは特に索敵エージェントとの連携が重要になると考えています。アルティメットであるキルコントラクトは効果範囲はブリーチのフォールトライン程度。その範囲の中にうまく敵を入れて命中させなければ全く意味のないものになってしまいます。

また、アンダーカットもうまく索敵と合わせれば、弱体化で一方的に有利に壁抜き等を行うことができるようになります。どれも当たれば強力なアビリティなのでしっかりと敵の位置を把握し、確実にアビリティを命中させていきたいですね。

狭い通路が多いマップではメインデュエリスト使用可能

すでにValorant・ISOのアビリティを確認していただけていれば、ISOはエントリー能力が低く、メインデュエリストとしての運用が難しいということが分かったと思います。ただし、狭い通路が多いマップにおいてはエントリーを行えるメインデュエリストの運用が可能かもしれません。

例えばスプリットのAサイト。

  1. スロープを獲得し、Aタワーからの射線を抑える
  2. AメインからCT側にコンティンジェンシーを使用
  3. 味方とコンティンジェンシーの後ろに立ちながらエントリー
  4. Aサイト内をクリア

このように銃弾を通さないコンティンジェンシーを1方向に向けて使用することで安全にエントリーできるシチュエーションを生み出すことが可能になるかもしれません。

まとめ

今回はValorantの新エージェント「ISO(アイソ)」の性能や個人的な運用方法について紹介してきました。ISOはロールはデュエリストですが、エントリー能力が低く、主にサブデュエリストとして活躍しそうなエージェントでしたね。

ジェット、レイズなどにとって代わるということはないかもしれませんが、レイナなどを採用して2デュエリスト構成を行っているプロチームなどではもしかするとISOの採用が行われるかもしれませんね。ISOは2023年11月1日のアップデート後に登場。ぜひ皆さんもISOの強力な運用方法を実際にプレイして試してみてください。