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Paper Rexのf0rsakeN選手は多彩なプレイでどんなエージェントも使いこなすプレイヤー。もともとはデュエリストメインでプレイしていたものの、現在ではフレックスプレイヤーとして活躍。VCT Masters Tokyoで3位、VCT Champions 2023で2位、先日行われたVCT Masters Madridでは3位の成績を残しています。

そこで今回はEsports.net英サイトで実施したLee Jones氏のf0rsakeN選手へのインタビューを日本語に翻訳して紹介。VCT Masters Madridではどのような事を意識してプレイしていたのでしょうか。

f0rakeN VCT Masters Madrid
©Riot Games / Flickr

KC戦は相手チームに勢いのある中どのように逆転したのですか?

f0rsakeN:精神的な部分が大きいと思う。第3マップでは、KCにラウンドを大きく離されるものの、選手同士でお互いに信じあってプレイできていたかな。スコアがどうであれ、いつも通りにプレイし、ハッピーな雰囲気、ハッピーなムードを持って試合に勝つことができたよ。

Esports.netライター/Lee Jones(以下Lee):それでGen.Gとの再選が決まりましたね。

VCTパシフィックKICK OFFファイナルでの敗戦後、よりよい結果を出せることを期待していますか?

f0rsakeN:そうだね。何も期待していないけど、今回はGen.Gに勝ってリベンジしたいね。ベストを尽くします。

Lee:大会前、PRXは10点満点中6点か7点でプレイしているといっていましたね。

今は10点満点中何点ですか?

f0rsakeN:実は10点満点中6点だったんだ。でも試合をするたびに勝てるようになった。だから今は10点満点中8点かな。

 

f0rakeN VCT Masters Madrid 2
PRXが10点満点中6点、8点から10点満点になるには

10点に到達するためには何が必要だと思いますか?

f0rsakeN多分1部のマップの改善かな。今はマッププールが半々くらいで不安定だから。Gen.Gに対抗するために新しい戦略を立てて勝ちたいね。

Lee:THとの対戦ではトラッシュトークをめぐってかなりの論争がありました。

f0rsakeN選手はその論争をどう思いますか?

f0rsakeN:僕の意見としては、それもエンターテインメントの1部だと思う。ぶっちゃけると僕は相手に対してトラッシュトークをするのが好きなんだ。僕は相手に向かってこうやって(手を上げて)立ち上がる、かっこいいですよね。あと僕としては相手がトラッシュトークをしていようが何をしてこようが、試合だし関係ないんだ。

そのような環境でプレイすることは自分にとってプラスになると感じますか?

f0rsakeN:人それぞれだと思うかな。チーム内での僕はチームのために話そうとするプレイヤーなんだ。話すたびに自信がつくからね。特に相手が先に始めたら、さらに僕はトラッシュトークをするよ。

Lee :f0rsakeN選手はフレキシブルなプレイで有名で、エージェントプールの広さがPRXにユニークな強みを与えていますよね。

どのようにフレックスをうまく利用したのですか?

f0rsakeN:僕はデュエリストをプレイしていたけど、「something」がチームに加わった瞬間にすべてが変わり、フレックスを試すことにしたんだ。長い間Valorantをプレイして、あらゆるエージェントを試してきた。どのエージェントも簡単にプレイできるのは自分がクリエイティブだからかな。多分それが僕がフレックスプレイヤーになるということを意味する重要な要素なんだ。

 

f0rakeN VCT Masters Madrid 3
©Riot Games / Flickr

長くValorantが続くにつれて、いずれはすべてのエージェントをきちんと学ぶのに十分な時間ができると考えるとフレックスプレイヤーが増えると思いますか?

f0rsakeN:もちろんです。僕の考えでは、フレキシブルな役割を5人がこなすチームが1つでもあれば、そのチームは正気の沙汰ではなくなると思う。僕がそうだったように、全員がすべてのロールを使いこなせるようになれば、多くのエージェントを使いこなせるようになり、よりクリエイティブになれる。

それはいずれPaper Rexから見られるでしょうか?

f0rsakeN:多分ね。もしかしたらチームメンバーも僕に追いつくかもしれない。ヨルとかコントローラーとか幅広いプレイができるかもしれない。

マドリッドはどうでしたか?散策する機会などはあったのでしょうか?

f0rsakeN:マヨール広場には1度だけ行ったよ。そこで銅像を見て、写真を撮って、一緒にいくつかご飯を食べた。広場の近くでステーキを食べたんだけどすごくおいしかったよ。

まとめ

今回はEsports.net英サイトで行ったf0rsakeN選手のインタビューを日本語に翻訳して紹介してきました。VCT Masters Madridでは惜しくも3位という結果でしたが、まだまだ改善していくポイントがあるようなので、今後のf0rsakeN選手、Paper Rexの活躍も非常に楽しみですね。

次の国際大会「VCT Masters Shnghai」に向けて4月6日からはパシフィックリーグが開幕。現在最も成績が安定しているチームの1つでもあるPaper Rexが次こそは世界1にたどり着くことができるのか注目していきましょう。