オーバーウォッチ2の「タンク」ヒーローは、敵のヘイトを集める盾の役割を行うロールです。他のロールに比べて体力が高いのが特徴で、生存能力が高くなっています。その中でもレッキング・ボールは機動力があり、ただ前方で盾の役をするだけではない立ち回りが要求されます。
今回はタンクヒーロー「レッキング・ボール」の使い方や立ち回りについてご紹介していきます。レッキング・ボールの特徴を知り、ぜひプレイの参考にしてください。

【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールのキャラクター性能
レッキング・ボールは「タンク」ヒーローに分類されています。タンクヒーローは基本的に味方の前に立ち、敵の攻撃を受ける「盾役」を担います。しかし、機動力に長けているレッキング・ボールは戦場を動き回り、敵をかく乱するのが役割です。
ロールごとの役割など、オーバーウォッチの基本については「【Overwatch2】 初心者講座!基本を徹底解説」の記事で詳しく解説しています。オーバーウォッチを始めたばかりの方はぜひこちらの記事もご覧ください。
以下から、レッキング・ボールの性能について解説していきます。
▼レッキング・ボールのキャラクター性能
ロールパッシブ | ・30%のノックバック耐性 ・受けたダメージ/回復による、アルティメットチャージを30%減少 |
体力(HP):ロールキュー | HP:450 アーマー:100 シールド:150 合計:700 |
体力(HP):ロールキュー以外 | HP:300 アーマー:100 シールド:150 合計:550 |
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールのスキル
オーバーウォッチ2には各キャラクターにアビリティ・アルティメット・パッシブがあります。この項目では武器性能とアビリティについて解説をしていきます。
【OW2】レッキング・ボールの武器性能
レッキング・ボールの武器性能は以下の通りです。
▼レッキング・ボールの武器性能
武器 | 性能 | 詳細 |
---|---|---|
クアッド・キャノン | オートマチック・ウェポン | ダメージ:5(距離減衰あり) 発射速度:25発/秒 弾薬:80 自動リロード時間:2秒 手動リロード時間:1.6秒 ヘッドショット可 |
【OW2】レッキング・ボールのアビリティ
オーバーウォッチ2ではアビリティのほかに、必殺技である「アルティメット」ヒーロー固有の「パッシブ」があります。レッキング・ボールには固有パッシブはないため、アビリティ・アルティメット(ウルト)について解説します。
▼レッキング・ボールのアビリティ
アビリティ名 | 性能 | 詳細 | |
---|---|---|---|
アビリティ1 | グラップリング・クロー | グラップリング・クローで壁や天井などに固定し、巨大な振り子と化す。 高速で敵と衝突した場合はダメージを与え、ノックバックする | 衝突ダメージ:50 移動速度:+100% 範囲:23m~6m(最終) 持続時間:6秒(グラップル時間) 持続時間:1.5秒(ファイアボール) クールダウン:5秒 |
アビリティ2 | ロール | ボールに変形し、移動速度が向上する | 移動速度:10m/秒 クールダウン:0.4秒 |
アビリティ3 | パイルドライバー | 空中から地面に激突し、敵を宙にノックバックする | ダメージ:20~100 効果範囲:半径8m 詠唱時間:1秒 クールダウン:8秒 |
アビリティ4 | アダプティブ・シールド | 自分を守る追加ライフを獲得する。 周囲の敵が多いほど強度が増す | 追加ライフ:100HP+範囲内の敵1体ごとに+100HP 効果範囲:半径10m 持続時間:7秒 クールダウン:15秒 |
アルティメット | マインフィールド | 広範囲に感知式地雷を展開する | 地雷のHP:50 地雷のダメージ:130 検知範囲:1.5m 展開までの時間:1.25秒 持続時間:20秒 |
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールは弱い?
通常のタンクとしての役割は「盾役」であるということを解説しましたが、レッキング・ボールはラインハルトなどと同じように「味方の前方でヘイトを稼ぐ」という立ち回りをすると弱いヒーローかもしれません。しかし、機動力に優れたアビリティを持つレッキング・ボールは、それを駆使して敵陣にダイブ・かく乱をすることで真価を発揮します。
立ち回りのポイントについては以下の項目で解説するので、参考にしてください。
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールの使い方・立ち回り

レッキング・ボールの立ち回りで大切なポイントを3つ解説していきます。
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールの使い方・立ち回り①:アビリティを使いこなしてダイブする
グラップリング・クローの機動力を生かし、敵陣にダイブするのが強力な立ち回りです。しかし、グラップリング・クローの起動は特徴的なので、使いこなすには練習が必要です。自分の狙った場所に移動できるよう、バトル以外のモードで試してみるのがよいでしょう。
【グラップリング・クロー】で敵陣へ→【パイルドライバー】で空中から奇襲→【アダプティブ・シールド】で追加ライフを獲得→【ロール】でボールモードに変形し敵陣離脱
上記が基本の立ち回りです。
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールの使い方・立ち回り②:攻撃テクニック「ダブルブープ」
ダブルブープは体当たりを同じ敵に2回当て、大ダメージを与えることができるテクニックです。戦闘時に利用するのは難しいですが、使いこなすことができれば意表をつくことができます。ダブルブープのやり方は以下の通りです。
1.敵の奥にグラップリング・クローを付ける
2.敵に向かって突進し、当たる瞬間に進行方向と逆側を入力し、減速する
3.グラップリング・クローを外し、再度敵に突進する
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールの使い方・立ち回り③:「マインフィールド」の友好的な使い方
「マインフィールド」は広範囲に感知式地雷を展開するアルティメットで、非常に強力ではありますが、敵が当たってくれないことにはダメージを与えることができません。そのため「グラップリング・クロー」などを使い、上空から奇襲で地雷を降らせるのが強力です。地雷を敵陣の真ん中に落とすことができれば、地雷の中から抜け出すためにダメージを与えることができるだけでなく、ダメージは与えられずとも移動を封じることができます。
こちらの記事もチェック: 【オーバーウォッチ2】設定項目を解説!
【オーバーウォッチ2】レッキング・ボールの対策
機動力や体力が高いレッキング・ボールはダイブされるとやっかいな相手です。離脱される前に動きを封じて大ダメージを与えると体力回復の時間が必要になるため、すぐに攻撃に転じることができず行動を封じることかできます。アンチピックは以下を参考にしてください。
ソンブラ | ・ハックでボール状態を解除し、瞬時の逃走を封じることができる ・ヘルスパックをハックし、レッキング・ボールの回復の術を封じることができる |
キャスディ | マグネティック・グレネードで移動アビリティの使用を防ぐことができる |
アナ | スリープ・ダーツで動きを封じ、さらにグレネードで回復阻害を入れることができる |
まとめ
今回はタンクヒーロー「レッキング・ボール」の性能や立ち回りについて解説しました。レッキング・ボールはタンクヒーローでも機動力に優れているため、敵陣にダイブしてかく乱することで真価を発揮します。アビリティを使用して機動力を活かすには慣れが必要ですが、ぜひ練習してレッキング・ボールの力を発揮してみてください。タンクヒーローの中でも癖のあるキャラクターではありますが、使いこなすと楽しいヒーローになるでしょう。
ほかのヒーロー達にもそれぞれのアビリティがあり使って楽しいキャラクターばかりなので、ぜひ様々なヒーローに触れてオーバーウォッチ2を楽しんでくださいね。