FPSゲームでは自分がプレイしやすいように様々な項目を設定することができます。オーバーウォッチ2でも細かく設定を調整することができ、その中にはプレイに影響する重要な項目も。しかし、設定画面を見ても何が変更できるのか、名前だけでは判別も難しいですよね。
そこでこの記事では、設定を整えてよりプレイ環境を整えたいという方に向けて、オーバーウォッチ2のPC版・CS版の設定項目について解説をしていきます。

【オーバーウォッチ2】対応機種
オーバーウォッチ2はNintendo Switchだけでなく、様々な機種でプレイすることができます。対応している機種は以下の通りです。
- PC
- PlayStation 5
- PlayStation 4
- Xbox Series X
- Xbox Series S
- Xbox One
- Nintendo Switch
PCでは「キーボード・マウス」または「PAD(コントローラー)」で操作を行うことができます。一方PlayStation5やXboxなどの据え置きゲーム機では「PAD(コントローラー)」を使って操作を行います。
上記のようにPC版とCS版ではプレイ環境が異なるため、設定の項目も一部異なる部分があります。
【オーバーウォッチ2】PC版とCS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)で異なる部分は?
PC版とCS版(据え置きゲーム機)で大きく異なるのは、PS版には「エイムアシストが無い」という点です。
エイムアシストとは、ゲームプレイ中にエイムを補助してくれる機能です。敵に照準が合った時に動きがゆっくりになり、狙いが定めやすくなります。例えるなら、敵に吸いつくような感覚の設定です。
PADでのエイム操作は難しいため、それを補助するためにCS版にはエイムアシストの機能が搭載されています。しかし、PC版でPADを使用している場合には「エイムアシストは設定できない」ので注意してください。PC版はエイムアシストのオプションが非搭載のため、そもそも設定することができなくなっています。
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【オーバーウォッチ2】設定項目について解説
オーバーウォッチ2では様々な設定項目があります。どんな項目が設定できるのかを紹介し、重要な項目については詳細についても解説をしていきます。
【オーバーウォッチ2】設定項目①:ビデオ
オプションの「ビデオ」では、ディスプレイの明るさやコントラストの調整や、ネットワーク遅延の表示の有無を設定することができます。
PC版では解像度などより細かい項目を設定することができ、プレイ環境に関わる設定が多くある項目です。
【オーバーウォッチ2】ビデオ設定に関する重要項目:PC版のみ
「ビデオ」で設定できる項目について、重要なものをいくつか解説していきます。
視野角
画面に映る視界の広さのこと。数値が高いほど広い範囲を画面に表示します。
オーバーウォッチ2では80~103の間で変更が可能です。
ダイナミック・レンダー・スケール
動的なスケーリングを実行し、GPUの不可を軽減するかを設定することができます。
ONにしているとフレーム落ちが起きるという声もあるため「OFF」に設定することをおすすめします。
レンダー・スケール
レンダースケールは「ゲーム内解像度」のことです。「自動」もしくは「カスタム」に設定することができます。
カスタムを選択した場合は、50~200の間で変更が可能です。
フレームレート
1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のこと。
「自動」もしくは「カスタム」に設定することができ、カスタムを選択した場合は30~60の間で変更が可能です。
垂直同期
GPUと映像のずれを軽減し、同期させるかを設定できます。
ONに設定すると遅延が起きる可能性があるため「OFF」がおすすめです。
【オーバーウォッチ】設定項目②:サウンド
サウンドではゲーム内の音量や、ボイスチャットについて設定をすることができます。
【オーバーウォッチ2】サウンド設定に関する重要項目:PC版・CS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)
オーバーウォッチでは、ヒーローごとにアビリティ発動時のボイスが設定されており、敵・味方の発動をボイスで判断することができます。戦闘を有利に進めるために戦況を把握することは重要なので、各項目の音量設定はとても大切です。
SE音量
足音や銃声などの効果音の音量を設定できます。
戦況を聞き分けるために「100」に設定しておくことをおすすめします。
インゲームボイス音量
アルティメットの発動音などの音量を設定できます。
アルティメット使用状況を把握するために重要なので「100」に設定しておくことをおすすめします。
【オーバーウォッチ2】設定項目③:操作設定
操作設定ではエイム調整やキー配置・ボタン配置など、FPSのゲームプレイで重要な項目を設定することができます。
【オーバーウォッチ2】操作設定に関する重要項目:PC版・CS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)
FPDで最も重要とも行っていいエイム感度の設定については「オーバーウォッチ2 感度」の記事で詳しく解説しています。詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
この記事ではエイム感度の設定以外の重要項目について解説をしていきます。
オーバーウォッチ2では、操作設定で変更できる「エイム感度」や「キー配置・ボタン配置」については、ヒーローごとに設定を変更することができます。ヒーローごとに攻撃方法やエイムの感覚は異なるので、自分のやりやすい設定に変更しておきましょう。
照準
画面中央に表示されるレティクルを変更・調整することができます。
詳細設定では大きさや色なども細かく調整することができ、プレビューも表示されるので自分のプレイしやすい設定に調整しましょう。
移動や武器・アビリティなどの配置設定
キーボードやPADなどに割り当てられているキー配置・ボタン配置を好みの場所に設定することができます。
【オーバーウォッチ2】設定項目④:ゲームプレイ
ゲームプレイでは、マウスの高精度入力の切り替えや、キルカメラに関する設定などを変更することができます。変更することで戦いやすくなる項目について、以下にて紹介していきます。
【オーバーウォッチ2】ゲームプレイに関する重要項目:PC版のみ
PC版では、マウスに関する設定があります。
マウスの高精度入力の有効化
マウスの加速機能の設定が変更できます。ONにするとエイムの感覚が変わってしまうので「OFF」に設定しておくのがおすすめです。
【オーバーウォッチ2】ゲームプレイに関する重要項目:PC版・CS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)
「ゲームプレイ」で設定できる項目について、重要なものをいくつか解説していきます。
マッチ後の自動キューを有効化
重要な項目ではないですが「ON」にしておくことで、マッチ終了後に自動でマッチングを探すことができます。毎回インキューするのが面倒という方は「ON」にしておくと手間が省けるのでおすすめです。
敵が倒れた時に効果音を再生
オーバーウォッチでは画面右上にキルログが表示されますが、敵が倒れたときに効果音を再生して判断することもできます。
重要な場面ではキルログを見る余裕がない時もあるので、設定は「ON」にしておくのがおすすめです。
味方が倒れた時に効果音を再生
敵が倒れた時だけでなく、味方が倒れた時にも効果音を再生することができます。
こちらも状況を判断するために「ON」にしておくのがおすすめです。
アビリティタイマーリング透明度
アビリティの効果時間を表示するリングの透明度が設定できます。画面右下に表示されるため、濃い色に設定しておくと視認性が下がってしまいます。低めの数値がおすすめですが、見やすい範囲でお好みに調整してください。
目標透明度
目標地点の透明度を設定できます。アビリティタイマーリングと同様に、色が濃いと視認性が下がってしまうため、低めの数値がおすすめです。
【オーバーウォッチ2】設定項目⑤:ソーシャル
ソーシャルでは、戦績を表示する範囲や、テキストチャットの詳細について設定をすることができます。ソーシャルに関しては特に難しい項目はないので、確認したうえでお好みの設定に変えてみてください。
【オーバーウォッチ2】設定項目⑥:アクセシビリティ
アクセシビリティでは、カメラの揺れや字幕表示、プレイカラーなどの「色覚」について設定をすることができます。
ゲームプレイでは、マウスの高精度入力の切り替えや、キルカメラに関する設定などを変更することができます。変更することで戦いやすくなる項目について、以下にて紹介していきます。
【オーバーウォッチ2】ゲームプレイに関する重要項目:PC版・CS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)
「アクセシビリティ」で設定できる項目について、重要なものをいくつか解説していきます。
ゲーム字幕
画面下にヒーローの発するセリフやアナウンスが字幕で表示されます。アビリティの使用状況を判断する材料にはなりますが、プレイ中はあまり見る余裕がなく、画面の視認性も下がってしまうので「なし」がおすすめです。
色をカスタマイズ(UIカラーをカスタマイズ)
UIの表示カラーだけでなく、味方や敵のカラーも変更することができます。デフォルトの色では見づらいという方は、こちらで見やすい色に変更しておくのがおすすめです。
【オーバーウォッチ2】初心者におすすめの設定
ここまで設定の詳細について解説してきましたが、初心者の方には1から自分で設定するのは難しいという方もいますよね。そんな方に向けて、重要な項目を抜粋しておすすめ設定を紹介します。
PC版のみの設定も含むので、CS版でプレイされる方で設定項目がない場合にはスキップしてくださいね。
ビデオ
ディスプレイモード | 全画面 |
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 103 |
グラフィック品質についてはすべて「低」、「OFF」がおすすめです。
サウンド
SE音量 | 100 |
BGM音量 | 10 |
インゲームボイス音量 | 100 |
敵が倒れた時に効果音を再生 | ON |
味方が倒れた時に効果音を再生 | ON |
ゲームプレイ
アビリティタイマーリング透明度 | 20以下 |
プレイヤーアウトライン強度 | 100 |
目標透明度 | 10以下 |
リスポーンアイコン透明度 | 10以下 |
アクセシビリティ
カメラの揺れ | 低減 |
HUDの揺れ | OFF |
メニューの移動を低減 | OFF |
字幕 | なし |
エイム感度やキー配置・ボタン配置については「自分のやりやすい設定」が一番なので、プレイしながら自分にあった設定を見つけてみてください!
「【Overwatch2】 初心者講座!基本を徹底解説」の記事では、初心者の方に向けてオーバーウォッチの基本について解説しています。ロールやキャラクターの役割について詳しく説明しているので、初心者の方はぜひこちらも参考にしてください。
まとめ
この記事では、PC版・CS版(PS5/PS4/Xbox/Switch)オーバーウォッチ2の設定について解説しました。FPSゲームは設定が細かく、プレイに大きく影響する内容も多いため、自分に合った設定を見つけるのはとても重要です。FPS特有の単語やオーバーウォッチ独自の設定もあり、細かく設定を行うのは大変ですが、見直すことでとてもプレイしやすくなることもあるでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、プレイ環境を整えてみてくださいね!