大人気バトルロワイヤルFPSであるAPEX。8月7日午前2時から待望のシーズン22「ショックウェーブ」がスタートしました。およそ2年ぶりとなる新マップEディストリクトの登場や初の2丁拳銃の実装、そしてPC版限定ではありますがエイムアシストの弱体化など大幅なアップデートが行われました。
今回は、シーズン22のアプデの内容をまとめてご紹介していこうと思います。特にエイムアシストの弱体化は、一部プレイヤーにより渇望され、常に話題の中心にありました。一体どのように弱体化したのか詳しくご紹介していこうと思います。
新マップ Eディストリクト
今シーズンから新マップEディストリクトが登場します。APEXのバトルロワイヤルのマップとしては初の夜間マップとなります。今までのマップに比べると、マップ全体が非常に綺麗でした。また、夜間マップではあるものの、マップ全体がネオンで装飾されていることから、暗くて見辛いということはありませんでした。
さらに1つのランドマーク自体が大きいものの、ランドマークとランドマークの間が短く、ランドマーク内での高低差が他のマップに比べると激しいことから、よりハイレベルな戦闘が楽しめそうなマップでした。みなさん、ぜひ遊んでみてください!

マップローテーション
新マップの登場に伴い、ランクマップローテーションがブロークンムーン、ストームポイント、Eディストリクトへ変更となります。
エイムアシストの弱体化
シーズン22のアプデの中で最も注目されているものが、このエイムアシストの弱体化です。
今回、PC版でのみエイムアシストが25%減少となりました。またCS版プレイヤーにおいてもクロスプレイを有効にし、PCロビーに入るとエイムアシストが弱体化されるようです。
以前から他のFPSに比べて、エーペックスはエイムアシストが強いゲームとされていました。海外の競技プレイヤーにおいてもキーボードマウスからコントローラーへ転向する人も多くいることから、このエイムアシストの弱体化は競技シーンでどのような影響となるのか注目です。
2丁拳銃の登場
今シーズンから、2丁拳銃(別名アキンボ)が実装されました。対象となる武器はP2020とモザンビークです。2丁拳銃にするためには、同じ武器を2本拾うだけなので、非常に簡単です。また、アタッチメントやポップアップも今まで通り装備可能です。しかし、2丁拳銃にするとADSをすることができなくなるため、スコープは無効となります。

バトルパスの仕様変更
バトルパスの仕様が主に3点変更となりました。
まず1つ目は、シーズン21まで1シーズンあたり1つのバトルパスとなっていました。しかし、今シーズンからスプリットごとへ変更になります。
2つ目として、バトルパスは今まで110までありましたが、今回から60へと変更されます。
最後にプレミアムバトルパスの入手方法です。以前までプレミアムバトルパスはApexコインにより購入する必要がありました。しかし、ゲーム内の特定のミッションをクリアすると獲得可能となるようです。以下公式HPより引用となります。
・特定のマップでトリオモードで2マッチプレイする
・バトルロイヤルモードで偵察またはコントローラーのレジェンドとして1,000ダメージを与える
・モードを問わずサプライボックスを15個開封する
・バトルロイヤルで特定の武器を使用して、500ダメージを与える
・バトルパスのレベルを10クリアする
また手に入れたバトルパスを60まで終わらせるとそこで手に入れたApexコインによって次のスプリットのバトルパスの購入が可能となります。
弾薬のスタック数の調整
1スタックあたりの弾数が大幅に調整されました。シーズン22のアプデ前とアプデ後の比較表はご覧の通りです。ただし、アサルトクラスはそのクラス特有の能力により、弾数が以下の表より多くなります。
弾薬の種類 | ~シーズン22 | シーズン22~ |
---|---|---|
ライトアモ | 60 | 72 |
ヘビーアモ | 60 | 60 |
エネルギーアモ | 60 | 54 |
ショットガンアモ | 16 | 20 |
スナイパーアモ | 28 | 28 |
ライトアモの武器全体の強化が図られた形となります。またマップに落ちている弾薬の出現率にも調整が加わっており、エネルギーアモのみ出現率が減少しているようです。これらの2つの調整により、特に競技シーンにおいて、エネルギーアモ武器が使われにくくなるのではないかと予想しています。
クラスの変更
シーズン22のアプデでは、コントローラークラスとリコンクラスに大幅な調整が入りました。
コントローラークラス
コントローラークラスには主に2点の調整が入ります。
1つ目がゾーンオーバーチャージです。コントローラークラスのレジェンドが安置内にいる際に+25HPのシールドが付与されます。
2つ目が遠隔回収です。コントローラークラスはそれぞれガス管やフェンスといった設置型のアビリティを持っています。それらの設置物が75m以内ならば、回収することができるようになりました。
リコンクラス
リコンクラスはパークとリコンクラスが使用する調査ビーコンの2点に調整が入りました。まず新たなパークであるスレットビジョンが登場しました。これはエイム時に、敵が強調表示されるというものです。次に調査ビーコンは以下6点が変更となりました。
・使用時間が7.5秒→3秒に短縮
・射程距離がマップ全体から500mへ短縮
・マップ内の調査ビーコンの出現数が増加し、確定で出現するようになる
・スキャンで獲得可能な進化ポイントが200→75へ減少
・1回のスキャンで3回マップ内の敵が表示され、スキャン時、5秒後、10秒後と敵の位置が更新され続ける
・スキャンされた敵の方角がミニマップ上に表示される

その他の主な変更点
ここからは、シーズン22からの主な変更点を4つご紹介します。
ガンシールドジェネレーター
新たなポップアップであるガンシールドジェネレーターが登場します。ライトマシンガンに装備可能で、ADSした際にガンシールドを展開します。
デスボックス内の表示方法の変更
デスボックスを開くと回復アイテムが上部にまとめて表示されるようになりました。このアプデにより、アタッチメントと分けて表示されるようになったことも鑑みると、よりデスボックスが漁りやすくなりました。
新しいサプライボックスの登場
新たに金色と赤色のサプライボックスが登場します。赤色のサプライボックスは、ケアパッケージに封入されているレア武器が確定で出現し、金色のサプライボックスからはレア度4つまり金アイテムがかなりの確率で出現する模様です。
サプライボックスの仕様変更
試合の中盤以降、サプライボックスが閉まった状態で再度登場します。つまり同じサプライボックスを開けることが可能となります。しかも、この2回目に登場する未開封のサプライボックスは、レアなアイテムや装備が入っている確率がかなり上がっているようです。APEXはバトロワという性質上、敵を倒してより良い装備を手に入れていきます。そのため、試合を進めていくにつれて、よりレアアイテムを手に入れた状態になりやすいです。それに合わせて、再登場したサプライボックスからは、よりレアなアイテムや装備が手に入れやすくなるようです。

まとめ
今回は、8月7日に開幕したAPEXシーズン22「ショックウェーブ」のアプデ内容をまとめてご紹介しました。2年ぶりとなる新マップの登場やエイムアシストの弱体化など今までにないほどの大規模アップデートが行われました。
実際に私も遊んでみたのですが、デスボックスの中身の表示方法や敵の残り体力がわかるなど初心者にとってより分かりやすくなる一方、エーペックスをたくさん遊んできたプレイヤーにとっては新要素が満載で、刺激的なアプデになっていました。これを機に、みなさんエーペックスレジェンズを遊んでみてはいかがでしょうか。