Valorantパッチ10.06情報が2025年4月1日に公開。KAY/Oに強化が入り、ヨル・ヴァイスには弱体化が入りましたね。そのほかにも多くのエージェントに対して不具合の調整が行われました。
そこで今回はValorantパッチ10.06の情報について紹介していきます。エージェントのアップデートについては1人1人が個性を持っているValorantでは勝敗に直結する非常に重要な要素。いま盛り上がりを見せるVaorant競技シーンにどんな影響を与えるのかも気になりますね。ぜひこの記事でさまざまなエージェントの調整内容を確認していってください。
Valorantパッチ10.06アップデート情報

まずはValorantパッチ10.06のアップデート情報について見ていきましょう。
KAY/O
KAY/Oといえば、スキルの使い方1つでチームを助ける非常に強力なエージェントでした。ただ、その連携をとるのが非常に難しいのも事実。今回のアップデートでより連携がとりやすく、使いやすいエージェントにアップデートされました。
フラッシュ/ドライブ
- バウンド後、フラッシュが0.8秒の起動時間経過後に爆発するように変更
- 起動時間には固有のSFXとVFXが伴う
- バウンド時の起動時間は、フラッシュまで時間がすでに0.8秒切っていた場合は発動しないため、フラッシュを投げ手から発行するまでの最長合計時間は増加しない
- 下手投げ最長フラッシュ持続時間が1.25秒から1.5秒に増加
- KAY/Oのフラッシュ時ボイスコールアウトが聞こえる範囲が20mから50mに増加
- 開場時間が0.85秒から0.6秒に短縮
ヌル/コマンド
- 味方による蘇生時間が3秒から1.5秒に短縮
アルティメットでダウンさせれらた時の蘇生時間が半分に短縮されることはこれまで以上にこのアルティメットを使った時にできる人数有利を生かすことができるようになるでしょう。
ヨル
ヨルのフェイクアウトのクレジットが100から200に増加しました。クレジット100で使えるスキルにしては有用性が高く、非常に強力だったという判断がされたようですね。VCT Masters Bangkokでは様々なプレイヤーがヨルを使いこなしていましたね。
なかなかデコイのフリをするプレイは難しいですが、プレイヤーとしては警戒せざるをえなかったり、反射的に撃ってしまったりと判断の分のリソースも割かなければいけないので確かに強力なアビリティでした。
ヴァイス
ヴァイスではレーザーヴァインとシアーの効果時間が短縮されました。レーザーヴァインの効果時間は10秒から6秒に、シアーの壁の持続時間は8秒から6秒に減少しました。Valorantパッチ9.11から強化され、遅延、フラッシュなどのスキル回しで地位を確立したヴァイスが今後どのような立ち位置に変わっていくのか注目ですね。
そのほかアップデート
Valorantパッチ10.06で行われたそのほかのアップデートは以下のようになります。
- チート報告がバンにつながる際、より確実にメッセージを見ることができるようにフィードバック通知を改善
- 舞フレーム処理されるマップ固有のオブジェ得を減らすことで、サンセットのCPUパフォーマンスを改善
不具合修正

Valorantパッチ10.06ではエージェントに関する不具合の修正が多く行われました。
ヴァイス
- しゃがんだ際に、「アークローズ」の待機児アニメーションがループしなくなる不具合を修正
- 「アークローズ」改修中にアークローズを破壊すると、40秒の破壊時クールダウンが適用されなかった不具合を修正
レイズ
- 「ブラストパック」が壁を通り抜けて、スカイの「トレイルブレイザー」とテホの「ステルスドローン」をノックバックできていた不具合を修正
デッドロック
- コクーンが大将に命中したことを知らせる効果音が以上に大きくなっていた不具合を修正
ブリーチ
- 「アフターショック」発射後、三人称視点でのブリーチ待機時アニメーションが誤ったものになっていた不具合を修正
ソーヴァ
- 「オウルドローン」終了後、三人称視点でのソーヴァの待機時アニメーションが誤ったものになっていた不具合を修正
KAY/O
- 「ヌル/コマンド」発動時にダウンしているKAY/Oが、稀に立って見えることがある不具合を修正
- パケットロス時にKAY/Oの「ゼロ/ポイント」のナイフが予期せぬ挙動をすることがあった不具合を修正
ゲッコー
- スパイク保有中にウィングマンが倒されると、スパイクキャリアーがダウンした際のボイスが再生されなかった不具合を修正
アイソ
- 「ダブルタップ」を発動したアイソに切り替えると、感染者に間違ったUIバーが表示されることがあった不具合を修正
テホ
- 「ステルスドローン」がスキャンの前に跳びあがった際、非ステルス状態にならなかった不具合を修正
ヨル
- 「フェイクアウト」のデコイが視覚的にのみフェイドの「シーズ」にかかり、実際には拘束されていなかった不具合を修正
Premier
- Premierハブのロースターリストに表示されるプレイヤーのステータスが、特定のキューでアラートアイコンに重なることがあった不具合を修正
- Bo3の対戦の第2試合中に、プレイオフブラケットが随時アップデートされない不具合を修正
多くの不具合が修正され、視覚的にもしっかりとした判断ができる環境を構築できていそうですね。
まとめ
今回はValorantパッチ10.06の情報をすべて紹介してきました。大きなアップデートとなったのはKAY/Oの強化とヨル・ヴァイスの弱体化でしょう。KAY/Oはこれまでも多くのマップで採用され、特にスキルが上手いプレイヤーであれば活躍してきた印象ですが、これからはValorant初心者でも触りやすいエージェントになるかもしれません。
Valorantにおいてエージェントの性能をしっかりと把握しておくことは勝敗に直結する重要な要素です。今後もEsports.netではValorantの重要なアップデート情報について紹介していくのでぜひチェックしてみてください。