ゲームの勝敗に大きく関わってくるAPEXのキャラコン。撃ち合い時の被弾を抑えられるのはもちろん、敵から逃げたい場面でも重宝します。しかし、APEXをプレイされている方のなかには、どんなキャラコンの種類があるのか、またやり方で悩まれている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、実践で使いやすいAPEXのキャラコンをご紹介します。パッド・キーマウで行えるキャラコンをそれぞれ分けて解説しているため、デバイス問わず、ぜひチェックしてみてください。APEXのキャラコンを練習すれば、あなたも憧れのストリーマーやプロゲーマーのように縦横無尽に動き回れるようになれるでしょう。
APEXのキャラコン一覧
APEXのキャラコンは、キーマウでしかできないモノとパッドとキーマウの両方で行えるモノがあります。使用しているデバイスにあわせて、好みのキャラコンを練習しましょう。また、キーマウの方は、ジャンプをホイールに入れるのがおすすめです。ジャンプを使用するキャラコンが格段にやりやすくなるため、ぜひ試してみてください。
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キーマウのみ対応
まずはキーマウのみに対応しているAPEXのキャラコンから見ていきましょう。
タップストレイフ
APEXのキャラコンのなかで最も有名なのが「タップストレイフ」です。タップストレイフとは、ジャンプ中に軌道を大きく変化させられるキャラコンのことで、敵からの被弾を抑えながらダメージを与えられます。プロゲーマーやマスター・プレデター常連のランク上位のプレイヤーなら必ずと言っていいほど使用するキャラコンです。
変化量の大きなタップストレイフは、パッドの強いエイムアシストでもなかなか追いきれません。キーマウでAPEXが上手くなりたいなら習得しておきましょう。やり方は次のようになります。
- スライディングジャンプを行う
- 曲がりたい方向のキー入力+視点移動₊設定した前進ホイール
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ジャンプパッドストレイフ
ジャンプパッドストレイフとは、オクタンのジャンプパッドの2段階目のジャンプ時に大きく軌道を変化させられるキャラコンです。逃げると見せかけて奇襲をかけたり、素早く高所に登ったりしたい場合におすすめです。やり方は次のようになります。
- スライディングでジャンプパッドに乗る
- 2段階目のジャンプ時に行きたい方向へタップストレイフを入れる
登り動作無し壁ジャンプ
通常遮蔽物を登る際には「登り動作」と呼ばれる、銃を撃てず動きも遅い無防備な瞬間が発生します。しかし、この「登り動作なし壁ジャンプ」ならその瞬間をキャンセルできるため、素早く登りきれます。
敵から急いで逃げたい場面や、反対に追いかけたい場面はもちろん、高所にいる敵に対してもディスアドバンテージを抑えて勝負できるおすすめのキャラコンです。やり方は次のようになります。
- 壁に対して斜めに進行しながらスライディングジャンプする
- 壁に触れたら進みたい方向にキー入力する
- 素早く反対方向にタップストレイフを入れる
パッド・キーマウ両方対応
次にパッド・キーマウ両方に対応しているAPEXのキャラコンを見ていきましょう。
壁ジャンプ
APEXのキャラコンのなかでも汎用性が高いのが「壁ジャンプ」です。敵の視点を大きく動かせるため被弾が抑えられたり、遮蔽物を乗り越えられることから登り動作を短縮できたりなどのメリットがあります。壁ジャンプを応用したキャラコンが多く存在しているため、使いたいときに正確に出せるように練習しておきましょう。やり方は次のようになります。
- 壁に対して斜めに進行しながらスライディングジャンプする
- 壁にぶつかる瞬間に視点を壁に向けてジャンプ入力を入れる
- 進みたい方向に視点を動かす
スライディング無し壁ジャンプ
APEXのジャンプには、大ジャンプと小ジャンプの2種類があります。連続してジャンプしたときの1回目が大ジャンプ、2回目が小ジャンプです。小ジャンプはその名の通り、通常のジャンプよりも高さが低くなるのが特徴です。
通常の壁ジャンプはスライディングが必要なものの、その場で一度ジャンプを挟んで、小ジャンプを出せるようにすることで、スライディング動作なしで行えます。壁に近くてスライディングできない状況でも壁ジャンプしたい場合におすすめのキャラコンです。やり方は次のようになります。
- その場で1度ジャンプする
- 数歩以内に壁に向かってジャンプする
着地スライディング
着地スライディングとは、ジャンプからスライディングに繋げられるキャラコンです。ストレイフやレレレ撃ちなどとあわせて使用すれば非常に強力。助走をつけなくても瞬時にスライディングを出せる汎用性の高い動作なため、優先的に覚えるようにしましょう。やり方は次のようになります。
- 進みたい方向の入力をいれながらジャンプする
- すぐにしゃがみ入力をいれてスライディング動作に移行させる
クイックスライド
通常スライディングをするには、ある程度の助走が必要なところ「クイックスライド」ならほとんど1歩目からスライディング動作に移れます。いきなり飛び出して攻撃できるため、敵よりも優位な撃ち合いを生み出しやすいキャラコンです。
ただし、あらかじめしゃがんでおく必要があるため、使用できる場面は限られています。ほかのキャラコンを練習してみて、余裕があれば取り組んでみてください。
- 武器をしまった状態でその場にしゃがむ
- しゃがみを解除して1歩踏み出すと同時にスライディングする
バニーホップ
バニーホップとは、体を不規則にジャンプさせながらスライディングするキャラコンです。回復時の被弾を減らすために使用する場合がほとんどですが、プロゲーマーやマスター・プレデターなどのランク上位のプレイヤーになると射撃しながら使用する方もいます。
また、オクタンの興奮剤やブラッドハウンドのアルティメット使用時などの動きが速くなった状態でバニーホップするとより強力です。オクタンおよびブラッドハウンドをメインで使用するなら優先的に覚えておきましょう。やり方は次のようになります。
- スライディングを行い、その入力は維持しておく
- 行きたい方向に移動しながらタイミングよくジャンプを行う
- 2を繰り返す
エアストレイフ
エアストレイフとは、キーマウでしか行えないタップストレイフと同様に、空中で軌道を変化させられるキャラコンです。近距離で敵からの被弾を抑えたい場合はもちろん、敵から逃げる際の弾除けにも重宝します。ただし、タップストレイフよりも変化量は少ない点を留意しておきましょう。
また、ホイール操作がない分、タップストレイフと比較して操作がカンタンなのも特徴で、キーマウだけでなく、パッドでも行えます。APEX初心者の方でも扱いやすいキャラコンなため、ぜひ練習してみてください。
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- 曲がりたい方向と逆の入力をいれる
- ジャンプを入力後に逆入力をやめて、円を描くようにキャラを動かす。キーマウの場合はWキー→曲がりたい方向のキー+Sキー、パッドの場合はスティックを回転させる
スーパーグラインド
登り動作終了時にまるで背中を押されたかのようなハイジャンプを行えるのが「スーパーグラインド」です。敵からすると急に距離を詰めてこられるため、不意を突かれた形になりやすく、撃ち合いのアドバンテージを作りやすいキャラコンです。
ただし、少し入力がズレてしまうだけで失敗してしまうほど判定がシビアなのがデメリット。緊迫した戦闘でミスなく出せるように、感覚でできるようになるまで練習しましょう。やり方は次のようになります。
- 遮蔽物に対して登り動作を入れる
- 乗り越えた瞬間にしゃがみ+ジャンプを同時押しする
ジップダンス
ジップラインをつかんでいる最中にぴょんぴょんと跳ねるような動きを行えるキャラコンが「ジップダンス」。一般的にジップで移動している最中は、一直線に体が動くため、敵の攻撃を受けやすい状況になりがちです。
しかし、ジップダンスをすればある程度被弾を避けられるため、比較的安全に敵から距離を取れたり、反対に近づけたりします。とくに、ワールドエッジに多く存在する「ジップハウス」と呼ばれる建物で効果的なキャラコンです。やり方は次のようになります。
- ジップラインをつかむ
- ジップラインをつかんだ瞬間にジャンプする
- 視点を180°動かす
- 1~3を繰り返す
ハイジャンプ
ハイジャンプとは、パスファインダーが展開したジップラインを利用して、通常よりも高くジャンプするキャラコンのことです。敵を翻弄しながら戦闘できるため、被弾を抑えられます。
ただし、地に脚が付いている状態でしか使用できない点を留意しておきましょう。ハイジャンプ後に直接ジップラインをつかんでも連続で同キャラコンは行えません。やり方は次のようになります。
- ジップラインをつかむ
- ジャンプを2回素早く入力する
APEXのキャラコンの練習方法
APEXのキャラコンの練習は、射撃訓練場がおすすめです。敵から攻撃されることなくキャラコンの練習だけに集中できます。
また、壁ジャンプしやすい高さの遮蔽物や縦のジップラインがあるのも特徴です。加えて、アルティメットをすぐに溜められる「チャージタワー」もあるため、オクタンのジャンプパッドやパスファインダーのジップラインなどを用いたキャラコンの練習も行えます。射撃訓練場でスムーズなキャラコンができるようになるまで練習してランクマッチに挑みましょう。
APEXはキャラコンとエイム力どっちが大切?
APEXはキャラコンとエイム力の両方が大切です。なかには「キャラコンはいらない」という方もいますが、被弾を抑えなければワンマガされたり、たとえ一人ダウンさせたとしても、ほかの敵にダウンをとられたりする可能性があります。
また、どんなに優れたプレイヤーでも常に100%のエイム力を発揮できるわけではありません。ポジションの不利や相手のキャラコンの上手さなどから弾を十分に当てられない場面は必ずといっていいほど発生します。
そんなときにキャラコンがあれば、大きなダメージをもらいにくいため、何度でもチャンスを狙うことが可能です。キャラコンとエイム力の両方を鍛えて「自分の弾は敵に当たるけど、敵の弾は自分に当たらない」という理想的な状況を目指しましょう。
まとめ
この記事では、APEXのキャラコンについて解説してきました。APEXには、さまざまなキャラコンがあり、撃ち合い時や逃げたい場合に被弾を抑えられるというメリットがあります。プロゲーマーやランク上位のプレイヤーは、複数のキャラコンを状況に応じて使用しています。あなたもキャラコンを習得すれば、ひとつ上のランクに近づくことが可能です。
ただし、APEXのキャラコンは、パッドだとできないキーマウ専用のモノもあります。なかでも、もっとも有名なキャラコンである「タップストレイフ」はキーマウでしか行えない点を留意しておきましょう。