オーバーウォッチ2がリリースしてから数ヶ月が経ち、慣れてきた所でランクマッチ(ライバルマッチ)をプレイしているプレイヤーも増えてきたことでしょう。オーバーウォッチ2では、ランクマッチシステムが大きく変更され、従来のレート制は排除され、新しいランクマッチシステムが導入されています。ランクマッチをプレイしながら、どういうシステムになっているのか疑問に思っている方やランクが上がらないと悩んでいる方も多いのではないかと思います。
この記事では、ランクマッチの仕組み、前作との変更点をはじめ、ランクが上がらない理由やランクの上げ方をご紹介していきます。オーバーウォッチ2のランクを上げるご参考になりましたら、幸いです。

オーバーウォッチ2とオーバーウォッチのランクマッチの違い
オーバーウォッチ2のランクマッチは、前作のオーバーウォッチから変更されています。元々レートシステムが導入されていましたが、レートシステムは廃止され、現在のライバルマッチ(ランクマッチ)に変更されました。
今までは、プレイヤーのレート帯によってランクが振り分けられていましたが、レートの記述は削除され、現在はランク区分を行き来するのみという仕様に変更されています。
オーバーウォッチはオーバーウォッチ2に基本プレイ無料となり、様々な変更がされています。
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オーバーウォッチ2のランクマッチの仕組み
オーバーウォッチ2のランクシステムは、7勝することでランクアップすることができます。7勝はライバルマッチのロールごとでする必要があり、連勝などの制限はありません。7勝することで、7勝するまでの戦績を元に、どれくらいランクが上がるかが確定します。戦績によって、ほとんどランクが上がらない場合と一気にランクが上がる場合があります。
対して、7勝する前に20敗(引き分けも含める)することでランクが降格します。7勝するか20敗するかでランクが認定されるというシステムが採用されており、戦績による内部レートによって、ランクが昇格または降格します。「強い味方にキャリーされ、自分のキルデスの戦績が悪い場合」「7勝したものの10敗以上している場合」「デス数が異様に多い場合」などの余程戦績が悪い場合は、7勝しても昇格できないことがあります。
ちなみに、オーバーウォッチ2より始めたというプレイヤーはクイックマッチを行い、50勝しなければランクマッチをプレイできないことには注意が必要です。
オーバーウォッチ2初心者の方は: 【Overwatch2】 初心者講座!基本を徹底解説もチェック!
オーバーウォッチ2のランクマッチで友人と遊ぶには?
オーバーウォッチ2のランクマッチはランク区分がティアで表されています。ランクは、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤ」「マスター」「グランドマスター」「TOP500」という区分に分かれています。
ランクマッチをフレンドと遊ぶ場合は、PTを作った状態でライバルマッチを選択することで遊べます。一緒に遊ぶ場合は、2ティア差までなら一緒に遊ぶことができます。(※ブロンズからダイヤまで)例えば、ブロンズのプレイヤーはゴールドのプレイヤーまで、プラチナのプレイヤーはシルバーのプレイヤーまでと一緒に遊ぶことができ、ブロンズのプレイヤーはプラチナ以上のプレイヤーとは一緒に遊ぶことができないという仕組みになっています。マスター以上のプレイヤーは、ダイヤからグラマスのプレイヤーと遊ぶことができます。
オーバーウォッチ2のランクマッチでランクが上がらない原因とは?
オーバーウォッチ2はプレイヤーごとの内部レート及び戦績を参照して、ランク区分を決定しています。例え勝率が高く、すぐに7勝できたとしてもその試合の中で活躍できていなければあまりランクは上がりません。
ランクが上がらないと悩んでいる人は、適宜戦績表を確認し、EAD(キル、アシスト、デス)の比率とダメージ数を意識してみましょう。周りのプレイヤーに比べてキル数が少ない、デス数が多い、与ダメージ数が少ないと勝率が高くても昇格の幅が少ない状況に陥りやすくなってしまいます。
ちなみに、試合途中なのに途中で試合を放棄するとランクダウンする原因となります。1人1人のプレイヤーに役割があり、人数有利な状況を作ることが戦略的に重要なオーバーウォッチにおいて、途中抜けは味方に大きな迷惑をかける行為です。どれだけ勝率が高く、戦績が良くても途中抜けが多いと内部レートが下がり、降格する可能性が上がってしまうので注意しておきましょう。
オーバーウォッチ2のランクマッチでランクを上げ方
ここからは、オーバーウォッチのランクマッチにおいてランクを上げる方法をご紹介します。
OW2でランクを上げる方法1:勝率を上げる
オーバーウォッチは7連勝するなど、勝率を上げると飛び級しやすいようです。7連勝は難しいにしても、勝率を50パーセント以上でキープしつつ、自分の戦績を上げていくことでランク昇格しやすい状況を作ることができます。
逆に、7勝したものの負けた試合が多いとランクが昇格しにくくなるので、勝てるように1試合1試合味方の動きを見ながらどうやったら勝てるのかを模索していきましょう。
OW2でランクを上げる方法2:キルレを上げる
キルレを上げることはランクを上げる際に重要なポイントです。どのロールでもキル数が多く、デス数が少ないとランクの昇格がしやすいようです。
味方と上手く連携出来ず、無理やりキルをしに行ってデス数を増やすといった立ち回りはランクマッチにおいて低評価の要因となるため絶対に辞めましょう。堅実な立ち回りでキルできる時はしっかりキルを取り、なるべくデスしないように心がけることはチームの勝利にも繋がりますし、ランク区分の決定に関して良い評価を受けることができます。
OW2でランクを上げる方法3:ロールの役割を全うする
戦績を表示した際に、EADの他にDMG、H、MITという表示がありますがこちらは与ダメージ、ヒール量、ダメージを吸収・無効化した量という意味になります。どのロールでもこれらの数値が高いことは望ましいですが、特に自分のロールに関係のある数値が高いと高評価を受けます。
ダメージロールの場合は与ダメージ量が多い、サポートロールの場合はヒール量が多い、タンクロールの場合はダメージを吸収・無効化した量が多いとロールの役割をしっかりこなしていると見なされ、ランクが上がりやすい傾向にあります。
OW2でランクを上げる方法4:キャラクターのスキルを活かす
オーバーウォッチ2ではキャラクターのスキルを活かすことも重要な要素です。アナのスリープダーツを敵に当てたり、アッシュのダイナマイトやトレーサーのボムで敵をキルする、D.VAのウルトで敵をキルするといった、アビリティやウルトで敵をキルしたり、敵の動きを阻害することは良い評価に繋がります。
また、敵のアルティメットを阻害することも重要です。敵のアルティメットの発動前に敵をキルしてアルティメット発動を無効化したり、アルティメット発動中の敵をキルすることでアルティメットを止めることは高評価となります。アルティメットという必殺技のような強力なスキルを技術力で撃ち負かせるというのは、上手いプレイヤーでないと中々できないからです。
スキルを上手く使用することで有利な状況を作れたり、形勢を逆転できる所がオーバーウォッチ2の面白い所なのでスキルの使用が評価に繋がるというのは理解出来ますね。
まとめ
この記事では、オーバーウォッチ2のランクマッチの仕組みと前作からの変更点、ランクが上がらない原因、ランクを上げる方法についてご紹介しました。
オーバーウォッチ2のランクマッチシステムは独特で、他のゲームとは違って内部評価が大きく関わってきます。キルレを上げることは勿論重要ですが、単純にキルを沢山すれば良いといったものではなく、勝率を上げたり、キャラクターやロールを理解して自分の役割を全うすることでより良い評価が得られ、ランクが昇格しやすくなります。
ランクの仕組みを理解して、自分に出来ることを意識しながらランクマッチをプレイすることでランクが上がりやすくなるはずなので楽しくプレイしていきましょう。