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『TPS』は『FPS』と並び、eスポーツ競技において注目されている、ゲームカテゴリーです。「三人称視点で行うシューティングゲーム」のことを指し、最新作『スプラトゥーン3』もこれに該当します。FPSゲームにはない楽しみ方ができるタイトルが多く存在しており、数多くのプレイヤーが夢中になっています。

今回は、TPSの概要とFPSとの違いに触れながら、おすすめのゲームタイトルをランキング形式でご紹介します。プレイしたことがない方でも楽しめるゲームタイトルをチョイスしているので、この記事を参考にしてはじめてみてくださいね!
TPS とは

TPSとは?キャラクターの全身や動きが見えやすい、シューティングゲーム

TPSとは「Third Person Shooter」の略称で、「三人称視点で撃ち合いを行うシューティングゲーム」のことを指します。キャラクターの後方側からの視点で操作をするため、キャラクターの全身や動きが見えやすいのが最大の特徴。シューティング以外の要素がある場合や、ストーリーを重視したい場合で採用されることが多いです。例として、『スプラトゥーン』では色を塗る要素、『Fortnite』では建築要素がある為、全体を俯瞰して見ることができる三人称視点が採用されていると思われます。

日本では、TPSが主流で開発されている

日本では、TPSタイトルとして「バイオハザード」「メタルギアソリッド」といった人気タイトルが登場しました。どちらも爆発的な人気を獲得したゲームとなり、これらの影響で日本では三人称視点のゲームが多く開発されていきます。三人称視点は、一人称視点の「物語に入り込む」感覚よりも、「物語を俯瞰して鑑賞する」感覚を覚えます。そういった点もストーリーを重視するゲームが多い日本と親和性が高かったのではないでしょうか。

TPSとFPSの違いとは?

FPSは、「First Person Shooter」の略称で、「一人称視点で撃ち合いを行うシューティングゲーム」のことです。一人称視点では三人称視点とは違い、可視化される視点が狭く、まるでゲームの中に入り込んでいる感覚でゲームをプレイできます。純粋なシューティング要素を楽しみやすく、「没入感」や「臨場感」を重視したいゲームタイトルに採用されることが多くなっています。

主なFPSゲームタイトルは下記の通りです。

・『Apex Legends』
・『VALORANT』
・『Call of Duty』
・『Overwatch』
・『GUNDAM EVOLUTION』

より詳しく知りたい方は『FPSとは?おすすめFPSタイトルランキング』をご覧ください。

【2022年最新版】TPSゲームのおすすめランキング

ここからは、TPSゲームに興味がある人におすすめのゲームタイトルをご紹介します。主に日本で流行っているゲームタイトルを中心に紹介するので、友達を誘って一緒に遊びやすいかと思います。ゲーム内容と共に詳しく紹介するので、興味を持ったタイトルは、是非プレイしてみてくださいね。

TPSおすすめタイトル第1位:『スプラトゥーン3』

スプラトゥーン3
引用:任天堂

任天堂より発売された、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『スプラトゥーン3』はインクを撃ち合うシューティングゲーム。『スプラトゥーン』シリーズの第3作目にあたり、2022年9月9日に発売されました。国内販売本数が、発売後3日間で345万本を突破し、Nintendo Switch用ソフトの3日間の売上として過去最高を記録。大人から子供まで楽しめる、大人気シューティングゲームとして不動の地位を確立しています。主人公は人に変身できる「イカ」。ゲーム全体の可愛らしく、ポップなデザインが目を惹きます。

インクでシューティングゲーム!色塗りが勝敗を決める

オンラインのマルチ対戦モードでは基本的に5VS5。プレイヤーは手に持った武器でインクを発射し、自分のチームの色をフィールドに塗っていきます。いわゆる”陣取り合戦”のようなルールで、自チームの色をより広い面積で塗ったチームが勝利となります。「沢山色を塗った方が勝ち」というルールによって、シューティングゲームをプレイしたことがない人でも色塗りでチームに貢献できるのは初心者に有難い点。敵に倒されたとしても、スタート地点からやり直しが出来ます。

一見カジュアルながらに、武器の種類が豊富でカスタム要素も。『スプラトゥーン3』では従来のシステムに加えてソロモードの充実や、新たな武器、ステージ等遊びの幅が増えています。大人も子供も、ついハマってしまうTPSゲームです!

TPSおすすめタイトル第2位:『Fortnite(フォートナイト)』

フォートナイト
引用: Epic Games

『フォートナイト』 は、Epic Games社によるクラフト要素のあるバトルロワイヤル型シューティングゲーム。対応プラットフォームはPC、PlayStation4、PlayStation5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、Android端末(スマホ/タブレット)という幅広さ。2017年7月21日にリリースされ、世界中から愛され続けているゲームタイトルです。

基本プレイ無料で、1人で遊ぶ「ソロ」、2人でチームを組む「デュオ」、3人でチームを組む「トリオ」、4人でチームを組む「スクワッド」といったモードが用意されているため、友人たちと気軽に遊ぶことができます。

建築要素が勝利の鍵!クラフトして撃ち合いを有利に

『フォートナイト』は100人のプレイヤーが武器や装備を持たずに島へ降り立ちます。武器やアイテム、装備を収集しながら最後の1人となるまで敵と戦うバトルロワイヤル形式のゲームです。最大の特徴は建築要素がある点。木材や鉄などの資材を集めて、自身でクラフトを行っていきます。家のような建物を作ったり、遮蔽物にしたりと素早く建築することで、より撃ち合いを有利にできるのが面白いところ。

建築×シューティングという異色の組み合わせによって非常にやりごたえがあるシューティングゲームとなっています。技術力が必要となり、競技性が高いゲームタイトルなので、eスポーツ競技としても知られています。eスポーツについて詳しく知りたい方は「eスポーツとは?おすすめゲームタイトル」をご覧ください。

TPSおすすめタイトル第3位:『BIOHAZARD(バイオハザード)』

バイオハザード
引用:カプコン

『バイオハザード』シリーズはカプコンが発売する、サバイバルホラーシューティングゲーム。ナンバリング『1』から『3』までは固定式カメラによるラジコン視点でしたが、『バイオハザード 4』からはTPS視点に。『バイオハザード 7』、『8』ではFPS視点を採用し、シリーズによって異なる視点を採用しています。主にゾンビや異形のクリーチャーを敵とし、武器や装備を手にして脱出を試みるというゲーム内容の本作。ホラー色の強いステージの中で、探索をしながら戦闘をしていくスリルと緊張感は他のゲームでは中々味わえません。

日本を代表する、大人気サバイバルホラーアクションゲーム

数多くの続編、スピンオフ作品を生み出し、ハリウッド映画化されるほどの注目を集め、根強い人気を獲得しています。1人プレイ用のゲームで、2人で協力プレイも可能。様々な難易度が用意されているので、初心者でも楽しめます。『バイオハザード ヴィレッジ』が現在好評発売中。2023年3月24日にはPC、PlayStation4、PlayStation5、Xbox One、Xbox Series X/S向けの最新作『バイオハザード RE:4』が発売予定です。

TPSおすすめタイトル第4位:『THE DIVISION2(ディビジョン2)』

THE-DIVISION2
引用:Ubisoft

『ディビジョン2』はユービーアイソフトよりPC、PlayStation4、Xbox向けに発売されている、オープンワールドシューティングゲーム。バイオテロによって荒廃したワシントンD.C.を舞台にプレイヤーたちは街を救うべく「ディビジョン」という組織に所属します。プレイヤーは”エージェント”となり、広いフィールドを探索し、戦闘を行います。

シューター×アクションRPGが絶妙に噛み合ったゲームタイトル

TPS視点で行うシューターゲームではあるものの、アクションRPG要素が強く、集めた装備や武器によってキャラクターが強化されるのが特徴。やればやるほどキャラクターのレベルがアップし、強い武器を手に入れることができるので敵を倒しやすくなっていきます。『ディビジョン2』は2019年3月15日にリリースしたゲームではありますが、2022年現在もアップデートが定期的に行われています。アップデートによって飽きが来ず、未だに多くのプレイヤーが楽しんでいる、ゲームタイトルです。

TPSおすすめタイトル第5位:『地球防衛軍』

地球防衛団6
引用:ディースリー・パブリッシャー

『地球防衛軍』シリーズは ディースリー・パブリッシャーから発売されている3Dアクションシューティングゲームです。その名の通り、地球を守る軍隊の一員となって、侵略者と戦う内容のゲームシリーズ。「Earth Defence Force」を略して、「EDF」とも呼ばれます。

敵は地球外生命体で、巨大蟻のような昆虫型から宇宙人のようなエイリアン型まで様々。画面いっぱいに大量に出現する地球外生命体のスケール感は本タイトルならでは。NPCである味方の軍隊と通信をしながら共に戦う臨場感も魅力です。

最新作『地球防衛軍6』が好評発売中

2022年8月25日にはPlayStation4、PlayStation5向けに『地球防衛軍6』が発売され、話題となりました。シリーズ独特のB級を味わいつつも、武器種や兵装が多数追加されており、やり込み度の高い仕上がりになっています。

ミッション数は過去最多で、4人までオンラインで協力プレイが可能。画面分割での協力プレイにも対応しており、初心者でも気軽にTPSを遊べる代表タイトルです。

TPSおすすめタイトル第6位:『荒野行動』

荒野行動
引用:NetEase Games

『荒野行動』は、2017年11月14日にリリースされたNetEase Gamesによるバトルロイヤル型シューティングゲームです。PC、PlayStation4、Nintendo Switch、Android、iOS向けに開発されており、今でも尚、根強い人気を誇っています。「スマートフォンがあれば無料で手軽にバトルロワイヤルがプレイできる」という理由で、リリース当初、瞬く間にプレイヤー人口が増加しました。

バトルロワイヤルを幅広い層に浸透させたゲームタイトル

本作は純粋なバトルロワイヤル形式のルールを採用。1人モードの他に、2人でチームを組んで戦う「デュオ」、4人モード「スクワッド」、5人モード「クインテッド」といったモードが用意されています。友達で集まって気軽に遊べるというのも、今まで触れてこなかった層にバトルロワイヤルを浸透させた要因の1つです。

人気漫画や人気アニメとのコラボを定期的に開催するのが本作の特徴。最近では、「新世紀エヴァンゲリオン」や「ワンピース」とのコラボを行い、注目を集めました。コラボでは限定ガチャが実装され、コラボ対象作品デザインのキャラクタースキンや乗り物スキンが実装されます。

まとめ

今回はTPSの具体的な説明と共に、FPSとの違い、おすすめのゲームタイトルをご紹介しました。三人称視点は、日本のゲームにおいて主流な視点として数々の有名タイトルが開発されてきました。「バイオハザード」からはじまり、今では「スプラトゥーン」という大人気ゲームを有するゲームジャンルとなっています。

今回ご紹介したゲームタイトルは現在でもプレイヤー人口が多いもの、最新作が発売されたばかりのものを取り上げています。初心者でも楽しめるタイトルを選んでいるため、気になったものには気軽に手を出してみて欲しいです。FPSとはまた違った魅力があるゲームタイトルが多いTPSがeスポーツシーンで今後、どのように関わってくるのか、注目です。