熾烈な戦いを繰り広げたALGS Year3 Split2 Pro League APAC North。1か月半にわたる戦いを終えて、7月13日から4日間に渡って行われるALGS Year3 プレイオフの出場チームが決定しました!
今回行われるALGSのプレイオフは、オフラインの世界大会で地域予選を勝ち抜いた全40チームが参加します。APAC North地域は前回のALGS Year3 Split1 Playoffより枠が1つ減少し、 計9チームが出場します。この記事ではその9チームについて紹介していくので、ぜひ大会前の参考にしていただければ幸いです。
ALGS プレイオフ出場チーム(APAC North)
以下9チームが今回の出場チームです。(プレースメントポイントランキング順)
FNATIC |
NORTHEPTION |
GANBARE OTOUSAN |
fun123 |
NAKED |
Crazy Raccoon |
RIDDLE ORDER |
PULVEREX |
FC destroy |
ここから先のチーム紹介については、ALGS Year3 Split2 Playoffのグループ分けごとに解説します。
グループA
この両チームは、ALGS Year3 Split2 Pro League APAC NorthのグループCからの出場チームです。APAC NorthのグループCは、12試合を2週連続で実施するという過酷な日程でした。
その他にはNRGやDarkZeroといった日本でも人気の高い海外選手が所属しているチームがあり、注目度の高いグループとなっています。
Fun123
メンバー:obly選手、KaronPe選手、SangJoon選手
元アジア最強とうたわれたT1のメンバーのうち2人が所属しています。ALGS Year3 Split2リージョンファイナル(APAC North)では、優勝したFNATIC以外のチームで唯一チャンピオンを取ったチームです。
NAKED
メンバー:Pinky選手、Lykq選手、4rufa選手
ALGS Year3 Split1であと一歩出場に届かず、今回がNAKEDとして悲願の世界大会初出場となります。Esports.netのNAKED独占インタビューに答えてくださった際、3人とも「WINNERS出場が目標」と仰っていました。WINNERSの舞台で戦う3人の姿を楽しみにしています!
グループB
このグループはAPAC Northから出場するチームが唯一3チーム振り分けられています。
そして偶然なのか、3チームともやや攻撃的な点が特徴のチームです。日韓の高火力チームを集めたようなグループ分けとなっており、他リーグのチームに対してどこまで破壊できるのか注目です。
メンバー:satuki選手、ReyzyGG選手、Taida選手
このチームは、高いファイト力で大外から敵をなぎ倒していくムーブが特徴です。前回のALGS Year3 プレイオフでは、グループステージで優勝したTSMに次ぐ2位につけていたにも関わらず、大会中にメタが変わるという事件が発生し惜しくもWINNERSに出場することはできませんでした。今度こそWINNERSで暴れ回っている姿を見せてくれるでしょう。
メンバー:破壊ハンマードリル選手、yukaPEROdator選手、Pinotr選手
ALGS Year3 プレイオフのスプリット1に出場していましたが、Pinotr選手が加入後初の世界大会出場となります。以前は破壊ハンマードリル選手がメインIGLを務めていましたが、軍師Pinotr選手の加入により、IGLが変更となりました。そのため、ただでさえ高火力の破壊ハンマードリル選手が、より火力を出せるようになりました。yukaPEROdator選手も、狂犬と言われるほどの火力のある選手です。世界大会をFCムーブですべて破壊してくれることを期待しています。
Crazy Raccoon
メンバー:RAS選手、Parkha選手、Mainy選手
大人気選手であるRAS選手率いるCR。最近はALGSプレイオフで思わぬアクシデントに見舞われることが多く、思うように良い成績を出せていないのが現状です。今度こそ世界大会で活躍している姿が見られることを願っています。
グループC
このグループは、APAC Northから出場するチームで唯一韓国勢がいないグループです。また現在日本チーム最高成績である3位を獲得したsaku選手、Ftyan選手が所属するPULVEREXと、前世界大会ALGS Year3 Split1 PlayoffでAPAC North最高順位9位を獲得したFNATICが同じグループにいるのが特徴です。
FNATIC
メンバー:YukaF選手、メルトステラ選手、うみちゃんらぶち選手
APAC North内で直近のALGSプレイオフでの成績が最も高く、最高順位はALGS Year2 Championshipでの4位です。Esports.netのFNATIC Apex部門への独占インタビューでも3人とも目指すは世界大会優勝と語っており、APAC North勢初の世界大会優勝となるのか大注目のチームです。
PULVEREX
メンバー:saku選手、Ftyan選手、ShunMi選手
日本勢歴代最高順位の世界3位の獲得経験がある、saku選手とFtyan選手が所属していることでも知られています。特に中入りムーブが得意のチームで、限界ポジションでの耐えに定評があります。前回のALGS Year3 プレイオフではLOSERS ROUND 2で11位と惜しくもWINNERSに届きませんでした。今度こそはWINNERSに出場し、自己最高記録を更新できるのかに期待がかかっています。
グループD
このグループは、日本チームの中で特に人気の高いRIDDLE ORDERがいる事でも注目されています。また今回のALGS Year3 Split2 Pro Leagueで、韓国チーム最高順位である3位を獲得したGANBARE OTOUSANが前回のSplit1 Playoffに続いて出場。勢いのある2チームがどこまで活躍できるのか注目のグループです。
GANBARE OTOUSAN
メンバー:Dogma選手、Jusna選手、JungHee選手
このチームの最大の特徴は高いファイト力を武器にし、中入りムーブを行うという点です。他のチームを弾く能力や安置読みからのポジション取りの能力が非常に高く、特にストームポイントではニューキャッスル、ワットソンをピックし要塞を築いていました。ちなみに名前の「がんばれおとうさん」は、韓国で流行っている日本のお酒の名前が由来だそうです。なんともユニークなチーム名ですね!
メンバー:ゆきお選手、1tappy選手、MiaK選手
リドルオーダーは日本チームの中でも高い人気を誇るチームであり、大会中のゆきお選手の配信の同接人数はALGS公式を上回るほどです。スプリット1は3人それぞれが違うチームに所属しており、スプリット2から新しく組んだ3人となっています。今回ALGSプレイオフに出場するAPAC Northチームの中で唯一選手全員が入れ替わっているチームです。
まとめ
今回は7月13日からロンドンにて行われるALGS Year3 Split2 PlayoffにAPAC Northから出場するチームについてご紹介していきました。シーズン17もスタートし、新たなキャラやアイテムの登場により、今回のALGSプレイオフでは大きく環境が異なることが予想されます。新たな競技シーンを観戦できると思うと、楽しみで大会が待ちきれません。
みなさんもこの記事や各チームへのインタビュー記事を参考に、気になるチームをチェックしてみてください。ぜひEsports.netと一緒に世界の大舞台で戦う選手たちを応援しましょう!