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ALGS Year3も終わり、各チームがALGS Year4に向けて選手に関する様々な発表をしている中、ようやく待ちに待ったALGS Year4に関する情報がEAより公開!この記事では、ALGS Year4に関する今回発表された情報をまとめてお伝えします。特に、世界大会出場枠に関する情報は昨年度と大きく変更がありました。そちらを中心にお伝えしていきます。

またAPAC NORTHでは、今回の変更によりどういった変化があるのか少し予想をしていきたいと思います。この記事を参考にし、私たちと一緒にYear4について予習していきましょう!

Apex algs year 4
© 2023 Electronic Arts Inc.

ALGS Year4の主な変更点

ALGS Year4で昨年度と最も大きな変更点は、リージョンの対象地域の変更と、リージョン毎の世界大会出場チーム数です。そちらについて解説していきます。

リージョンの振り分け変更

ALGS Year3までは、NA、SA、EMEA、APAC NORTH、APAC SOUTHと5つのリージョンに分かれていました。ALGS Year4では、Year3でAPAC SOUTHに振り分けられていた中国が独立し、新たにCNというリージョンが出来ました。このリージョンは、EAから招待された2チームがALGS Year4 split1 playoffsに出場することとなります。そのため他のリージョンと異なり、プロリーグやプロリーグ予選は現時点で行われないようです。また、その後行われるsplit2 playoffsでは、Split1 playoffsでの成績に応じて、さらに出場チーム数が増加する可能性があることも明言されています。先日イギリスで開催されたALGS Year3 CHAMPIONSHIPでのDreamFire やMDY-WHITEといった中国チームの活躍や人気ぶりを見ていると、CNリージョンが今後どのようなリージョンになっていくのか本当に楽しみです。

リージョンごとの世界大会出場チーム数

CNリージョンが新たに登場したことや、ALGS Year3での成績に応じて、各リージョンのALGS Year4 Split1 playoffs出場可能チーム数が変更となりました。

・NA:11チーム→12チーム
・SA:5チーム→2チーム
・EMEA:10チーム→8チーム
・APAC SOUTH:5チーム→8チーム
・APAC NORTH:9チーム→8チーム
・CN:0チーム→2チーム
※CNはALGS Year4からの新設リージョン

元々中国はAPAC SOUTHに分類されていたことも考えると、APAC SOUTHは実質的な5チーム増加となります。APAC SOUTHは、ほぼ全てのチームがFINALSに出場するという少数精鋭リージョンでしたが、この枠増加に伴い、新たにどんなチームが世界大会に出場してくるのかが注目です。

SAに関しては、枠が大幅に減少しました。さらに、今回SAはプロリーグも廃止となり、プロリーグ予選で2チームを決めることが発表されました。SAは、今回のルール変更に伴い、世界大会出場がより難しいリージョンとなることを鑑みると、相当強いチームがALGS Year4 Split1 playoffsに出てくるのではないでしょうか。

また、APAC NORTHに関してみると、1枠の減少となりました。しかし、ALGS Year3 Split1 playoffsから比べると2枠の減少となっております。現在発表されているのはALGS Year4 Split1 playoffsまでの世界大会出場枠ですので、ここで良い成績を出して、出場枠増加に繋げてほしいですね!

APAC NORTHプロリーグ

プロリーグは、EAから招待された22チームとプロリーグ予選を勝ち抜いた8チームの計30チームで行われます。こちらのルールについてはALGS Year3と変更がありません。しかし、EAからどのチームが招待されるのかという点に注目が集まっています。

プロリーグ招待チームについては、基本的には前年の成績に応じて招待されます。しかしながら、APAC NORTHでは、FNATICFC Destroy、PULVREXといった世界大会出場常連チームが事実上の解体となっており、Crazy RaccoonについてもALGS Year3 CHAMPIONSHIP出場辞退を表明してから、何も音沙汰がありません。そのため、ALGS Year3で世界大会に出場していたものの、チームメンバー変更により、プロリーグに招待されなくなる世界大会出場経験プレイヤーが多数出てくるのではないかと予想しております。そうなるとその選手たちはプロリーグ予選からのスタートとなります。

また、先ほどリージョンごとの出場可能チームでも述べたようにAPAC NORTHは8チームへと世界大会出場枠が減少となりました。これらを踏まえると今年のプロリーグ、そしてプロリーグ予選は、かなり厳しい戦いになることが予想されます。

開催日程

今回日程が公表された今後の各イベントの開催日程は、以下のようになっています。

イベント名開催日時等
選手登録開始    2023年10月23日~
プレシーズン予選  1回目 2023年11月25~27日
プレシーズン予選  2回目 2023年12月2日~4日           
プレシーズン予選  3回目2023年12月9~11日     
プレシーズン予選  4回目2023年12月16日~18日
Split1 プロリーグ  2024年1月20日~21日
チャレンジャーサーキット(通称CC) split1 2024年2月3日
Split2 プロリーグ予選 2024年4月頃

その他の変更点

ALGS Year3の途中から、マッチポイントシステムのルール変更が行われました。それは、最低でも6試合行うというものです。これが、ALGS Year4から通年で採用されることとなりました。また参加資格がAPEXのランクマッチ参加条件と同じになりました。よって今回から、アカウントレベル50以上でないと参加できないこととなりました。

こちらの記事もチェック: Apexで賭けるには?ALGSなど大会にベットする際のコツや方法を解説

まとめ

Year3と比べると大きな変更があったALGS Year4。特にリージョンに関する変更は、かなり衝撃的な内容でしたね。新設されたCNが世界大会でどのような活躍をするのか楽しみです。しかし、APAC NORTHチームにとっては枠が減少となってしまったので、悲しいお知らせになってしまいましたね。また今回の発表では、競技使用マップやオフライン大会の開催地に関する発表はありませんでした。他にも現在検討中であると思われるプロリーグ招待チームに関する情報も今後公開されていくと思われますので、これらの情報が出て来次第、ご紹介していこうと思います。今後もALGS Year4からますます目が離せません!