PARIVISION、イベント1週間前にBLAST Slam IVから撤退

BLAST Slam IVのオンライングループステージが始まる1週間前(10月14日)、 Dota 2のトップチームであるPARIVISIONが撤退し、主催者はその穴を埋める必要に迫られた。

The International 2025 (TI14)後初のSティアトーナメントとなるBLAST Slam IVは、苦戦が予想されていた。しかし、最新の情報によると、招待チームの一つであるPARIVISIONが出場しないことが決定した。その理由は以下のとおり。

PARIVISION が BLAST Slam IV Spot を辞退したのはなぜか?

PARIVISIONは、選手たちに休息を与えるためにBLAST Slam IVには参加しないことを発表した。

PARIVISIONは、「激動のシーズンを終えた選手たちに休息と回復の時間を与えるため、FISSURE PLAYGROUND 2から新たな競技サーキットを開始することを決定しました」と述べた。同組織はチームへのファンの支援に感謝の意を表し、今後もこの取り組みを継続していくとの事である。

 

TI 後のメンバー入れ替え、引退の発表、そしてチームや選手の燃え尽き症候群の可能性に対する懸念が多くの組織の頭をよぎる中、BLAST Slam IV からチームが撤退しても驚くには当たらない。

しかし、PARIVISIONファンはロースターの変更を心配する必要はない。9月26日、PARIVISIONは来シーズンのDota 2ロースターに変更がないことを確認した。

参考までに、BLAST Slam IV イベントの以前のトラブルにより、主催者はFISSURE Playground 2 とのスケジュールの競合を解決し、グループ ステージを前倒しした。

その後間もなく、BLASTはフィリピンのチームExecrationがシンガポールで開催されるSlam IVでPARIVISIONに代わって出場することを発表した。

BLASTSlamの出場チーム表

Blast Slam IVではPARIVISIONに代わってExecrationが出演。画像提供:BLAST

PARIVISIONはThe Internationalで3位に入賞したトップチームだが、Execrationは予選通過すら逃しており、PARIVISIONほどの実力はない。とはいえ、彼らはこのチャンスを活かし、番狂わせを起こしたいと考えていることは間違いないだろう。

シンガポールでのBLAST Slam IVは10月14日から11月9日まで開催される。つまり、PARIVISIONの選手たちは次のキャンペーンを始める前にかなり長い休息を取ることになる。

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