株式会社クラスがゲーミング向けチェアお試し購入プログラム『gg-chair』をスタート、安い初期費用で最適な椅子を探せる

gg-chairのイメージ画像

 株式会社クラス(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:久保 裕丈)は、ゲーミング環境を快適にするため、ハイスペックなチェアを自宅で試せる購入プログラム『gg-chair(ジージーチェア)』を、2025年10月30日(木)より開始したと同日発表した。本プログラムは、「30日間7,480円(税込)」の初期費用で同社の取り扱うオフィス用チェアを試用でき、自身に合った一脚を見つけてから購入できるサービスとなっている。

ゲーム市場を取り巻くチェアの重要性と需要

 昨今eスポーツのみならず長時間の配信やそれに伴うゲームプレイなど、ゲームを巡る事情は昔と比べ変化している。ゲーム自体が一種のプロスポーツ化する状況もあってか、通常購入できる比較的安物の椅子では腰や背中に負担が掛かりすぎる事が増えている。この手の椅子についてはクッションなどを敷いても対策が難しい事が多く、大前提の設計としてそこまで長時間同じ姿勢で座り続ける事を想定していない事が多いのである。

 元々はPCゲーマー向けに数千円のオフィスチェアなどが人気を博していたが、その後一台1万円以上の価格帯となる高級な椅子の「ゲーミングチェア」が登場。一つ上を行く高級感と座りやすさ、背中や頭部向けクッションの装備などの一味違う印象もあって、多くのゲーマーはこちらを愛好するような流れとなっていく。現在では自宅でゲームを嗜むゲーマーはこういった椅子を愛好するユーザーがかなり増えている状況だ。デスクやラックといったゲームのプレイ環境を整える大前提として、ゲーミングチェアに合わせた環境づくりがされる事も多い。

 しかし今回提案されているのは、そのゲーミングチェアではない、オフィスチェアでありながら更に先を行く製品群たちだ。

超高級オフィスチェアの魅力とデメリットを帳消しにする仕組み

 今回gg-chairが提案しているサービスはオフィス用チェアの販売プログラムだ。オフィスチェアというと数千円単位の製品が中古のリサイクルショップにひしめいている光景を想像する読者もいるだろうが、今回提案されているのはそれとは次元の違う製品である。同サービスで取り扱うメーカーはErgohuman(エルゴヒューマン)、Herman Miller(ハーマンミラー)、ITOKI(イトーキ)、KOKUYO(コクヨ)、Wilkhahn(ウィルクハーン)、HAWORTH(ヘイワース)、KEILHAUER(キールハウアー)、HAG(ホーグ)、CAGUUU(カグー)となっている。そして最低値が10万円前後のCAGUUU AXISU ノヴァ ゲーミングチェアからスタートし、最高値はHerman Miller アーロンチェア リマスタードの382,000円といういわゆる「ハイブランド」の椅子ばかりなのだ。

 そしてこの手の椅子は高級かつ座り心地抜群の設計となっているが、唯一にして最大の購入を阻む要素が存在する。それはその値段の高さにある。少なく見積もっても相当な出費を強いられる事になるが、自分と長く付き合う事になる椅子に対して座り心地が合うか合わないかは文字通り死活問題だ。そのうえクーリング・オフ制度の対象期間を過ぎた上で返品をしたいと希望しても、それは希望されない場合が多い。在庫として高級チェアを抱える側についても返品に関して問題が発生する状況は避けたい。

 この状況を避ける為に提案したのがgg-chairのお試し期間制度だ。これは30日という期間限定で、費用は一括7,480円となっている。これはどういうことかというと、この金額を支払う事で30日の間「レンタル」される状態となる。この対象については同サービスサイトで取り扱われる椅子であれば制限はない。そのうえでこの制度の最も大きな特徴となるのが、30日経つ前に使い心地が合わなければ、返品申請を行えるのだ。期間内であればそれ以上の支払いが無く利用でき、また別のチェアを同じ金額を先払いする事で吟味できるのである。高級なオフィスチェアは買うだけでも相当お高い金額となるが、これならば多少の初期費用は掛かっても納得の椅子を見つけ出す事が出来るというのだ。もちろん金額的には中古のオフィスチェア1台分と決して安いものではないが、それでも選択肢の一つとして高級チェアを導入する際の一助にはなってくれるだろう。

 この手のサービスはサブスク型や買い切り型とも違う、全く新しいシステムである。そしてこのサービスの領域にeスポーツなどのゲーミングチェアをターゲットとした領域が設定されるという事は、そこまで商機が見えた上でこのサービスを導入したという事になる。eスポーツを取り巻く備品の市場は想像以上に広大で、そしてハイエンドな品物を求める層も増えて来ている状況なのだろう。座り続けて腰を痛めてしまう前に、高級チェアで仕事もゲームも快適にこなす事を検討しても良いかもしれない。

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