2022年10月24日、グループステージを勝ち抜いた合計8チームによるLoL Worlds 2022準々決勝・クォーターファイナルの全試合が終了しました。これにてベスト4が出揃い、2022年10月30日から準決勝・セミファイナルが開始されることになります。
今回の準々決勝は例年以上の盛り上がりを見せてくれたのではないでしょうか。韓国チーム同士の対決や前大会「LoL Worlds 2021」の王者「Edward Gaming (EDG)」のまさかの敗退など、とても熱い戦いの軌跡が刻まれました。
本記事ではLoL Worlds 2022の準々決勝の試合結果や注目ポイントなどをおさらいしたいと思います。
LoL Worlds 2022 準々決勝 結果まとめ
準々決勝 (LoL Worlds 2022 ノックアウトステージ)では、グループステージを勝ち抜いた計8チームによる勝ち上がり式の試合形式で、最終的に計4チームになるまで試合が行われます。
対戦カードは抽選によって選ばれ、すべてBo5 (5回勝負で3本先取した方の勝ち) で勝敗が決められます。
10月21日〜24日に行われた準々決勝の試合結果は以下の通りです。
10月21日
JDG Intel Sports Club (JDG) 3-0 Rogue (RGE)
10月22日
T1 (T1) 3-0 Royal Never Give Up (RNG)
10月23日
Gen.G (GEN) 3-2 Damwon Gaming KIA (DK)
10月24日
DRX (DRX) 3-2 Edward Gaming (EDG)
LoL Worlds 2021の王者Edward Gamingの敗北
注目すべきポイントは10月24日に行われたDRX vs Edward Gaming戦で、LoL Worlds 2021の王者が敗れたという点でしょう。
Edward Gamingはマクロ技術がとてもうまく、取るべき時に確実に取るといった堅実的なプレイを得意とするチームです。LoL Worlds 2022の準々決勝戦でも、ADCのViper選手を筆頭に確実にダメージをだし、キルを取っていました。
しかし、レーン戦でチームDRXの選手にソロキルをされたりなど、うまく序盤のレーン戦をコントトールできていない印象がありました。
その結果、チームDRXが見事チームEdward Gamingを破り、LoL Worlds 2022準決勝・セミファイナルへ駒を進めることとなりました!
LoL Worlds 2022 準々決勝 T1 vs Royal Never Give Up戦
LoL Worldsで3回の優勝経験を記録しており、LoL 最強チームの一つと言えるチーム「T1」も準決勝へ見事勝ち進みました。
ベテランならではの豊富な経験や強みを持っているチームT1は今回も興味深い試合運びを披露してくれました。
10月23日に行われたT1 vs RNGの2戦目ではトップレーンのZeus選手が開幕3分でキルを取られ、終始RNGが試合をコントロールしていました。
しかし、チームRNGは有利にことを進めていたものの、なかなか決定打を作り出せることはできず、そのままLoL Worldsではあまり見ることのない40分を超えるレイトゲームとなりました。
最終的にエルダードラゴン付近での集団戦をチームT1が制し、そのままの勢いでチームT1が勝利を飾りました。
レイトゲームに向けて耐えに耐えたチームT1の底力を見せてくれた戦いとなりました。
LoL Worlds 2022 今後のスケジュール
LoL Worlds 2022 準々決勝の全試合が終了し、準決勝・セミファイナルの対戦カードは以下の通りになります。
10月30日
T1 (T1) vs JDG Intel Sports Club (JDG)
10月31日
DRX (DRX) vs Gen.G (GEN)
第一試合は日本時間10月30日 (日) の6:00amから、第二試合は日本時間10月31日 (月) の6:00amからとなります。LoL日本公式Twitichチャンネルでは日本語での解説配信もありますので、気になるプレイヤーは見逃さないようにしましょう。
どちらも非常に注目度の高いマッチアップとなっています。第一試合ではLoL界では伝説級のプロプレイヤー「Faker選手」率いるチーム韓国代表のチーム「T1」と現在世界最強リーグと言われる「LPL 2022 Summer Split」を制した猛者中の猛者、中国代表チームの「JDG」がぶつかり合います。
第二試合では、「LCK 2022 Summer Split」でLoL 最強チームの一つ「T1」相手に3-0のストレート勝利を果たしたチーム「Gen.G」と、今大会ではダークホース的な立ち位置にいるチーム「DRX」が決勝戦進出をかけて競い合います。両チームとも韓国チーム同士の対決となります。
準決勝・セミファイナルでは、LoL Worlds 2022 ノックアウトステージと同じく、Bo5 (5回勝負で3本先取した方の勝ち) で勝敗が決まります。
正直どのチームが勝ってもおかしくない対戦カードとなっており、世界中のLoLプレイヤーやファンが注目しているマッチアップとなっています。
会場・開催地情報
LoL Worlds 2022 準々決勝・クォーターファイナルは、アメリカのニューヨーク州にある、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)内の「Huluシアター」で開催されました。
準決勝・セミファイナルでは会場が変わり、アメリカのジョージア州アトランタにある「State Farm Arena」内で開催されます。
LoL Worlds 2022 準々決勝・クォーターファイナル まとめ
今回は2022年10月21〜24日に行われたLoL Worlds 2022の準々決勝・クォーターファイナルについてまとめました。
今年は2019年ぶりのオフラインでの開催ということもあり、観客の声援や盛り上がりが画面を通しても伝わってきますね。準決勝・セミファイナルに勝ち進んだチームでどのチームが優勝しても不思議ではありません。今後の展開が楽しみですね!
Esports.netでは今後行われるLoL Worlds 2022の準決勝や決勝戦の試合結果などを逐一更新していきます。試合を見逃してしまったという方はぜひご覧いただけましたら幸いです。