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2023年6月7日にValorantでパッチ6.11が実装されました。チェンバーの強化やショーティーの値上がり、パールのBサイトに調整が加えたりしました。パールのBサイトはValorantプロの間でもあまり良いサイトとは言えないといわれていたので良い調整がされていることを期待したいですね。

そこで今回はValorantのアプデでくわえられたパッチ6.11では何が変更になったのかを紹介していきます。チェンバーの強化内容やショーティーの値上がり以外の調整などについても紹介してくのでぜひチェックしてみてください。

Valorant パッチ6.11
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

Valorantパッチ6.11:エージェント調整

まずはValorantパッチ6.11で行われたエージェントの調整について見ていきましょう。

チェンバー強化

Valorantパッチ6.11でチェンバーは次の項目に変更が入りました。

チェンバーのナーフから一気にチェンバーのピック率が低下し、それは深刻なものに。プロのValorantピック率でも2022年のVCTでは必須ピック級だったのに、2023年のパシフィックリーグなどのインターナショナルリーグでは0%です。今回の変更でラーク能力も高まり、立ち回りに幅が広がったので今後チェンバーの使い方やピック率がどのようになっていくのかは注目ですね。

ヴァイパー弱体化

一方でどのマップでも運用することが可能になっていたヴァイパーに対しては弱体化の変更が行われました。

ヴァイパーの燃料はポイズンクラウドやトキシックスクリーン使用時に消費するもののことです。この調整によってこれまでハーバーとの組み合わせで強いとされていたハイタイドとトキシックスクリーンを交互に出す戦術も難しくなります。ヴァイパー相手にはどれだけ燃料を枯渇させられるか、枯渇したタイミングでうまく攻めることができるかが重要になりそうですね。

このほかにもブリーチのローリングサンダーが命中したかどうかがわかりやすくなるアップデートなどの微調整が入っています。

こちらの記事もチェック: 【Valorant】スイフトプレイ?新ルールを紹介!

Valorantパッチ6.11:武器調整

次にValorantパッチ6.11で行われた武器調整について見ていきましょう。

ショーティー値上がり

ショーティーには値上がりを含めて次のような変更が行われました。

ショーティーの値段はなんと2倍になっていました。サブ武器ながらも一撃必殺で相手を倒せてしまう性能の高さから様々な変更が加えられています。

今回の調整によって護身用に常にショーティーを持つプレイは難しくなりましたね。また、たとえショーティーを持っていたとしても今まで以上に正確に狙わなければ一撃必殺でキルすることができなくなっているので注意してください。

フレンジー弱体化

Valorantのアプデのパッチ6.11ではフレンジーの弱体化が行われました。

フレンジーは1stラウンドやエコラウンドで持つプレイヤーも非常に多くなっており、プロシーンでも活躍していた武器。今回はそれらの武器パフォーマンスの高さから、特に中~遠距離での精密な射撃が難しくなる調整が行われています。

ファントム/ヴァンダルの予備弾丸数減少

ファントムとヴァンダルの予備弾丸数が1マガジン分減少しています。

これによって相対的にセージのバリアオーブやハーバーのコーブなどの銃で撃って壊すようなアビリティの価値が上昇しています。今までと同じように撃っていると気が付いた時には弾がないなんてことにはならないように注意しましょう。

走り撃ちの弱体化

Valorantのパッチ6.11では走り撃ちに対する大幅な弱体化が行われました。各武器の走っている際の反動倍率の変更は次のようになっています。

これによって走りながら適当に撃った際に発生する偶然のキルが大幅に減少します。よりストッピングをしっかりして正確に狙うという技術が大切に。これまでFPS経験が少ないValorant初心者はまずはしっかりとストッピングして撃つという練習から始めたほうが良いかもしれませんね。

Valorantパッチ6.11:パールBサイトの変更

Valorantのパッチ6.11ではプロの間でも批判的な意見が多かったパールのBサイトに対して変更が行われています。

Bスロープ

Bスロープではスクリーンを調整し、アタッカー側の隠れるスペースを削除しています。オープン設置してBスロープまで下がって有利に撃ち合う戦術が強すぎてリテイクが困難になっていた状況を打開するための変更。

ディフェンダー側がアグレッシブな動きをした時の戦闘発生ポジションでもあったので、今後どのようになっていくのか注目していきたいですね。

Bサイトスクリーン

Bサイトスクリーンの高さを低くし、横幅を広くする調整が行われました。横幅が広くなったことによって壁抜きによる銃撃がよけやすいように。また、段差も用意されており、スクリーン上にどのエージェントでも登れるようになったので、ディフェンダーの立ち位置も今まで以上に増えるはず。

また、横幅が広がったことによって、建物との距離も近くなり、バリアオーブやスモークで完全にサイトへの侵入を防ぐことができるようになっています。

Bホール

ディフェンダースポーンから遠い位置にあるBホールの出入り口にスペースと壁を作り、隠れられるスペースが作られました。このポジションからは設置位置にも射線が通るため、アタッカー側はこのポジションへのクリアリングが必要に。

スペースも広がっており、アビリティを交わすことも可能なポジションになっているので、アタッカー側からするとプレイヤー自らクリアリングが必要になるリスクと時間をかける必要があるポジションになっています。

Bサイト柱

Valorantのパッチ6.11ではBサイトの柱の幅が広くなっています。基本的には遮蔽物がなく、集中砲火を受ける危険なポジションではありますが、自分と相手の立ち位置によってはしゃがんだりすることで頭出しの勝負をすることも可能に。

まとめ

今回はValorantパッチ6.11で大きく変更された点を中心に紹介してきました。エージェントではピック率に大きく差が開いたチェンバーとヴァイパーに大きな変更が入っていましたね。また、武器では1つの脅威であったショーティーにも値段が2倍になるなどの弱体化が入っていました。プロシーンも含めて今後のValorantでどんな新しいメタが登場するのか非常に楽しみですね。

さらにValorantでは2023年内にセンチネルとデュエリストの新しいエージェントの登場が予定されています。ぜひValorantのアップデート情報をお見逃しのないように。