2022年12月6日に年内最後のValorantのアプデと予定されているパッチノート5.12が公開されました。総勢15人のエージェントの性能に調整が入る大幅アップデートで注目されましたね。
しかし大幅アップデートとして注目されていたのはそれだけではありません。パッチ5.12ではValorantに「スイフトプレイ」が新ゲームルールとして登場しました。
そこで今回は新モードスイフトプレイがどんなモードなのかを紹介していきます。2022年12月現在、すでにスイフトプレイがプレイできるようになっているのでぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
スイフトプレイとは
Valorantのスイフトプレイとは簡単に言うとアンレートを短縮化したものになっています。通常Valorantのアンレートやコンペティティブでは13ラウンド先取したチームが勝利となります。今回新たに登場したスイフトプレイは5ラウンド先取したチームが勝利となります。ゲーム内容としてはクレジットシステムや従来の爆破要素など、Valorantの特徴をそのまま残したものになっています。つまり約半分のラウンド・時間でアンレートやコンペティティブと同じようにValorantを楽しむことができるというわけですね。
2022年12月現在はスイフトプレイをプレイすることができますがベータテスト段階です。正式な実装は2023年2月以降を予定されています。2023年1月10日に1度ベータテストが終了する予定になっているので、ぜひこの期間に新たなValorantのゲームモードを楽しんでみましょう。
アンレート・コンペティティブとの違い
アンレート・コンペティティブとスイフトプレイの大きな違いは約半分に削減されたラウンド数です。しかし、そのほかにもアンレートやコンペティティブと異なる点があります。
クレジット
Valorantのスイフトプレイではアンレートやコンペティティブと同様にクレジットシステムを導入していますが、異なるクレジットシステムが用意されています。スイフトプレイではラウンド開始時に以下のクレジットが固定して手に入ります。
- 1・5ラウンド:800
- 2・6ラウンド:2400
- 3・4・7・8ラウンド:4250
- 9ラウンド:5000
2・6ラウンド目はその前のピストルラウンドに勝利したチームに対しては600クレジットが追加され、合計3000クレジットもらうことができます。キルボーナスの200クレジットとスパイク設置ボーナスの300クレジットはValorantのアンレート・コンペティティブと同様のシステムになっています。
ちなみにアンレート・コンペティティブのクレジットシステムは以下のようになっています。
- 1・13ラウンド:800
- ラウンド勝利クレジット:3000
- ラウンド敗北クレジット:1900
- 2連敗ボーナス:+500
- 3連敗ボーナス:+1000
- 生存状態で敗北:1000
Valorantのスイフトプレイでは常に一定の高いクレジットがもらえる分、基本的にエコラウンドはなく常に強い武器、ヴァンダル・ファントムで戦い続けることができるわけですね。
ULTポイント
Valorantのスイフトプレイでは1ラウンド目、攻守交代のタイミングの5ラウンド目に全員のULTポイントが2ポイントたまった状態でスタートします。ラウンドが少ない分、ULTポイントをためやすいようにしているというわけですね。
そのほかにもマップにアルティメットオーブは通常のアンレート・コンペティティブと同じように存在します。つまり短いラウンドの中で高い回転率でアルティメットを使うことができますね。アルティメットがある状態のValorantの練習がしたいというプレイヤーはスイフトプレイで練習してみるのもいいかもしれませんね。
試合時間
スイフトプレイはValorantをプレイしたいけどアンレート・コンペティティブをプレイするほどの時間が取れないというプレイヤーに向けて作成されたモードでもあります。Valorantのスイフトプレイでは通常15分程度の試合時間が想定されています。長戦はサドンデス形式になっているのでどんなにゲームが長引いても9ラウンドで終了します。
通常のコンペティティブでは引き分け投票が成立するまで延長戦は永遠と続いていきますよね。合計30ラウンド以上戦うことになるなんてことも起こります。そうすると試合時間が1時間以上ということにもなってしまう場合がありますね。スイフトプレイはサドンデス形式で最大9ラウンド、通常15分程度、長くても20分かからないようなゲーム展開になります。
Valorant初心者がアンレートやコンペティティブに参加する前に、ゲームに慣れるためにスイフトプレイをプレイするというのもいいかもしれませんね。クレジットシステムや爆破要素、Valorantの基本となるルールは同じなので、間違いなく練習になります。
固有内部レートの存在
Valorantのアンレートやコンペティティブにはそれぞれのモードに対して固有の内部レートが存在します。その内部レートによってスキルマッチを体現していることになりますね。実はValorantのスイフトプレイにも固有の内部レートが存在します。しかし、スイフトプレイの最初の試合の内部レートはどのように決定されているのでしょうか。それぞれのモードに独自の内部レートがある以上、プレイしていない段階では内部レートが存在しなくスキルマッチがうまく機能しないのではないかと不安になりますね。スイフトプレイの初戦はほかのゲームモードの戦績を見て、いくつかのデータをもとにして決定されていると公式からの回答がありました。
つまり、スイフトプレイの初回のゲームからいきなりスキル・レベルがあっていないプレイヤーとはマッチングしないようになっているということですね。詳細は語られていませんでしたが、なるべく適切な内部レートで戦えるように調整してくれているようです。
まとめ
今回はValorantのスイフトプレイと呼ばれる新ゲームモードについて紹介してきました。時間がない中でも簡単にプレイできるValorantのモードでしたね。Valorantの基本となるクレジットシステムや爆破要素を備えているのでValorantの練習を短時間でプレイしたいというプレイヤーはぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
また、現在登場しているスイフトプレイはベータテスト版です。ベータテストは2023年1月10日までと予定されており、正式リリースは2月ごろを予定されています。ぜひ一度プレイしてみてフィードバックを運営に伝えてよりよいゲームモード作りに協力してみてはいかがでしょうか。
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