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TEN Valorant Asia Invitational 2024が2024年10月26日・27日に開催。アジアを舞台に活躍する4チームが集まり、総当たり戦のBo1、トーナメントのBo3を韓国・釜山行いました。こちらの大会は完全招待制の大会で、2023年も開催され、今回は2度目の開催です。

そこで今回はTEN Valorant Asia Invitational 2024の結果について紹介していきます。昨年はグローバルInvitationalでCloud9が出場し、優勝。今回はアジアにフォーカスを向け、全出場チームがアジアのチームとなっています。

TEN Valorant Asia Invitational 2024
©Gen.G Gold@geng_gold

TEN Valorant Asia Invitational 2024出場チーム

TEN Valorant Asia Invitational 2024に出場したのは以下の4チーム。

FunPlus PhoenixがChinaリーグで戦うチームで、それ以外はPacificリーグで戦うチームとなっていますね。

TEN Valorant Asia Invitational 2024結果

さっそくTEN Valorant Asia Invitational 2024の結果を見ていきましょう。

総当たり戦(Bo1)

チーム名取得ラウンドマップ取得ラウンドチーム名
Gen.G Esports13アセント7FunPlus Phoenix
DRX14アセント12FunPlus Phoenix
DRX8ヘイブン13Talon Esports
Gen.G Esports13バインド8Talon Esports
Gen.G Esports11アセント13DRX
Talon Esports13ヘイブン8FunPlus Phoenix

総当たり戦順位表

TEN Valorant Asia Invitational 2024 プレイオフ
©TALON_VALORANT@TALON_VALORANT
順位チーム名勝敗数ラウンド得失
1位Gen.G Esports2勝1敗37-28
2位Talon Esports2勝1敗34-29
3位DRX2勝1敗35-36
4位FunPlus Phoenix0勝3敗27-40

プレイオフのトーナメントは変則方式。初戦が3位vs4位、次にその勝利チームが2位チームと対戦。最後にその勝利チームが1位となったGen.G Esportsが待ち構えるグランドファイナルで戦います。また、初戦の3位vs4位はBo1でそれ以外がBo3となっています。

DRX vs FunPlus Phoenix

DRXマップFunPlus Phoenix
13アビス5

Talon Esports vs DRX

Talon EsportsマップDRX
13アセント4
13サンセット4
-ロータス-

Gen.G Esports vs Talon Esports

Gen.G EsportsマップTalon Esports
13アビス7
10バインド13
13ロータス2

TEN Valorant Asia Invitational 2024順位表

1位Gen.G Esports
2位Talon Esports
3位DRX
4位FunPlus Phoenix

Gen.G Esportsが優勝

TEN Valorant Asia Invitational 2024でみごと優勝したのはGen.G Esports。昨シーズンから2人のメンバー変更はありましたが、それでも戦術・撃ち合い・連携で高いパフォーマンスを見せてくれました。

その中でも素晴らしいパフォーマンスを見せたのはIGLのMunchkin。6マップ戦い、104キル80デス51アシスト、平均ACSは245で今大会のトップとなりました。重要なマルチキルを獲得など、フィジカル面でも絶好調。新たに加入したyomanがIGL経験があり、サブIGLとして非常に有効な働きをし、Munchkinの負担が減ったという可能性も考えられますね。

特に素晴らしかったのが初戦のFunPlus Phoenix戦の第8ラウンド。武器不利ラウンドながらも、マーケット前でt3xtureがジェットのアルティメットを使用すると同時に、Bメイン、ショートからKaronとMunchkinが仕掛けます。t3xtuerがおとりでAフェイクからのBに見える動きをしながら、Bサイトで2キル獲得。

完全にBサイト進行だと思ったFunPlus Phoenixは全員がBサイトに寄っていきます。しかし、実はAメインにFoxy9とyomanが控えており、完全にフリーな状況でAサイトに侵入。完全にFunPlus Phoenixの陣形を崩し、武器不利ながらも戦略で取得したラウンドとなりました。

Primmieのロール

Primmieは昨シーズンの途中からTalon Esportsに加入し、圧倒的なエイム力で瞬く間に世界で注目される選手となりました。デュエリストだけでなく、センチネルロールなどもプレイしていましたね。

しかし、今大会を見ると、デュエリストに専念するような姿が見られました。一度チェンバーを出していましたが、Primmieのエイムに集中でき、フィジカルを前面に押し出すという点ではセンチネルの中で最も合っているエージェントかもしれませんね。

その他の個々のパフォーマンスも高いものがあり、今大会は2位に輝く結果に。Red Bull Home Ground APAC Qualifierでは予選敗退という悔しい結果に終わりましたが、さらにチームの完成度が高まれば、2025年は国際大会でも十分活躍できるチームになるのではないでしょうか。

個人スタッツランキング

最後に今大会の個人スタッツランキングを紹介していきます。そこまで試合数も多くなく、チームによって試合数に差があるので参考程度に見ていきましょう。

平均ACSランキング

順位プレイヤー名チーム名平均ACS
1位MunchkinGen.G Esports245
2位PrimmieTalon Esports236
3位CrwsTalon Esports232
4位LifeFunPlus Phoenix231
5位Foxy9Gen.G Esports220

平均キルランキング

順位プレイヤー名チーム名平均キル数
1位LifeFunPlus Phoenix17.5
2位MunchkinGen.G Esports17.3
3-4位PrimmieTalon Esports16
3-4位t3xtureGen.G Esports16
5位CrwsTalon Esports15.8

平均アシストランキング

順位プレイヤー名チーム名平均アシスト数
1位AthanDRX11.6
2位KaronGen.G Esports8.8
3位ZuXuanFunPlus Phoenix8.7
4位MaKoDRX8.6
5位MunchkinGen.G Esports8.5

まとめ

今回は韓国・釜山で4チームが招待されたTEN Valorant Asia Invitational 2024の結果を紹介してきました。優勝はGen.G Esports。ほとんどのスタッツランキングで上位となりIGLのMunchkinは絶好調でしたね。

また、Talon Esports以外は来シーズンに向けた新たなロースターを試しながらの大会に。DRXはアカデミーからAthan、期待のデュエリストHYUNMINを入れて挑みました。Gen.G Esportsに総当たり戦では勝利するものの、プレイオフではTaloon Esportsに完敗。来シーズンまででどのように仕上げていくのかは注目ですね。