リーグオブレジェンドワールドチャンピオンシップは、LoLのeスポーツシーズンの集大成であり、究極の世界的LoLチャンピオンを決定するイベントです。
Worlds 2024は2024年9月25日から11月2日にかけて、ベルリン、パリ、ロンドンのヨーロッパ3都市で開催されます。

もし生でイベントに参加したいのであれば、LoL Worldsチケットの入手方法についての記事をお読みください。
LoL Worlds 2024チャンピオンシップとは?
League of Legendsのシーンとプレイヤーベースが大きくなり、特にeスポーツへの関心が高まるにつれ、League of Legends Championshipもそれに追随するようになった。EUやNAを中心とした8チームが参加した最初の大会に比べ、2024年のLoL Worldsは世界中から20チームが参加し、最終的にチャンピオンに輝くのは1チームのみとなる。
今年のWorldsはどこで開催されるのか?
LoL Worlds ’24の各ステージは、3つの異なる場所で行われます。
- プレイインとスイスステージ ドイツ、ベルリンのRiot Games Arena
- 準々決勝と準決勝:フランス、パリのadidasアリーナ
- グランドファイナル The O2(イギリス・ロンドン
新フォーマットについて
今年から、ワールドカップ2023は新しいフォーマットで開催される。プレーインステージでは、2つのシングルエリミネーションが行われ、最後の2チームが次のラウンドに進むことができる。グループステージでは、スイス方式が採用される。変更がないのはノックアウトステージのみで、シングルエリミネーションのプレーオフ方式となり、ベスト5シリーズが行われる。
プレイインステージ
プレーインステージでは、8チームが2つのダブルエリミネーション・ブラケットに分けられ、トーナメントがスタートする。各ブラケットの1位チームは、もう一方のブラケットの2位チームとベスト5の最終セットで対戦する。それぞれの勝者がスイスステージに進出する。すべての試合はBo3で、最後の2試合はBo5となる。
スイスステージ
プレーインステージで予選を勝ち抜いた2チームは、残りのチームとともにワールドカップで16強入りを果たす。彼らは、シード順位に基づき、ベスト8マッチに振り分けられる。 –
- プール1のチームはプール4のチームと対戦する。
- プール2のチームはプール3のチームと対戦する。
- 第1ラウンドでは、どのチームも自地域のチームとは対戦しない。
第1ラウンド終了後、第2ラウンドの抽選が行われ、同成績のチーム同士がドロー制限なしで対戦する。トーナメントはこのプロセスをさらに3ラウンド繰り返し、3勝すれば進出、3敗すれば敗退となるまで、同成績のチーム同士を対戦させる。
その結果、8チームがノックアウトステージに進出する。1回戦はBo1、進出決定戦または敗退決定戦はBo3となる。スイスステージを通じて、サイドセレクションは最初のドロープールによって決定される。同じドロープールのチーム同士の試合では、サイドの選択はコインフリップで決定される。
ノックアウトステージ
上位8チームは、準々決勝、準決勝、決勝を含むノックアウトステージに進む。このステージでは、通常のシングルエリミネーションに戻り、全試合がベスト5方式で行われる。
準々決勝の組み合わせは、スイスステージ最終日のステージ上での抽選で決定する。この抽選では、3勝0敗で勝ち進んだチームが、3勝2敗で勝ち進んだチームと対戦する。そして、残ったチーム同士が対戦する。
参加チーム

LPL
- BiliBili Gaming – #1 seed
- Top Esports – #2 seed
- LNG Esports – #3 seed
- Weibo Gaming – #4 seed
LCK
- Hanwha Life Esports – #1 seed
- Gen.G – #2 seed
- TBD – #3 seed
- TBD- #4 seed
LEC
- G2 Esports – #1 seed
- Fnatic – #2 seed
- MAD Lions – #3 seed
LCS
- FLY- #1 seed
- Team Liquid – #2 seed
- 100 Thieves – #3 seed
PCS (play-ins)
- PSG Talon – #1 seed
- SHG – #2 seed
VCS (play-ins)
- GAM Esports – #1 seed
- Vikings Esports – #2 seed
CBLOL (play-ins)
- PaiN Gaming – #1 seed
LLA (play-ins)
- Movistar R7 – #1 seed
公式スケジュール
プレーインステージ:全試合14:00(特記されていない限り中央ヨーロッパ標準時)開始
- 9月25日(水)
- 9月26日(木)
- 9月27日(金)
- 9月28日(土)
- 9月29日(日)
スイスステージ:全試合14:00(特記されていない限り中央ヨーロッパ標準時)開始
- 10月3日(木)
- 10月4日(金)
- 10月5日(土)
- 10月6日(日)
- 10月7日(月)
- 10月10日(木)
- 10月11日(金)
- 10月12日(土)
- 10月13日(日)
ノックアウトステージ 全試合14:00(特記されていない限り中央ヨーロッパ標準時)開始
- 10月17日(木)
- 10月18日(金)
- 10月19日(土)
- 10月20日(日)
- 10月26日(土)
- 10月27日(日)
グランドファイナル – 11月2日(日) – 開会式は15:00(特記されていない限り中央ヨーロッパ標準時)
Worlds Fan Festは10月31日からロンドンでのファイナルまで開催されます。
LoL Worldsパワーランキングで、今年の各チームのポテンシャルをチェックしよう。
LoL Worldsの歴史
最初のLoL Worldsは2011年にスウェーデンのDreamHackで開催された。Team Fnaticが史上初のLeague of Legends Worldsチャンピオンとなった。それ以来、6つの異なるチームがトロフィーを獲得し、SKT T1は3冠を達成した唯一のチームとなった。翌シーズン、Riot Gamesは優勝トロフィー(Summoner’s Cup)を依頼した。Summoner’s Cupを掲げることは、リーグを目指すプレイヤーやアスリートにとって究極の偉業である。さらに、世界選手権では、1,000万米ドルを超える巨額の賞金プールが用意されている。
2011年に始まったこのトーナメントは、数年の間にいくつかの変化がありました。賞金、開催地、出場チーム、ルールセットは、トーナメントの規模が大きくなるにつれ、常に適応され、調整されています。2014年以降、Riot GamesはWorldsイベントと対になる公式イベントソングを発表している。LoL Worlds Songsの概要については、以下の記事をご覧ください。
League of Legendsのアクションに対する需要が増え続けていることは、このイベントが今後も成長し続けることを確実なものにしている。それでは、過去のリーグ・オブ・レジェンド世界選手権シーズンを振り返ってみよう。
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[toggle name=”シーズン1 – 2011年”]
LoL Worldsは現在の規模では考えられないほどこじんまりとした出発でした。
第1回大会はスウェーデンで行われたイベントDreamhack Summer 2011の片隅で開催され、8チーム参加の賞金総額10万ドル(約1,500万円)でした。現在は3倍の24チーム参加、今年の優勝賞金は驚きの222万5000ドル(3億円超え)…!!となっており、Worldsは当初とは桁も規模もまったくの別物の超ビッグトーナメントと化しました。当時は世界大会など当然行われていなかったため、北米を始めとする一部地域のチームをそれぞれ招待して開催したイベントがシーズン1のWorldsでした。
ただ当時のeスポーツイベントとしては最大規模の大会であったことには間違いないので、この10年でのeスポーツ市場の急成長にも驚かされるものです。eスポーツ賞金ページを見るとeスポーツの市場規模が数字で実感することができます!ちなみにシーズン1ではヨーロッパのチームが初優勝を飾り、ヨーロッパのチームが優勝したのは現在まででこの一度だけとなっています。
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[toggle name=”シーズン2 – 2012年”]
翌年ロサンゼルスで開催された2度目のLoL Worlds、この大会は確実にシーズン1に比べ成長した大会となりました。参加チームは12チームに増え、優勝賞金も5万ドルから100万ドルと20倍にも増えました。
参加地域がヨーロッパ、北米、中国、韓国、台湾香港マカオ、東南アジアにまで拡大し、事実上「World」チャンピオンシップと呼べるようになったのはこの大会からでした。国際色豊かな参加地域と、実際に韓国やヨーロッパチームなどさまざまな地域のチームが活躍を見せ、台湾「Taipei Assassins」が2番目の優勝チームとなりました。
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[toggle name=”シーズン3 – 2013年”]
この年もロサンゼルスで行われたWorldsでしたが、この大会は本大会の歴史を語る上で欠かせないものとなりました。何といっても、今や生きた伝説と呼ばれる韓国のFaker選手が輝かしくデビューした大会!既にLoLが盛り上がり始めていた韓国内でその激戦を潜り抜けLCK優勝を果たした「SK Telecom T1(SKT)」チーム(Faker所属)は、圧倒的な力の差を見せ第3回の王座を勝ち取りました。SKTはデビューシーズンで優勝を果たしたこととなり、そんな彼らを追う中国リーグというLoL Worldsの歴史の火蓋が切られた瞬間でもありました。
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[toggle name=”シーズン4 – 2014年”]
第4回大会は韓国を始めとした東アジア地域での幕開け。参加チームも16チームと増えましたが、この年まではルール整備が不十分だったために選手の国外移籍が原因でトラブルも散見されました。競技展開としては、4強が韓国と中国で固められ、最終的には韓国の「Samsung White(SSW)」が圧勝するという結果。これをもって現在まで続く韓国最強の肩書きが確立され、世界中で韓国人選手への視線がガラッと変わるきっかけにもなったのです。
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[toggle name=”シーズン5 – 2015年”]
2015年大会はシーズン1以来となるヨーロッパでの開催に決定しました。世界中の様々なチームが韓国選手を求め戦力整備を行い、LoL Worldsのレベル自体が一段と上がった今大会。シーズン4では中国の台頭がありましたが、この年はヨーロッパ勢の勢いが強くかなり健闘。しかし韓国SKTが2度目の世界チャンピオン略奪するという結果を残しました。
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[toggle name=”シーズン6 – 2016年”]
レジェンドが荒らしていったWorldsで2016シーズンはどのチームが優勝するか把握できない状況にありました。再びアメリカで開催されたシーズン6からは、優勝チームは約4万ドルが賞金に追加される形となりさらに一歩規模が拡大。強豪として注目されていなかったチームが活躍し、2014年の優勝以降解体されていたSamsungチームがメンバーを新たに「Samsung Galaxy(SSG)」として復活を遂げました。決勝まで進出したものの、この年の優勝もSKTが勝ち取りLoL Worlds2連覇を達成。SKT時代幕開けの瞬間となりました。
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[toggle name=”シーズン7 – 2017年”]
中国初開催で迎えたシーズン7は革新的な変化がありました。2014年に参加チーム数が16チームに増えましたが、今大会より24チーム参加の現在の形へと移行したのです。これによりグループステージの前にプレーインステージが追加されることになりました。その前年と同じく決勝ではSKTvsSSGの韓国リマッチが展開し、激戦の末SSGが悲願のリベンジを達成しました。
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[toggle name=”シーズン8 – 2018年”]
4年ぶりの韓国開催となった2018年、LoL Worldsの展開は大きく変わりました。最強と思われていたLCK(韓国リーグ)が国際大会で相次いで中国勢にその座を譲り、永遠のように思われていたSKTもついに敗れたのです。日本の「DetonatioN FocusMe(DFM)」がプレーインステージ目前まで進出、北米の「Cloud9(C9)」がトップ4入りと、それまでのワールズとは大幅に異なる展開に。優勝は中国の「Invictus Gaming(iG)」で、Worlds上また新たな歴史の1ページを刻んだシーンと言えるでしょう。
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[toggle name=”シーズン9 – 2019年”]
第9回の舞台はヨーロッパ、これがコロナ前最後の大会。3大リーグの正規シーズンの優勝者たちがトップ4に集結、各リーグを代表するミッドレーナーも一堂に会しました。2018年チャンピオンiGを欧州の「G2 Esports」が破り、”どのチームが最強か”をスピード勝負で肩をつけてきたこれまでのLoL Worldsとは違い、各チームが多彩な必殺技とそれぞれ異なる戦術を駆使していたという点で、最も面白かった大会と記憶するファンも多いシーズン。2019年は中国の「FunPlus Phoenix(FPX)」が王者として君臨しました。
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[toggle name=”シーズン10 – 2020年”]
新型コロナの影響で開催自体が懸念されたものの、中国にてかろうじて開催にこぎつけた2020年。関係者を全て厳重に隔離して行う「バブルシステム」を導入し、決勝以外無観客試合にて開催されました。LPLチームとしてはホームグラウンドであるだけに3年連続優勝に期待がかかりましたが、長年最強と名を博した韓国チームが黙ってはおらず、新鋭「DAMWON Gaming」がLCKに3年ぶりの優勝トロフィーをもたらしました。
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[toggle name=”シーズン11 – 2021年”]
歴史の振り返りも大詰めですね…!昨年の2021年はアイスランドにて2年連続完全無観客で開催されました。2020年王者である「DAMWON Gaming」が「DAMWON KIA(DK)」に改名し、中国の「Edward Gaming(EDG)」と対局。当初はDKが楽勝を果たすと予想されていましたが、競技前の予想を裏切りEDGがGKを追い詰める形で試合が進行。シーズン11の優勝はEDGが奪い取り、LoL WorldsでのLPL対LCKの烈々たる優勝争いが引き継がれることとなりました。
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[toggle name=”シーズン12 – 2022年”]
プレーインステージ
全24チームのうち12チームがまずはこの「プレーインステージ」で競い合う。6チームずつ2グループに分かれて1試合ずつBo1の総当たり戦を行う。ここで1位となったチームは次のグループステージ進出が確定。2位、3位、4位チームはグループ全体でのBo5試合で決定した勝者が同じく次回ステージに進出、計4チームがグループステージへと上がる。
グループステージ(メインイベント)
プレーインステージで決定した4チーム+このステージから加わる12チームにて、全16チームが参加。4チームずつ4グループに分かれ2試合ずつのリーグ戦の末、各グループ上位2チームがノックアウトステージ(プレーオフ)に進出する。
ノックアウトステージ(プレーオフ)
グループステージで勝ち上がった8チームがシングルイリミネーショントーナメントにてBo5で対戦。ここで勝ち進んだチームがLoL Worlds世界チャンピオンの資格を手にする。
LoL Worlds 2022日程
LoL Worlds2022の開催が北米3カ国4都市に決定!6年ぶりの北米開催として華やかにカムバックします。6週間にかけて行われるWorlds 2022の詳細スケジュールは次の通りとなっています。(日本時間基準)
プレーインステージ | |
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日時 | 9月30日〜10月5日 |
場所 | メキシコシティ(メキシコ) |
グループステージ | メインイベント |
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日時 | 10月8日〜10月11日 / 10月14日〜10月16日 |
場所 | ニューヨーク(アメリカ) |
準々決勝 | |
---|---|
日時 | 10月21日〜10月24日 |
場所 | ニューヨーク(アメリカ) |
準決勝 | |
---|---|
日時 | 10月30日〜10月31日 |
場所 | アトランタ(アメリカ) |
決勝 | |
---|---|
日時 | 11月6日 |
場所 | サンフランシスコ(アメリカ) |
Worlds 2022グループ分け
世界最強チームが集結するこの舞台、先日出場チームも決定しました!今季のLoL Worldsは、ウクライナとの紛争などの影響により不参加のLCL(ロシア)のシード4枠がLEC(ヨーロッパ)に与えられることとなりました。また、グループ分け抽選で決定した振り分けは以下のようになっています。
【プレーインステージ】
Group A |
---|
Fnatic(ヨーロッパ) |
Beyond Gaming(台湾) |
DetonatioN FocusMe(日本) |
Evil Geniuses(北米) |
LOUD(ブラジル) |
Chiefs Esports Club(オーストラリア) |
Group B |
---|
DRX(韓国) |
Royal Never Give Up(中国) |
Saigon Buffalo(ベトナム) |
MAD Lions(ヨーロッパ) |
Istanbul Wildcats(トルコ) |
Isurus(ラテンアメリカ) |
【グループステージ】
LoL Worldsグループステージでは、プレーインステージから勝ち上がった4チームが1チームずつ加えられた計4チームで試合を行います。今年は、LJL(日本)代表チームであるDFMもプレーインステージのGroupAからの参戦となります。配置を見る限りは、eスポーツ強豪国である韓国と中国と別グループとなっているのでメインイベントであるグループステージに進める可能性も大いに期待できます!国際大会であるだけに日本チームの活躍にも目が離せませんね。そのほかにもEsports.netでは、eスポーツ全般だけでなく注目度の高い国内eスポーツ情報も発信しています。
Group A |
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Cloud 9(北米) |
T1(韓国) |
EDward Gaming(中国) |
Group B |
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JD Gaming(中国) |
G2 Esports(ヨーロッパ) |
DWG KIA(韓国) |
Group C |
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Rogue(韓国) |
Top Esports(中国) |
GAM Esports(ベトナム) |
Group D |
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Gen.G(韓国) |
CTBC Flying Oyster(台湾) |
100 Thieves(北米) |
今年の見どころ
毎年伝説が生まれると言っても過言ではないLoLワールズ、どんなチームや選手たちが伝説を創るのでしょうか。ここからは今年の注目すべきポイントをまとめました!
注目チーム – Worlds 2022
LoL Worldsには世界中から強豪かつ有名チームたちが集います。これまで数々の功績を残したチームもあれば、今後の活躍が期待されるチームなど様々な視点で注目するべきチームが参加するのです。特に抑えておきたいチームからご紹介します!
Cloud 9(北米)
大会ホストである北米で活躍するCloud 9は北米LCSの第1シード枠で出場。ホームグラウンドでの開催だけに、競技力を発揮する可能性が高いと言われています。さらに特記したいのが、ミッドレーナーのJensenはLoL Worldsに8回連続出場(2022大会含む)という大記録を立てています!
Gen.G(韓国)
「2022 LCK Summer」の優勝チーム。韓国は世界でもトップのeスポーツ強豪国として知られていますが、その中でも最も良い1番シード権をとったGen.Gに関心が注がれています。同チームが配置されたグループステージGroupDも、他2チームが実力が劣るチームとして分類されているため、Gen.Gがひとまず8強トーナメント進出は無難であろうという予想をされています。
JD Gaming(中国)
中国LPLの第1シードであるJD Gamingは、先日の「2022 LPL Summer」にて優勝を勝ち取っている自他共に認めるLoL Worldsの有力優勝候補です。LPLでは新星強豪のTop Esportsと白熱した直接対決の末、JD Gamingが優勝を飾っておりそれだけLoL Worlds 2022での活躍に関心が注がれているのです…!
DNF(日本)
DetonatioN FocusMeは日本代表チームであり、国内のLoLシーンで最も活躍を見せている有名チームでもあります。昨年のワールズで日本チームとして、初めてベスト16に進出するという快挙が記憶に新しいですね。数々の実績をあげている同チームですので、今年も日本の肩書きを背負って活躍してくれることでしょう。やはり日本人としては日本チームの活躍は見逃せません…!
注目プレーヤー – Worlds 2022
チームだけでなく個人として活躍し脚光を浴びている選手たちも多いですよね。ファンやメディアの中で目を向けられている選手は何人もいますが、その中でも個人的に注目したい!ワールズでの活躍が気になる!という今年注目のプレーヤーを中心にご紹介します。
Faker – T1(韓国)
LoLシーンで必ずと言ってもいいほど名前が挙がる最強プレーヤーといえば韓国のFaker。彼はこれまでのLCK9回優勝、Worlds3回優勝などの輝かしい実績は去ることながら、今年6年ぶりにLoL Worldsの頂上を奪還しMVPまで受賞するのではないかとメディアでも取り沙汰されているほどの世界最強実力者です。FakerのおかげでT1はこれほどの優勝を飾ってきたと言っても良いほど彼の存在感は絶大なものです。
Comp – Rogue(ヨーロッパ)
ギリシャ出身の2001年生まれのCompは、「2022 LEC Summer」決勝戦でMVPを受賞したただいまヨーロッパで猛活躍中の選手です。同対戦では1セットでトリプルキルを連発するなど、直近の試合で確実に実力を見せつけているというところでWorldsでの実力発揮にも期待できるというわけです。ライン線に強い彼はゲーマーの中でも視線を引いています。
Jensen – Cloud 9(北米)
JensenはあのFakerも打ち立てられなかった空前絶後の大記録を更新したプレーヤー!彼はLoL Worldsに8回連続出場という偉業を果たし、2015年以来たったの一度もこの世界の舞台に上がらなかったことはありません。2019年「Team Liquid」に移籍し3年間所属チームをWorlds進出へと導きました。今年また北米最高のチームC9に合流しただけでなく、再度同チームをWorlds出場へとリードするほどの実力を兼ね備えています。
Yagao – JD Gaming(中国)
Yagaoは中国JD Gaming所属のミッドレーナーで、中国関係者たちが選ぶ2022年のプレーヤーのパワーランキングでもトップに選ばれるほどの実績とパフォーマンスを持ち合わせています。これまで数々の大会でチームの優勝、準優勝に貢献し、個人としても「2022 LPL Summer」にてファイナルMVPを受賞しながら自身の実力を証明しました。
優勝者にダイアモンドリング授与
2020年よりRiot Gamesの’League of Legends’eスポーツ国際大会の自動車部門、単独パートナーであったメルセデス・ベンツが2025年まで3年間協業を続けながらeスポーツの発展を支援することとなっています。メルセデス・ベンツとRiot Gamesのデザインチームは、「LoL Worlds」eスポーツ大会優勝チームに授与するチャンピオンシップリングを共同して制作。なんと、メルセデス・ベンツはこのチャンピオンシップリングにダイヤモンドを追加することにしたのです…!
Riot Gamesの’League of Legends’eスポーツグローバル総括担当であるNaz Aletahaは、「これまでの3年間、メルセデス・ベンツと共にしながらLoLのeスポーツ最高の瞬間を祝ってきた。LoL eスポーツはもちろんのこと、コミュニティ全体を発展できるよう関係を保っていくつもりだ。」と明らかにし、今後のeスポーツへの貢献を明言しました。これだけの規模の世界大会で優勝を勝ち取った世界最強チームに相応しい優勝特典!プレーヤーたちの気持ちにも大きくプラスとなる要素となるでしょう。
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Worlds 2024
── そして。
今年も満を持してLoL Worlds 2024です。2024年の舞台はヨーロッパ!Worlds 2024は9月末〜11月にわたって行われる予定となっています。今年はどんなチームが王者の座をかけてしのぎを削るのでしょうか…?!気になる本題の前にまずは今年の開催方式をご説明します。Worldsでは、リーグ戦であるダブルラウンドロビンと勝ち残り式トーナメントであるシングルイリミネーショントーナメントが採用されます。
まとめ
2024年もパワーアップした彼ら!今回は世界中のファンが待ちわびるLoL Worldsについてたっぷりとお話ししてきましたが世界が熱狂するLoLの魅力が伝わったでしょうか?小規模なパーティーから幕を開けたワールズでしたが、今では億単位の超ビックトーナメントへと成長しました。それだけチーム、プレーヤーそしてファンたちが次々と参戦し盛り上げているということで、ゲームとしてだけでなくeスポーツ競技として誰もが楽しめるタイトルだと個人的に感じています。今年もまたどんな歴史的シーンが生まれるのかこの目で確かめるなら!11月まで開催されているLoL Worlds 2024を是非観戦してみてはいかがでしょうか。
LoL Worldsのよくある質問
LoL Worldsとは?
「LoL Worlds (League of Legends World Championship)」は、毎年10月から11月に開催されるLeague of Legendsの世界最強チームを決定するeスポーツ大会です。賞金総額は3億円を超え、優勝者には世界最強の称号、7,000万円の賞金と優勝カップが授与されます。合計23カ国、120名以上の選手がLoL Worlds 2022へ出場しております。
LoL Worlds 2022の開催地はどこ?
LoL Worlds 2022では北米3カ国4都市を転々としながら開催されます。9月30日にメキシコシティで開幕となり、アメリカのニューヨーク、アトランタそして決勝戦はサンフランシスコのチェイス・センターで行われます。今大会は2019年以来2年ぶりの現地開催となり、世界中でも大変注目されています。LoL Worlds 2022の各日程や対戦スケジュールは本記事にて詳しく確認いただけます。
esportsのLoLとはどんなゲーム?
Esports LoLの基本ゲームルールは「5vs5のチームを組み、敵の本陣にある”ネクサス”を破壊する」というルールとなっています。一見、シンプルそうなルールですが、140体を超えるチャンピオンと呼ばれるキャラクターから1体を選び戦います。また、ゲーム内に登場するアイテムの数は160種類以上を超え、戦況や味方チームに構成に合わせて都度、使い分け勝利を目指していきます。