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2022年6月24日から開幕されたLoL国内プロリーグの「LoL LJL 2022 Summer Split」。全8チームが出場し、合計100試合以上に渡るマッチが行われ、優勝チームを決めます。昨シーズンに続き「LJL 2022 Summer Split」もオンライン形式での開催となりました。

優勝チームには、LoL LJL日本代表として世界大会「Worlds Championship」への出場権と優勝賞金1,000万円が贈呈されます。さあ2022年度のLJLの賜杯はどのチームが手にしたのでしょうか?ここではLJL 2022 Summer Splitの出場チーム情報や大会概要なども含めご紹介していきます。

LoL LJL Summer Split 2022

LoL LJL 2022 Summer Split 大会概要

ここではLoL LJLの大会概要や出場チームをまとめて確認できます。

開催期間 
レギュラーシーズン6月24日(金)〜 8月17日(水)
プレイオフ:8月24日(水)〜 9月4日(日)
開催日数試合数
合計27日間レギュラーシーズン 84試合+プレイオフの試合数
対戦形式
Bo1およびトリプルラウンドロビン
Bo1 :1回勝負で1本先取したチームの勝ち
トリプルラウンドロビン:全チームによる3回の総当たり
観戦方法
オンライン
出場チーム(名前順)
AXIZ
Burning Core
Crest Gaming Act
DetonatioN FocusMe
Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
Rascal Jester
Sengoku Gaming
V3 Esports
実況/解説者MC
eyes(アイズ)タケト
Revol(レボル)清川麗奈
katsudion(カツディオン)
Lillebelt(リールベルト)
Jaeger(イェーガー)
Recruit(リクルート)

LoL LJLとは?

「League of Legends Japan League(LJL)」は、世界的に大人気のオンラインゲーム「League of Legends」の日本公式プロリーグです。2016年から始まって以来、「LJL Spring Split」と「LJL Summer Split」の2つのスプリット (国内リーグ)が行われています。

LoLの世界大会

各スプリットの優勝チームはLoLの国際大会「Mid-Season Invitational(MSI)」と世界一位を決めるLoLの大会「World Championship (LoL Worlds) 」へ、日本代表チームとして参加することができます。この世界大会ではLoL LJLの他に「LoL LCK(LoLの韓国リーグ)」や「LEC LoL(LoLのヨーロッパリーグ)」など毎年10ヶ国以上から代表チームが集まり、世界一を決めるため競い合います。

LoL LJL 2022 Summer Splitを制したのは…

9月4日「LJL 2022 Summer Split」の Finalsが行われました。対戦チームはレギュラーシーズン1位のSengoku Gaming(SG)を同シーズン2位のDetonation FocusMe(DFM) が3-0のストレート勝利、DFMが見事優勝を勝ち取りました。両チームは、前シーズンの「LoL LJL 2022 Spring Split」のFinalsでも競い合っており、その際は3本先取のBo5で最終戦にまでもつれ込む大接戦の末、Detonation FocusMeが勝利しました。

GAME1・GAME2の試合内容

このような背景からSGは念密にゲームプランを立てていました。GAME2のドラフトピックでTopレーンのPaz選手がタンクチャンピオンをピックし、対面のEvi選手のトリンダメアの相手をさせ、MidレーンのJett選手が得意とする近接型チャンピオンをピックさせました。

これではSGはTopとMidレーンでの主導権を取れないため、Botの主導権を確実にするためナミとルシアンをピックし、JgのOnce選手が自由に動けるよう戦略を立てました。対するDFMはYutapon選手・Harp選手がゼリとルルという現在のメタチャンプをピック、MidのYaharong選手にはゾーニング力の高いタリヤをピックしました。

試合内容はSGの作戦通り、序盤から中盤はドラゴン周りの集団戦でJett選手の近接チャンピオンがフリーでダメージを出すことに成功したものの、徐々にDFM側が対応し始め、後半ではHarp選手のルルがJett選手を抑えることに成功しています。

後が無いSGはGAME3で戦略を変更

Jett選手がHarp選手のルルに抑えられてしまったGAME1・2での結果を踏まえ、SGはGAME3で戦略を変更しました。
具体的には、SGのVital選手とEnty選手がゼリとルルをピック。Jett選手のアカリを活かすチーム構成でGAME3に臨みました。

一般的にゼリ&ルルvsルシアン&ナミのボットマッチアップの際、ルルのルーンは「ガーディアン」を選択し、守備に徹してプレイします。しかし、Enty選手のルルは「エアリー召喚」を選択、サブルーンにも「不滅」を選択せず、やや攻撃的なルーンを選びました。この隙をDFMは見逃しませんでした。「ガーディアン」と「ボーンアーマー」両方のルーンを持っていないルルは、DFMルシアン&ナミのオールインに耐えられません。Botレーンから徐々に崩れ始め、ついにDFMがドラゴンファイトで勝利し、そのままバロンを獲得。DFMが圧倒的なリードを作り出し、GAME3の勝敗を決定づけました。

「LoL LJL 2022 Summer Split」のまとめ

LoL LJL Summerを制し、見事「Worlds 2022」への出場を獲得したDetonatioN FocusMe。今年からLJLはPoolが「2」へと昇格。これはLoL LJLの評価が世界的に上がったことを意味します。LoLの世界一を決める大会「Worlds 2022」は9月30日よりメキシコから開催され、ニューヨークやアトランタ、カリフォルニアと会場を移しながら行われます。「LoL LCK(LoLの韓国リーグ)」や「LEC LoL(LoLのヨーロッパリーグ)」などの強豪チームとDFMはどのように戦っていくのでしょうか?今後の活躍が見逃せません。

また、今年は2019年以来、3年ぶりのオフラインで開催される大会で多くの観客が集まり大変盛り上がるだろうと予想されています。その他の e スポーツの日本情報についてはこちらから確認してみてください。