2022年6月15日から開幕された韓国のLoLプロリーグ「LoL LCK 2022 Summer Split」。今回で第8回目の開催となる今大会のグランドファイナルでは、同時視聴者数が130万人以上を記録するなど大変盛り上がりました。
全10チームが出場し、総額3億7500万ウォン(約3,800万円)の賞金とLoLの世界大会「Worlds Championship」へのシード参加資格を懸けてそれぞれのチームが激しく競い合いました。この記事では、LoL LCK 2022 Summer Splitの大会概要や出場チームをまとめみました。ワールズ2022に向けてLCK2022の事を確認したい方はぜひご覧ください。

LoL LCK 2022 Summer Splitの大会概要
LoL LCKではSummer Splitを制したチームはLoLの世界大会「Worlds 2022」へのシード権を獲得できます。2つ目のシードは、LoL LCK 2022年のシーズンを通して、最も多くのチャンピオンシップポイントを獲得したチームが「Worlds 2022」への参加資格が得られます。
そして、チャンピオンシップポイントの合計が3位から6位のチームは残る2つのシード権を懸け、地域決勝で競い合います。LoL LCKからは最終的に全4チームが「Worlds 2022」へ参加することとなります。
開催期間 | |
---|---|
レギュラーシーズン | 6月15日(水)〜 8月14日(日) |
プレイオフ: | 8月17日(水)〜 8月28日(日) |
開催日数 | 試合数 |
---|---|
合計27日間 | レギュラーシーズン 84試合+プレイオフの試合数 |
対戦形式 |
---|
Bo1およびダブルラウンドロビン |
Bo1 :3回勝負で2本先取したチームの勝ち |
ダブルラウンドロビン:全チームによる2回の総当たり |
観戦方法 |
---|
オフラインイベント+オンライン配信 |
出場チーム(名前順) |
---|
DRX |
DWG KIA |
Fredit BRION |
Gen.G |
Hanwha Life Esports |
KT Rolster |
Liiv SANDBOX |
Nongshim RedForce |
T1 |
LoL LCKの概要と今年の特徴は?
「League of Legends Champions Korea(LCK)」は、世界的に大人気のオンラインゲーム「League of Legends」の韓国公式プロリーグです。2012年に始まって以来、「LCK Spring Split」と「LCK Summer Split」の2つのスプリット (韓国国内リーグ)が行われています。各スプリットの優勝チームはLoLの国際大会「Mid-Season Invitational(MSI)」と世界一位を決めるLoLの大会「World Championship (Worlds) 」へ、日本代表チームとして参加することができます。この世界大会ではLoL LCKの他に「LEC LoL(LoLのヨーロッパリーグ)」や「LoL LJL(LoLの日本リーグ)」など毎年10ヶ国以上から代表チームが集まります。
昨今のロシアとウクライナ事情により、LCL (League of Legends Continental League)が世界大会へ参加しないと発表しました。そのため、今期ではLEC LoLから4つのチームが「Worlds 2022」へ参加します。
Esports.net独断!LoL LCKの注目チーム
皆様もご存知の通り、LoL LCK所属の韓国チームは「Worlds」で毎年のように上位入賞を果たしています。「Worlds」での最多優勝チームはLoLの生きる伝説Faker選手が所属しているチーム「T1」です。今回の「Worlds 2022」でも LoL LCKからチーム「T1」はすでにグループステージ進出を決めており、「Worlds 2021」の王者「EDward Gaming」と同じグループAとなりました。LoL LCK 2022 Summer Splitでも、Worlds最多優勝の「T1」と「EDward Gaming」の激闘は見逃せません!
LoL LCK 2022 Summer Split初優勝を飾ったGen.G
「LoL LCK 2022 Spring Split」決勝戦では、世界最強チームの一つ「T1」相手に破れ、準優勝に止まりました。しかし、今大会の「LoL LCK 2022 Summer Split」決勝戦で、Gen.Gは観客を魅了しました!前回敗れた相手チームT1に対し、序盤から強力なボットレーンを展開し、なんと3-0のストレート勝利を果たしました。
世界中が注目しているチームGen.Gの特徴としては、どの選手も素晴らしいLoLテクニックを持ち、チームのバランスもまとまっていて隙がないチームとなっています。そんなチームGen.Gの強みは何と言っても、集団戦の作り方と始まってからの動き方でしょう。試合序盤のレーン戦で有利を作れなかったとしても、後半の集団戦で巻き返すという興味深いチームとなっています。注目選手は、Gen.GのADCを担当している「Ruler選手」です。「Worlds 2022」ではどのようなメタになるか未だ判明していませんが、他の選手と比べてもボットレーン戦がとても上手く、毎回の試合でダメージを必ずだし、チームを勝利に導いています。
現行のメタと相性抜群のDAMWON Gaming
現行のメタではキャリーJGが力を取り戻しつつあり、昨今のボットレーンメタと比べ、トップ・ミッド・ジャングラーの重要性が上がっています。そんな中、チームDAMWON Gamingでは「Nuguri選手」「ShowMaker選手」「Canyon選手」が在籍しており、彼ら3名がどれほど暴れることができるのかが、注目するべきポイントとなります。
LoL LCK 2022 Summer Splitの結果
ここまでLoL LCK 2022 Summer Splitの概要や注目チーム・プレイヤーを解説いたしました。待ちに待ったLoL LCK 2022 Summer Splitの結果は以下となります!
LoL Worlds 2022 進出チーム |
---|
Gen.G |
T1 |
DAMWON Gaming |
DRX |
LoL LCKリーグからLoL Worlds 2022へ参加するプロプレイヤーは以下となります。
ロール | Gen.G | T1 | DAMWON Gaming |
---|---|---|---|
トップ | Doran | Zeus | Nuguri |
ジャングル(ジャングラー) | Peanut | Oner | Canyon |
ミッド | Chovy | Faker | ShowMaker |
ボット(ADC) | Ruler | Gumayusi | deokdam |
サポート | Lehends | Keria | Kellin |
まとめ
LoLの世界一を決める大会「Worlds 2022」は9月30日よりメキシコから開催され、ニューヨークやアトランタ、カリフォルニアと会場を移しながら行われます。LoL LCKリーグ以外からも「LEC LoL(LoLのヨーロッパリーグ)」や「LoL LPL(LoLの中国リーグ)」など、世界中から強豪チームが集まり世界一を決めるため熱い激闘を繰り広げます。3年ぶりのオフライン開催となるLoL Worldsのトロフィーはどのチームの手に渡るのか、Esports.netではワールズの最新情報も追っていきますのでお楽しみに!
LoL LCKのよくある質問
[toggle title=”LoL LCKとは?”]
LoL LCKとは「League of Legends Champions Korea」の略称で、世界的に大人気なオンラインゲーム「League of Legends」の韓国公式プロリーグです。Riot GamesおよびKeSPAが主催する公式リーグであり、全10チームで開催されます。LCKを代表するLoLプロチームとして「T1」や「Gen.G」、「DRX」などが所属しています。
[/toggle]
[toggle title=”LoL LCK Summer Splitとは”]
LoL LCK Summer Splitとは、韓国で毎年6月頃に行われる「League of Legends」の公式夏季リーグです。全10チームが出場し、総額3億7500万ウォン(約3,800万円)の賞金とLoLの世界大会「Worlds Championship」への参加資格を懸けてそれぞれのチームが激しくぶつかり合います。勝ち進んだ上位4チームがLoL Worldsへ出場することになります。
[/toggle]
[toggle title=”LoL LCK 2022 Summer Splitの注目チームは?”]
2022年のLoL LCK注目チームは「T1」「Gen.G」「DAMWON Gaming」です。どの選手も素晴らしいテクニックや腕前を持っており、バランスもまとまっている隙がないチームとなります。チームT1には、LoL最強プレイヤーとして世界的な知名度を誇る「Faker選手」が所属しています。また、チーム「DAMWON Gaming」には韓国トッププレイヤーとして知られる「ShowMaker選手」が在籍しています。
[/toggle]