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ロータスはValorantで2023年1月に登場したマップ。これまでValorantになかった回転ドアや破壊可能壁、落下してもサウンドのしないポジションなどを取り入れています。さらにヘイブンのように3つのサイトが存在するのも1つの特徴になっていますね。

今回はロータスでValorantの構成でおすすめのものやピック率について紹介。2023年に行われた各インターナショナルリーグでのピック率も紹介していくのでぜひプロの構成も参考にして、自分に合ったピックを見つけてみてください。

VCT キャラ構成 ロータス
© 2023 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

ロータスはValorantでどんなマップ?

まずはロータスはValorantでどんなマップなのかを見ていきましょう。ロータスはValorantで9番目に登場したマップ。マップデザインはインドの西ガーツ山脈に位置する失われた都市をモチーフにしています。Valorantのマップに新たな要素を追加し、特徴も多くなっています。

回転式ドア

ロータスはValorantの新要素として回転式ドアを取り入れました。回転式ドアはAサイトに1つ、BサイトとCサイトの手前の通路を繋ぐ箇所に1つの計2つ設置されています。プレイヤーがボタンを押すことで何度でも起動することができるようになっています。素早いローテーションやフェイクで回転音だけ鳴らすなど様々な使用方法があります。

破壊可能壁

AサイトとBサイトを繋ぐ位置には破壊可能壁が設置。破壊していればAサイトとBサイトのローテートを素早く行うことができます。ただし、ドアが一度破壊されてしまうと次のラウンドを迎えるまで壁は破壊されたままです。そのため射線が通るポジションが1つ増えるので破壊するかどうかは慎重に判断する必要があります。

落下してもサウンドのしない坂道

Valorantの設定で基本的に高いところから落ちた場合には着地音が発生します。しかし、ロータスはValorantのこの性質を打ち壊す着地してもサウンドのしないポジションを取り入れています。そのポジションはAサイトの防衛側に。

ただし、アビリティなしではそのポジションから直接上に再び上ることはできない、勢いを殺さずに走って降下すると着地のサウンドが鳴ってしまうという点には注意が必要となります。

ロータスのValorantのピック率ランキング

ロータス Valorant エージェント
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

次にロータスのValorantのピック率ランキングを見ていきましょう。

1位レイナ
2位ジェット
3位セージ
4位レイズ
5位オーメン
6位フェニックス
7位スカイ
8位ゲッコー
9位キルジョイ
10位ブリムストーン
11位チェンバー
12位ソーヴァ
13位ネオン
14位デッドロック
15位ヨル
16位フェイド
17位サイファー
18位ヴァイパー
19位KAY/O
20位ブリーチ
21位ハーバー
22位アストラ

アンレート、コンペティティブ等でピック率が高いのはレイナ、ジェット、セージ。フェニックスもオーブを回収してアルティメットを高回転で発動できることもありほかのマップに比べて採用率が高くなっています。次に各インターナショナルリーグでのロータスのキャラクターピック率を見ていきましょう。

ロータスValorantピック率(パシフィック)

1位キルジョイ88.24%
2位オーメン79.41%
3位ジェット73.53%
4位スカイ61.76%
5位ヴァイパー41.18%
6位レイズ32.35%
7位ブリーチ29.41%
8-9位フェイド20.59%
8-9位KAY/O20.59%
10位ハーバー17.65%
11位ソーヴァー14.71%
12位サイファー11.76%
13-15位ネオン2.94%
13-15位ヨル2.94%
13-15位アストラ2.94%
16-21位レイナ0%
16-21位フェニックス0%
16-21位ゲッコー0%
16-21位セージ0%
16-21位チェンバー0%
16-21位ブリムストーン0%

チェンバーはレギュラーシーズンのピック率は0%だったものの強化されたLCQではZETA DIVISIONのLazが使用していましたね。また、パシフィックリーグではブリーチのスタンとレイズのグレネードを使ったAメインの取り合いもよく見られます。

ロータスValorantピック率(アメリカズ)

1位スカイ100%
2位キルジョイ96.88%
3位オーメン87.5%
4位ヴァイパー84.38%
5位ジェット37.50%
6位ネオン34.38%
7位レイズ28.13%
8-9位ブリーチ12.5%
8-9位ハーバー12.5%
10位ゲッコー6.25&
11-21位ヨル0%
11-21位レイナ0%
11-21位フェニックス0%
11-21位フェイド0%
11-21位KAY/O0%
11-21位ソーヴァ0%
11-21位サイファー0%
11-21位セージ0%
11-21位チェンバー0%
11-21位アストラ0%
11-21位ブリムストーン0%

アメリカズリーグのロータスのキャラピック率ではなんとスカイが100%で1位に。また、21エージェントいる内の10エージェントしか使用されていないということがわかりました。

ロータスValorantピック率(EMEA)

1位オーメン83.33%
2位キルジョイ81.67%
3位ヴァイパー80%
4位レイズ46.67%
5位スカイ43.33%
6位フェイド35%
7位ネオン28.33%
8位ブリーチ21.67%
9位KAY/O20%
10位ジェット18.33%
11位アストラ13.33%
12位ソーヴァ6.67%
13-14位ゲッコー5%
13-14位ハーバー5%
15-17位ヨル3.33%
15-17位サイファー3.33%
15-17位セージ3.33%
18位レイナ1.67%
19-21位フェニックス0%
19-21位チェンバー0%
19-21位ブリムストーン0%

EMEAリーグのロータスではValorantのキャラクター21(デッドロックを除く)内の18キャラクターが使用されており、幅広い構成が出ているということがわかりました。また、EMEAはやはりコントローラーのピック率の順位が高くなっています。

ロータスのValorantの構成でおすすめは?

ロータスのValorantのアンレート、コンペティティブでおすすめの構成は以下の構成です。

ロータスはValorantの中でも3つサイトがあるマップの内の1つです。さらに回転式ドアがあるためBサイトとCサイトの攻撃側の行き来が非常に素早く守るのが難しいマップ。そのため防衛側はどこかのサイトのメインなどの重要なポジションに圧力をかけてエリアをコントロールする必要があります。

そこで活躍するのがパシフィックリーグでもよく見られたレイズのグレネード+ブリーチのスタンによるAメインのエリア制圧、様々な大会で見られるCサイトをオーメンの時間で回復するスモークを使ったワンウェイスモークです。

さらにロータスはValorantでキルジョイがほぼ必須ピックになる3つのサイトがあるマップ。スカイは裏どりなども多く行われるロータスにおいてはアルティメットのシーカーが非常に強力に使うことができます。

元100 Thieves Valorant部門コーチのおすすめエージェント

ロータス Valorant ジェット
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

過去に元100 Thieves Valorant部門のコーチであったsgaresが配信上でロータスがValorantに登場したばかりのころにロータスのおすすめエージェントを紹介していました。そのおすすめエージェントがこちら。

ジェットのほかにもヨルも強力に使用できると推測。フェイドは多くの隠れ場所やコーナーのあるロータスではかなり適したエージェントであると紹介。しかし、キルジョイをマストピックにするのであればKAY/Oも相性が良いと語っていました。

また、ヴァイパーを使用することによってトキシックスクリーン、ポイズンクラウドで3つのサイトのマップコントロールが非常に行いやすくなるとしておすすめのエージェントに挙げていました。ぜひこのおすすめエージェントを参考にしながら自分なりのロータスのValorantの構成を見つけてみてください。

ロータスでのValorantのおすすめエージェント使用方法

ここからはロータスでのValorantおすすめエージェント使用方法を紹介。

レイズ×ブリーチ

すでに何度も紹介していますがロータスのValorantキャラクターにおいてレイズ×ブリーチは非常に強力な組み合わせで使用することができます。防衛側はまずはAメインに向かってグレネード+スタンでエリアを奪いに行く動きがデフォルトになります。

しかし、相手の動きも考慮しなければなりません。相手がこの動きを読んで最初に何もAメインにアクションしてこなかった場合はこちら側のアビリティをただ吐きした状態になり、相手は時間をかけた後にエリアを後どりしやすくなってしまいます。

キルジョイ

ロータス Valorant キルジョイ
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

ロータスはValorantのキルジョイのピック率が非常に高いマップ。どのインターナショナルリーグでもキルジョイがセンチネルのピック率No.1ですね。基本的にはBサイトをガジェットで固める防衛方法が使用されます。また、Bサイトに関してはアルティメットのロックダウンがサイト全体に効果範囲が広がるので非常に強力です。

キルジョイはValorant初心者にもおすすめのエージェントなので迷った際にはぜひピックしてみてください。

番外編:アストラ

今回はロータスのvalorantおすすめ構成で挙げていませんでしたがアストラも実は非常に強力なエージェント。プロのヴァロラントの大会ではロータスで圧倒的な成績を残しているFnaticが採用していますね。

Cサイトにキルジョイのアラームボット+グレネードを設置しておき、相手のエントリーのタイミングでアストラの吸い込みと組み合わせるスキル合わせは非常に強力です。そのほかにもレイズのグレネードとアストラの吸い込みを合わせたりと多彩な作戦を見せることができます。ぜひアストラの運用方法についてはFnaticの試合を参考にしてみてください。

ロータスの重要ポジション

ロータス Valorant ポジション
©VALORANT // JAPAN@VALORANTjp

最後にロータスのValorantにおける重要ポジションを紹介。

Aメイン

Aメインは毎回といってもいいほど大量のアビリティを使用したエリアの取り合いが発生します。Aメインにおいては相手がどれだけアビリティを使って取りに来るのか、アビリティを使って最初にコントロールしに来るならほかのエリアをコントロール、キルジョイのガジェットを壊して相手の防衛体制を揺さぶってからAメインの後どりに挑むのか様々なことを考える必要があります。

A破壊可能壁前

次に紹介するロータスのValorantにおける重要ポジションはAの破壊可能壁前。重要なポジションでありながら、扱いが非常に難しいので壁を破壊するタイミングには細心の注意を払う必要があります。攻撃側であればAメインを獲得し、破壊可能壁前までコントロールし、壁を破壊すれば防衛側は相手がAサイトに攻めてくるのかBサイトに攻めてくるのかわからなくなります。

逆に防衛側で開幕にAメインをプッシュする際に壁を破壊しておけば射線を増やした状態かつBサイトへの逃げ道に使うことができます。また、Bサイトのリテイクの際にAサイト側から破壊可能壁前のエリアを獲得することができればAリンク、Cリンク、Bアッパーと3つのポジションから挟み込むことができます。

Cマウンド

最後に重要ポジションとして紹介するのがCマウンド。相手がAサイトをコントロールしに来たのであれば絶対に確保したいポジションです。

攻撃側で相手にAメインを取られてしまったとしてもCマウンドを確保コントロールすることができれば、相手がAメインのコントロールに人数をかけていればそのままCサイトに攻める、Cマウンドをホールドして相手がCサイトの警戒を外せないうちにAメインの後どりにチャレンジするなど様々な選択肢を作ることができます。

一方で防衛側はCマウンドから相手が簡単にエントリーできないようにワンウェイスモークなどを使用しながら守り続けることが要求されます。

まとめ

今回はロータスがValorantでどんなマップなのか、おすすめ構成やピック率について紹介してきました。ロータスは2023年8月現在最新のマップで、Valorantに新要素を取り入れた、ヘイブンに次ぐ3つのサイトがある2つ目のマップなど特徴満載でした。

3つのサイトがあるということもあり、とにかくエリアコントロールが重要なマップ。ぜひ今回の記事で紹介した重要ポジションを意識しながら戦ってみてください。また、プロはどのタイミングでどのスキルを使用しているのか、ローテートを行っているのかなどを大会などを見て勉強するのもおすすめです。