Apexには様々な武器があります。一撃の威力が強い単発系の武器や威力は少し低いがリコイル制御が簡単な武器、当て続けられればかなりの高火力を発揮できるリコイル制御の難しい武器。中でもフラットラインは威力が高いがリコイル制御の難しいフルオートの武器です。実際は強いけどリコイル制御が難しくてなかなか使ったことがないというプレイヤーも多いのではないでしょうか。
そこで今回は高火力武器フラットラインのリコイルの制御のコツを紹介していきます。これを抑えることができれば今まで以上に敵にダメージを与えて活躍できるはずです。
フラットラインの性能紹介
まずはフラットラインがどれだけ強力な武器なのか性能を見ていきましょう。
フラットライン基本性能
銃タイプ | アサルトライフル |
仕様弾薬 | ヘビーアモ |
基本ダメージ | 18 |
ヘッドショットダメージ | 32 |
足ダメージ | 14 |
対通常キャラDPS | 190 |
対鉄壁キャラDPS | 160 |
総弾数 | 20(マガジンなし) 25(レベル1白マガジン) 28(レベル2青マガジン) 30(レベル3紫マガジン) |
リロード時間 | 2.4秒(マガジンが空の場合は3.1秒) |
DPSとは1秒間に最大何ダメージ与えられるかを表しています。
武器性能比較
ほかの武器との性能を比較してみましょう。今回はリコイル制御について紹介していくので弾を当てた時の1発の基本ダメージについて比較してみましょう。Apexでも使用率が高い各武器の基本ダメージは以下のようになります。
- R-301カービン:14
- R-99 SMG:11
- ボルト SMG:15
- C.R.A SMG:13
- ハボックライフル:18
- ヘムロックバーストAR:20
フラットラインの基本ダメージは18とこの中でも上位に位置していることがわかりますね。
腰撃ちの強さ
FPS系のゲームでスコープを覗かずに撃つことを腰撃ちと呼びます。当然SMG系の武器のほうが腰撃ち精度は高くなります。しかし、フラットラインは腰撃ちでもSMGに負けないくらいの強さを発揮します。SMG以上の装弾数の多さも腰撃ちにおける強さの一つになっています。以上の性能からフラットラインはリコイル制御は難しいものの、うまく扱えばかなり強力な武器になっています。
そもそもリコイルとは
「そもそもリコイルって何なの?」と思っている人もいるかもしれません。リコイルとは銃を撃ったときに銃に伝わる反動のことです。銃を撃っていると照準が移動して思ったように弾が飛ばせないなんて経験はFPSを楽しんでいる方なら誰しも一度は通ったことがあるでしょう。ゲームにおいて強くなっていくにはこのリコイルを制御しなければなりません。銃の反動は基本的には銃の種類によって決まっています。つまりリコイルのパターンを覚え、制御することができればエイム強者になることができるというわけです。
フラットラインのリコイル
まずはフラットラインのリコイルパターンから見ていきましょう。APEXのフラットラインのリコイルパターンは以下のようになっています。
- 3発目まではほぼ直線に上に上がる
- 3~7発目まではやや左、上に大きく上がる
- 7~10発目は右にほぼ水平移動
- 10~16発目は初弾で少し上に跳ね上がりそこからは左にほぼ水平移動
- 16~19発目はほぼ直線に上に上がる
- 19発目からは大きく右に移動
上から左、右と大きく変化していますね。フラトラのリコイルを制御したい場合にはこの逆方向の入力をする必要があります。つまり上に上がっている時は下に、左の時は右、右の時は左にコントロールします。APEXのフラットラインのリコイル制御をする場合は「下→右下→左→右下→下→左」の順に意識する必要があります。
フラットラインのリコイルコントロール
フラトラのリコイル制御の練習をする場合はまずはいきなりすべてをコントロールするのではなく徐々に順を追って練習していくことをおすすめします。完璧にコントロールしてプロのように当てられれば気持ちが良いですが、徐々に慣れていくことが重要なことを覚えておきましょう。
下方向のコントロール
どんな銃にも共通して最初に意識したほうが良いのは下方向のリコイルコントロールです。つまり銃が射撃の反動で跳ね上がることを制御するわけですね。まず下方向のリコイルコントロールを意識したほうが良いのかというのには以下の理由があります。
- 下方向のリコイル制御のほうが単純で分かりやすい
- 左右のコントロールができても敵も左右に動くため必ずしも当たるわけではない
左右にマウス、コントローラーのスティックを動かすよりも下にだけ注意したほうが単純で分かりやすいですよね。さらに左右の制御だけをマスターしたとしてもどんどん銃の反動は上方向に跳ね上がっていくので敵ではなく、空に向かって直線に弾を撃つことになってしまいます。またFPS系のゲームではもちろん狙った敵も動きます。どんなに左右の反動を抑えることができても敵の左右に対する動きを追うことができなければ弾をうまく当てることができません。つまり左右の銃のリコイル制御に加えて、敵の左右の動きに合わせたコントロールも要求されるというわけですね。
右下方方向のコントロール
フラットラインのリコイルで下方向がコントロールできるようになったら次は右下方向を意識してみましょう。フラットラインの横の反動は右に比べて左に大きく動きます。いったん反動の右への動き(左方向のリコイル制御)を無視してしまっても十分狙った位置に弾を射撃することができます。特に低倍率(アイアンサイトや1倍スコープ)で使用する場合には右下方向のコントロールだけで十分といえます。
完璧なコントロール
フラットラインはアサルトライフルで遠距離でも高いダメージを出すことができるので2倍スコープや3倍、4倍のスコープでも運用していきたいですよね。しかし高倍率のスコープを使用すると、低倍率使用時よりも反動が大きくなります。そうすると先に紹介した右下方向へのコントロールだけでは徐々に対応できなくなってきます。
個人的な見解にはなりますが「右下7発→左4発→右6発→右下3発→右2発→左下8発」の意識を持つとうまいフラットラインのリコイル制御ができるようになります。ここまで詳細でなくとも簡単に「右→左→右→右→左」をリズムに合わせて感覚として刷り込むことである程度精度の高いフラットラインのリコイル制御ができるようになります。
リコイル制御練習法
APEXでフラットラインのリコイル制御だけでなくすべての銃のエイム練習に応用できる射撃訓練場での練習方法を紹介します。
1.壁を撃ち弾痕からリコイルパターンを覚える
まず最初にしてほしいのは壁(岩)をリコイル制御をするマウス、スティックから手を放して銃の弾痕を壁につけてリコイルパターンを覚えることです。うまいプレイヤーでも多くの人がリコイルパターンを覚えるためにこの方法を使用しています。リコイルパターンを知らなければどのようなコントロールをすればいいのかもわからないのでフラトラのリコイル練習をする際にはまずパターンを覚えることから始めましょう。
2.弾痕を付けた横で練習
次に弾痕を付けた岩と同じ岩に向かってフラットラインのリコイルを制御しながら撃ってみましょう。すぐ横にフラットラインのリコイルパターンが弾痕で残っているのでそれを見ながら練習することができます。
3.止まった状態でマネキンの射撃
リコイルパターンを覚え、ある程度制御の練習をしたら次は人型マネキンを使って練習をしましょう。最初は近い距離から始め、ワンマガジンで倒し切ることができるようになったら徐々に距離を放していく練習方法をおすすめします。距離がだんだん離れていくとより精密なフラトラのリコイル制御が必要になってきます。
4.左右に動きながらマネキンの射撃
ある程度止まった状態で正確に射撃ができるようになったらいよいよ実戦のように左右に動きながらのレレレ撃ちでフラットラインのリコイル制御の練習に移りましょう。この練習方法も近い距離から始め、ワンマガジンで倒せるようになったら徐々に距離を放していく練習方法がおすすめです。
ここでポイントがあります。どうしてもフラットラインのリコイルで横の制御が難しいというプレイヤーは自分の左右の動きをフラットラインの左右の反動と逆に動くことを意識してみてください。自分が反動の逆方向に動くことによって、体の動きでリコイル制御をすることができるようになります。
5.射撃の的で練習
次のステップは射撃の的での練習です。マネキンで練習しているとうまくなるにつ入れてどんどん少ない弾数で倒し切ることができるようになります。そうするとよりフラトラのリコイル制御が難しくなる後半の練習ができなくなってきます。そこで射撃の的での練習です。射撃の的での練習では的が大きくなる代わりに倒れることがないので最後の弾まで撃ちきり、リコイルの練習をすることができます。こちらの練習でも止まった状態から左右の動きを入れて、徐々に距離を遠くして練習をしていきましょう。
6.動く的での練習
最後の練習は動く的に対してのフラットラインのリコイル制御の練習です。試合本番では実際に敵が動いているので、動く的で練習することでより本番に近い環境で追いエイムの練習ができます。
どんな銃でも同じ練習方法でリコイル制御をマスターすることができるので、自分の好きな武器の練習方法として採用してみてください。APEXモバイルでも同じように練習ができるので参考にしてみてください。遠い的、動いている的に安定して400~500ダメージ出せるようになれば間違いなくApexの本番でも活躍することができます。
ジッターエイム
Apexには特殊なエイム方法があります。それがジッターエイムです。ジッターエイムとは銃のリコイルパターンに関係なく中遠距離で安定した射撃を行うエイム技術です。この方法はPC版のマウスプレイヤーしかできないので注意してください。ジッターエイムは射撃時に高速で小さな円を描くようにマウスを動かすことで行うことができます。
このエイム方法をマスターすることができれば、APEXのフラットラインもリコイルに関係なく中遠距離でもレーザービームのようなエイムを見せることができます。ただ、なぜリコイルのパターンに関係なく制御できるのか原理がわかっていないので将来的には修正される可能性もあります。ジッターエイムに頼らずにリコイル制御を練習することをおすすめします。
まとめ
今回はAPEXの中でも高火力でリコイル制御が難しいフラットラインのリコイルについて紹介してきました。フラットラインはほかの武器に比べてリコイル制御が難しい代わりに、装弾数や1発のダメージが優れていました。またフラトラのリコイルパターンと制御方法もわかりましたね。今回紹介した練習方法でフラットラインをマスターすることができれば間違いなくエイムの面ではどのレベル帯でも通用するようになります。
ぜひフラットラインに限らず、自分のお気に入りの武器で練習してみてください。間違いなく今まで使っていた武器がこれまで以上の高火力武器に化けるはずです。
フラットライン リコイルのよくある質問
ここでは「フラットライン リコイル」のよくある質問について3つ回答していきます。
Apex初心者でもフラットラインのリコイル制御はできる??
Apex初心者でもフラットラインのリコイル制御はもちろんできます。ただし練習なしでいきなりできることはありません。どんなにFPSがうまいプレイヤーでも初めて使う武器はリコイル制御の練習をしなければうまく扱うことはできません。
フラットラインのリコイルはApexのアプデで変わるの??
大きく変わることはありませんが、Apexのアプデでリコイルパターンが少しづつ変更されることはあります。アップデート情報で銃の反動に関する記載があった場合には一度射撃訓練場の壁に向かって銃を撃って弾痕、リコイルパターンを確認することをおすすめします。
フラットラインのリコイル制御はApexのモバイルにコントローラーを付けた時に変わるの??
変わりません。Apexモバイルをコントローラーを使ってプレイした場合には、PC、PS4・5でコントローラーを使用していた場合とリコイルの制御は大きく変わりません。エイムアシストや視野角の影響によって多少感覚は変わりますが、同じように練習すればすぐにほかのデバイスでプレイしていた時と同じレベルで遊ぶことができます。