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2023年3月25日からVCTパシフィックリーグが開幕。4月8日から10日にかけてWeek3が行われました。Week2までは韓国チームDRX、T1、Gen.G Esportsがそれぞれ2連勝し、リーグの1位~3位まで独占する形になりました。

今回はVCTパシフィックリーグWeek3の結果について紹介していきます。Week3まで終えてパシフィックリーグの順位はどのように変わったのでしょうか。また、Paper Rexでsomethingが衝撃デビューした注目の週になったのでぜひチェックしてみてください。

VCT パシフィックリーグ Week3
ⓒVALORANT Champions Tour Pacific @vctpacific

VCTパシフィックリーグWeek3対戦表

VCTパシフィックリーグの参加チームや大会概要については次の記事を参考にしてください。

こちらの記事もチェック: VCTパシフィックリーグ開催!大会概要や日程は?

VCTパシフィックリーグWeek3の対戦表は以下のようになります。

DetonatioN FocusMe vs Rex Regum Qeon

DetonatioN FocusMe獲得ラウンドマップRex Regum Qeon獲得ラウンド
4ヘイブン13
7パール13
-アセント-

T1 vs Paper Rex

T1獲得ラウンドマップPaper Rex獲得ラウンド
3パール13
6フラクチャー13
-ロータス-

ZETA DIVISION vs Global Esports

ZETA DIVISION獲得ラウンドマップGlobal Esports獲得ラウンド
9パール13
14アセント12
13ヘイブン8

DRX vs Talon Esports

DRX獲得ラウンドマップTalon Esports獲得ラウンド
13スプリット3
13パール10
-アセント-

Gen.G Esports vs Team Secret

Gen.G Esports獲得ラウンドマップTeam Secret獲得ラウンド
13ヘイブン8
13フラクチャー11
-ロータス-

新生Paper Rex

ついにPaper Rexでsomethingがデビューしたことで、新たなPaper Rexの形が見られました。

PRX somethingデビュー

VCT ペーパーレックス something
ⓒVALORANT Champions Tour Pacific @vctpacific

Paper RexはWeek3では2連勝しているT1との対戦に。ファーストマップのパールではついに日本のSengoku Gamingで活躍していたsomethingが国際戦デビューを果たしました。

somethingのプレーで特に注目してもらいたいのは第8ラウンドです。味方がBプラントを始めると、Bヘブンにエリアを広げるために真っ先にアップドラフトを使用。そのままスモークを飛び出して1キル獲得してホールへ引くことに成功します。ホールからも1キル獲得し、最後にはフラッシュを受けてポスター裏に隠れた敵めがけて前ブリンクし、ゼロ距離ブレードストームキルをします。本当に国際戦のデビュー戦なのかと思うほどアグレッシブなプレーでチームを勝利に導きました。

2回のACEを獲得するf0rsakeN

somethingが試合に出場し、f0sakeNはデュエリストではなくセンチネルのキルジョイをピックしました。しかし、キルジョイを使用したパールでは前半12ラウンドの内、2ラウンドでACEを獲得する驚異的な活躍を見せました。f0rsakeNにとってエージェントの違いは些細なものなのかもしれませんね。結局f0rsakeNは2マップ通して44キル21デス、ACS347と試合内で最高のスコアを残していきました。

神の子Dep

VCT パシフィックリーグ ZETA DEP
ⓒVALORANT Champions Tour Pacific @vctpacific

Week3のGlobal Esports戦でZETA DIVISIONは2勝目を獲得することができました。この試合のMVPはDepでしょう。3マップ通して、安定した強さを見せました。3マップそれぞれのDepの戦績は以下になります。

パールアセントヘイブン
ACS283302390
キル数212829
KDA1.51.62.6
DMG/RND171.7199.6241.0
FB%22.719.223.8

さらにヘイブンの第7ラウンドではDepが神の子と呼ばれる所以を感じるようなACEを見せてくれました。

一方でGlobal EsportsはZETA DIVISIONのほかに、DRX、T1と接戦を繰り広げるものの3連敗スタートに。プレイオフ進出のためには上位6チームに入らなければいけないため、4敗目をしてしまうと敗退濃厚になります。強豪相手に良い試合をしているだけに、非常に苦しい状況になりました。

Talon Esportsの奇策

Talon Esportsはほかのチームが使っていない構成なども積極的に使ってきました。Week2では新エージェントであるゲッコーも採用していましたね。そんなTalon EsportsがDRX戦で奇策を披露します。

それが3デュエリスト構成です。ファーストマップのスプリットでヨル・ジェット・レイズを使った構成を披露しました。ただ、3デュエリストの奇策を披露する相手が悪かったかもしれません。真骨頂である攻めにDRXは完璧に対応し、Talon Esportsは攻めで1ラウンドしか取れずに結局3-13でマップを落としてしまいました。VCT LOCK//INでは好調だったTalon Esportsも3連敗スタートと後がなくなってきました。

VCTパシフィックリーグWeek3順位表

最後にWeek3終了時点の順位表を見ていきましょう。

順位チーム名勝利-敗北獲得マップ-喪失マップ獲得ラウンド-喪失ラウンドラウンド得失差
1位DRX3-06-082-49+33
2位Gen.G Esports3-06-182-63+19
3位Paper Rex2-15-286-62+24
4位T12-14-365-68-3
5位Team Secret2-14-490-81+9
6位ZETA DIVISION2-14-482-87-5
7位Rex Regum Qeon1-23-469-73-4
8位Global Esports0-32-687-96-9
9位DetonatioN FocusMe0-31-656-82-26
10位Talon Esports0-31-648-86-38

2勝1敗チームが4チームと今後の展開次第では、プレイオフ出場のボーダーラインがかなり混戦になりそうですね。プレイオフ進出のために6勝はしておきたいところなので、下位3チームはWeek4以降からは負けられない戦いが始まります。

こちらの記事もチェック: VCTパシフィックリーグWeek2結果!ZETAが1勝目獲得!

まとめ

今回はVCTパシフィックリーグWeek3の結果について紹介してきました。ZETA DIVISIONは各選手調子を上げてきている予兆も見られ、期待が高まりますね。一方でDetonatioN FocusMeは良い戦いを見せているものの3連敗とここからは負けられない戦いが始まります。Week3終了時点ではDRXが1マップも落としていないさすがの活躍で首位となりました。

Week4ではZETA DIVISION vs DetonatioN FocusMeの日本チーム対戦やDRX vs Paper Rexといった注目の試合があります。ぜひお見逃しのないように。

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