みなさんはヴァロラント(Valorant)のランク分布についてご存じでしょうか?新たにアセンダントランクが登場してからのランク分布が気になっているという方も多いのではないでしょうか?
今回は、valorantのランク分布やパーティー制限などの仕様について紹介していきます。ヴァロラントのランクについて詳しく知りたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
ヴァロラントのランク仕様を4つの観点から解説
ヴァロラントを始めたばかりの人は、ランクマッチ(コンペティティブ)に参加できない、パーティを組めないといった様々な疑問を持つ方が多いと思います。ここではそんなランクマッチのシステムを4つに分けて解説していきます。
ランクマッチを始めるには?
ヴァロラントでランクマッチに参加するためには、ランクマッチ以外の全てのカジュアルモードを通して、アカウントレベルを20以上に上げる必要があります。また、valorantは名前変更が30日間できないといった制限があるので、入力間違いには注意してください。
振り分け戦に挑戦
ヴァロラントでランクを確定するために、まず振り分け戦に挑戦する必要があります。振り分け戦は、ランクマッチで5戦行われます。振り分け戦では、これまでの戦績を通じてプレイヤーのスキルを評価し、そのレベルに合ったプレイヤーが集まったスキルマッチが適用されています。振り分け戦で高いレベルのスキルマッチで好成績を残すと、最高でアセンダント1からスタートできます。
シーズンごとにvalorantではランクがリセットされるため、そのたびに振り分け戦の5戦を経てランクマッチへ挑むことになります。また、Actが変わるごとに1試合の振り分け戦を行う必要があります。
ランクマッチのパーティ制限
ヴァロラントのランクマッチでは、ランクが一定以上離れている場合、2人または3人パーティを組むことが出来ないようになっています。2人または3人でパーティを組む際のランク制限は以下のようになっています。
パーティ内最低ランク | パーティ内最高ランク |
---|---|
アイアン、ブロンズ | シルバー |
シルバー | ゴールド |
ゴールド | プラチナ |
プラチナ、ダイヤモンド、アセンダント、イモータル、レディアント | 1ランク差まで (最低ランクがプラチナ3なら最高ランクはダイヤモンド3まで) |
ただし、5人のフルパーティであれば組めるランクに制限はない、イモータル1以上はソロ・デュオ・フルパーティでしか参加できないなどの例外もあるので注意してください。
フルパーティにおけるRRの調整
5人のフルパーティではランク制限なく、誰とでもパーティを組めるというメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。それがRR(ランクレイティング)の調整です。
- 通常のパーティが組めるランク差:RRの変動なし
- ランク差が1ランク以上ある場合:チーム全員のRRの増減が50%減少
- 通常のパーティが組めないランク差:チーム全員のRRの増減が75%減少
- パーティ内にイモータル1以上がいる場合:チーム全員のRRの増減が50~90%減少
- パーティ内にレディアントがいる場合:チーム全員のRRの増減が90%減少
また、フルパーティでのマッチは、対戦相手もフルパーティかつスキルが同程度の相手とのみマッチするため、対戦待ち時間が長くなることがあります。
valorantのランクはいつまで?
ここまででヴァロラントのランクマッチのシステムは理解していただけたと思います。ここからはそんなランクマッチを戦う期間について紹介していきます。
ヴァロラントは、約6か月ごとのシーズン(Episode)と、各シーズン内を3つに分ける約2か月間のActによって構成されます。ランクマッチを戦う期間は1シーズン、つまり6か月間になります。シーズンが一つ終わるごとにvalorantではランクリセットが入り、また振り分け戦を5戦行い、新たなランクを獲得していくことになります。
また、Actごとにランクマッチでの勝利状況などの戦績がリセットされ、振り分け戦を1戦こなす必要があります。Actでは戦績はリセットされるものの、基本的にランク帯は引き継がれます。ランクリセット・振り分け戦でランク帯が大幅に下がってしまったとしても、レベルの高いスキルマッチに参加して活躍することで、飛び級でランクがあがるケースもあるので諦めずに挑戦していきましょう。
valorantのランク分布
現在、ヴァロラントのランクはアイアン、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、アセンダント、イモータルの8種類3段階のランクとレディアントの計25のランクで構成されています。2022年7月の各ランクごとの分布一覧は以下のようになっています。
ランク | 割合 | ランク | 割合 |
---|---|---|---|
アイアン1 | 0.3% | プラチナ1 | 5.6% |
アイアン2 | 1.2% | プラチナ2 | 4.6% |
アイアン3 | 5.1% | プラチナ3 | 4.2% |
ブロンズ1 | 5% | ダイヤモンド1 | 3.7% |
ブロンズ2 | 8.2% | ダイヤモンド2 | 2.6% |
ブロンズ3 | 7.7% | ダイヤモンド3 | 1.8% |
シルバー1 | 10.5% | アセンダント1 | 1.4% |
シルバー2 | 8.1% | アセンダント2 | 0.9% |
シルバー3 | 7.7% | アセンダント3 | 0.5% |
ゴールド1 | 7.4% | イモータル1 | 0.3% |
ゴールド2 | 6.7% | イモータル2 | 0.1% |
ゴールド3 | 6.1% | イモータル3 | 0.1% |
レディアント | 0.02% |
新たに増えたランクのアセンダントにも2.8%しか到達できていないので、上位帯を目指すためには目標にしたいランク帯になっています。
Esports Taleではvalorantのニュースや、毎月ヴァロラントのランクの人口分布を掲載しています。ぜひ自分のランクのヴァロラントの強さの目安などを知りたい際にはチェックしてみてください。また、そのほかにも様々なゲームのアップデート情報やニュース、情報も掲載しています。
まとめ
今回はvalorantのランク分布や仕様について紹介してきました。ぜひ自分がプレイしたい環境や友人、スタイルに合わせてヴァロラントのランクマッチをプレイしてみてください。
また、ヴァロラントの世界大会では日本チームが世界3位に輝くなど、見ていて非常に楽しく、自分のプレイの参考になるものもたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。
ヴァロラント ランクのよくある質問
ヴァロラントのランクをプレイしていて仕様がわからない、どんなプレイ・エージェントがおすすめなのか疑問に思っているプレイヤーも多いと思います。今回はその中でもよくある質問について6つ回答していきます。
ヴァロラントのランクでAFK行為を行うとRR(ランクレイティング)を失います。通常、8~12RR失いますが、場合によっては30RR程失うことがあります。また、AFKが何度も行われる場合にはヴァロラントへのアクセスが禁止される措置が取られます。eスポーツゲームとしては利敵行為を事前に防ぐ素晴らしい仕様ですね。
初心者におすすめのvalorantのエージェントはレイナとキルジョイです。どちらのエージェントもアビリティが直感的で使いやすく、純粋に撃ち合いに集中できるというポイントがおすすめの理由になっています。特にレイナは自己ヒールを持っているのでどんどん強気に撃ち合いに挑むこともできます。撃ち合いの練習にもなるのでぜひピックしてみてください。
ヴァロラントのランクをプレイしないことによってランクが下がることはありません。ただし、イモータルとレディアントのランク帯のプレイヤーはリーダーズボードで順位を確認することができ、プレイをしない間に他プレイヤーの順位があがることがあるため、自分の順位が下がることがあります。Apexのランクとは違う仕様ということですね。
ヴァロラントのランクの平均試合時間は30~40分程度なっています。ValorantのVCTでも1マップ30~40分程度かかっていますよね。ただし試合展開によっては20分以内に終わったり、40分以上かかったりもします。ランクをプレイするときは最後までプレイできるように時間に余裕をもってプレイすることをおすすめします。
ヴァロラントのランクをフルパーティでプレイしない場合はヴァロラントの大会のプレイはそこまで参考にならない場合が多いです。プロの大会では事前に状況を想定しながらセットプレイを作っています。フルパーティの意思疎通ができる状態でないとプレイを参考にするのは難しいでしょう。ただし個人の立ち回りや2人程度のスキル合わせなどはボイスチャットをうまく活用すれば参考にしてプレイできます。
マップと使い方次第ですがトロールにはなりません。valorantでヨルは弱いといわれ続けてきました。しかし、アップデートを重ねて今では使い方次第ではかなり強力なエージェントになっています。プロの大会でも活躍しているシーンが見られますね。いきなり使うとうまく使えずにトロール扱いされてしまうかもしれないので、まずはアンランクなどでヨルの使い方をマスターしてからランクでピックするようにしましょう。