カウンターストライクのプロプレイヤーが、負けたeスポーツベッターからの「不快なメッセージ」を非難

 過去10年間のeスポーツの成長に伴い、eスポーツ賭博の分野は飛躍的に拡大した。現在、海外のファンは数百ものタイトルやリーグを含むお気に入りのチーム、試合、ゲームに賭けることができる。しかし、賭けに負けた後、プレイヤーに中傷的なメッセージを送る行為に走る人もいるのだ。

これは今に始まった話ではない。賭けに負けた人物は、プレイヤーが期待通りに行動してくれなかったことに腹を立て、数ドルの損失を被る。しかし、中にはこれを極端に捉え、関与したプレイヤーに嫌がらせを始める人がいる。eスポーツではソーシャルメディアが広く活用されているため、個人がプレイヤーへの嫌悪感を表明するのは特に容易な状況となっている。

画像クレジット : ESL / Intel Extreme Masters

CSプレイヤーがベッターに「依存症には気をつけろ」と警告

オーストラリアの カウンターストライク プレイヤー、エディ・“ ヴィリディアン ”・アジ氏は試合後に意地悪なメッセージを受け取ったプレイヤーの一人であり、12月4日にX/Twitterでこれらの人々を非難した。

「ルーレットやブラックジャックなど、自分のスペースで個人でギャンブルをするのは別に構わない。だが、スポーツやeスポーツでギャンブルをしながら、自分が賭けた賭け金をめぐってプレイヤーに嫌がらせや脅迫をするなんて、全く恥ずべきことだ。」と彼は語る。「オーバー・アンダーやHS%などに賭けているプレイヤーは、あなたの賭けなど気にしない。彼らは自分のゲームをしていて、自分の目標に固執している。負けるリスクを承知でギャンブルをするのだから、負けた後に賭け金を倍にして、わざわざ個人的に不快なメッセージを送る必要はない。自分の依存症に気を配り、それをコントロールしようと努力し、自分の内面を見つめ、お金が自分の行動にどのような悪影響を及ぼしているかを理解するべきだ。」

 驚くべきことに、Viridianには失礼ながら、彼はeスポーツ界で最も人気のあるプロ選手からは程遠い。彼がこのようなメッセージを受け取るのであれば、Oleksandr “s1mple” KostylievやLee “Faker” Sang-hyeokといったトップスターでさえ、不満を抱えた評論家からのメッセージで溢れかえっていることは想像に難くない。

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