日本eスポーツ連合が日本オリンピック委員会に準加盟
日本eスポーツ連合(JeSU)が日本オリンピック委員会(JOC)に準加盟したことが2024年6月11日に発表されました。現在eスポーツをオリンピック競技に採用するという動きも活発になっており、いよいよ日本でも動きが本格化してきたという感じがしますね。
そこで今回は日本eスポーツ連合についてやeスポーツとオリンピックについてを紹介していきます。若者を熱狂させるeスポーツがオリンピック競技に採用され、日本からメダリストが出ることはあるのでしょうか。ぜひこの記事を読んでeスポーツオリンピックへの動きをチェックしてみてください。
日本eスポーツ連合とは
まずは日本eスポーツ連合について紹介していきます。日本eスポーツ連合とは2018年2月に発足した日本のeスポーツの振興を通して国民の競技力の向上およびスポーツ精神の普及を目指し、国民の健康とともに社会・経済の発展を目的としています。
日本eスポーツ連合が現在行っている主な活動は以下の4つ。
- 日本におけるeスポーツ業界の発展
- 競技大会の普及
- 選手育成の支援
- プロライセンスの発行
ただ、プロライセンス発行基準の透明化や景品表示法といった法律から高い賞金を設定できないなどの問題を解決することが求められていますね。
日本eスポーツ連合が日本オリンピック委員会に準加盟
【ニュースリリース】
日本 e スポーツ連合(JeSU)は、日本オリンピック委員会(JOC)の準加盟団体として承認されたことをお知らせします。https://t.co/XtJJb0bfIC— 日本eスポーツ協会(JESU) (@JeSUofficial) June 11, 2024
2024年6月11日に日本eスポーツ連合が日本オリンピック委員会に準加盟したことが発表されました。これには国際的な大会に正式に日本代表として出場できるようにする狙いがあります。そして最優先となるのは2026年に開催される「第20回アジア競技大会」への選手派遣を迅速かつ着実に進めること。
ただしこちらは2027年3月までの期限付きの加盟。国際オリンピックにeスポーツが正式に大会新設ということになれば、加盟期限が伸びるということもあるかもしれませんね。ぜひこれを機に日本のeスポーツ選手を本格的にアスリートとして育成する環境が整っていくことが期待されますね。
第20回アジア競技大会

©第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)@AsianGames_2026
アジア競技大会とは4年に1度開催さっるアジア最大のスポーツの祭典です。そんなアジア競技大会の第20回大会が2026年9月19日から10月4日にかけて日本の愛知県で開催されることが決定。こちらにはアジア・オリンピック評議会が提案したことにより、eスポーツが正式に採用されています。
まだ正式にどのようなタイトルで開催されるのかは発表されていませんが、これを機にもっと日本にeスポーツが普及されていくといいですね。
オリンピックeスポーツシリーズ
実は国際オリンピック委員会が国際競技連盟やゲームパブリッシャーと連携して設立したeスポーツの世界大会はすでにあります。それがオリンピックeスポーツシリーズ。こちらはオリンピック・バーチャルシリーズの後身大会になっていますね。
第1回大会
第1回大会は2023年3月1日に開催。実際に競技として採用されたのは以下の10競技。
- アーチェリー(Tic Tac Bow)
- サイクリング(Zwift)
- セーリング(バーチャルレガッタ)
- ダンス(JUST DANCE)
- チェス(Chess.com)
- テコンドー(Virtuak Teakwondo)
- テニス(Tennis Clash)
- モータースポーツ(グランツーリスモ7)
- 野球(WBCS eBASEBALLパワフルプロ野球)
- 射撃(フォートナイト)
このうちアーチェリー、野球、チェス、セーリング、テニス、モータースポーツは参加資格や条件が合えばだれでも参加できるオープンな大会となりました。そのほかは招待制でしたね。
第1回大会結果
第1回大会の結果は以下のようになっています。
| 競技 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| アーチェリー | ジャレッド・モンゴメリー(米) | デビッド・チャン(米) | 竹林 京介(日) |
| サイクリング | チーム・フエゴ | チーム・エピック | チーム・ラバ |
| インショアセーリング | ティム・カーペンティア(仏) | キャバン・フィアンズ(英) | フランシスコ・メロ(葡) |
| オフショアセーリング | バティスト・ルノー(仏) | ザビエル・コキアール(仏) | オーレリー・マーティン(仏) |
| ダンス | ディナ・アマンディーヌ・モリセット(仏) | ジョセフ・コルデロ(米) | アントニーノ・ポミリア(伊) |
| チェス | アレクセイ・サラナ(塞) | マクシム・チガエフ(独立国家共同体) | グエン・ゴック・チュオン・ソン(越) |
| テコンドー | ナイジェル・タン(星) | ナタリー・トール(星) | ウ・ジンユ(中) |
| テニス | アナス・ベンガジ(仏) | フー・シァンハオ(中) | ウィリアム・フォスター(英) |
| モータースポーツ | キリアン・ドラモント(仏) | ウィリアム・マードック(英) | アンヘル・イノストロザ(智) |
| 野球 | 森 翔真(日) | 堀池 大樹(日) | ワン・チアミン(台) |
| 射撃 | ルーカス・マリッサ(濠) | アレクサンダー・フェイジュー(米) | アンドレイ・ピラトフ(良) |
オリンピック・eスポーツ・ゲームズ日本開催?
国際オリンピック委員会のバッハ会長が「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の創設を2024年7月の総会で諮ると発表。実はこちらの大会は以前から2026年に日本での開催が打診されています。
もしかすると今回の日本eスポーツ連合が日本オリンピック委員会に準加盟したのはこのことに関係のある動きでもあるかもしれませんね。Valorantの世界大会が日本で開催され、各国の選手・ファンから好評であったこともあるので、日本自体のeスポーツの今後の成長にも注目していきたいですね。
まとめ
今回は日本eスポーツ連合が日本オリンピック委員会に準加盟したことについて紹介していきました。すでに第20回アジア競技大会の日本開催、eスポーツ採用が決まっており、今後の動きにも要注目。日本のeスポーツ選手育成環境を整えて日本からのメダリストは現れるのでしょうか。
さらにオリンピック・eスポーツ・ゲームズの創設についても大きな動きがあります。もしこちらも日本で開催されるということになれば、2026年の日本はeスポーツイベントが盛りだくさんということになりますね。ぜひこちらの今後の動きについても見逃さないようにしていきましょう。