情報筋:ESLとValve、IEMケルン・メジャー・スイスステージのBO3形式変更を検討
Esports.netの情報筋によると、ValveはIEMケルン・メジャー(グランドファイナルを除く)で全試合にベスト・オブ・スリー(3本先取)形式を導入することを検討しており、この権威あるカウンターストライクトーナメントからベスト・オブ・ワン(1本先取)形式を完全に排除する可能性があるという。
もし導入されれば、CS2最大級のトーナメントの一つで、長年プレイヤーとファンを二分してきたベスト・オブ・ワン(1本先取)の試合が終焉を迎えることになる。
このアイデアはESL社内での議論を経て提案されたものだが、Valveが承認するかどうかはまだ不明だ。

ベスト・オブ・ワンの終焉?
伝統的に、メジャー大会はスイスステージでベスト・オブ・ワン(1本先取)で開幕する。これにより、下位シードのチームは序盤に番狂わせを起こし、トーナメントの流れを変えるチャンスが生まれる。この形式は、敗者復活戦または昇格戦が懸かる試合がベスト・オブ・スリー(3本先取)に移行するまで採用される。
この方式にはメリットがあり、一部のプレイヤーやファンからも支持されているが、1度の不利なマップべトや数ラウンドの不運によって、トップレベルのチームでさえも早々に敗退してしまう可能性があり、これは必ずしも真の競技バランスを反映しているとは言い切れない。
例えば、BLAST Austin Majorでは、Team Falconsはステージ2の1戦2勝制で苦戦し、明らかに格下だったB8とLynn Vision Gamingに敗れた。OGに僅差で勝利したものの、MIBRに敗れ、トーナメント敗退となった。
当時、驚異的な無敗記録を誇っていたVitalityでさえ、同大会で圧倒的な劣勢だったLegacyに敗れてその記録は途絶え、その後、優勝を果たした。

競争の健全性を確保する
グランドファイナル前の各ステージでベスト・オブ・スリー を固定することで、Valve はIEM Cologneの競争の公正性をさらに高めることになる。
しかし、課題がないわけではない。ベスト・オブ・スリーのフルスケジュールを組むには、放送日数の増加と、よりタイトなロジスティクスが求められる。メジャーのスケジュールは既に過密状態にあり、さらにマップを追加すると、制作側とファンの両方にとってタイミングの面で頭を悩ませる可能性があル。
とはいえ、PGLはすでにスイスステージを全試合ベスト・オブ・スリーで実施する方式を標準化しており、メジャー・スイスステージの通常の所要時間より1日長くなっている。1日分の追加はあるものの、トーナメントの大幅な延長や深刻なデメリットにはならないはずだ。
情報筋によると、この変更についてはまだ最終決定が下されていないため、2026年6月にイベントが実際に開催される前にこのアイデアは廃止される可能性があるとのことだ。
もしこれが実際に行われ、選手やファンからも好評であれば、これが今後のメジャー大会の標準になる可能性もあるだろう。