KONAMIと国際サッカー連盟 FIFA®が共同開催する公式eスポーツ世界大会「FIFAe World Cup 2025」が12月10日開幕へ
12月4日、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)は、基本プレイ無料で家庭用ゲーム機、PC、モバイルで配信中の『eFootball』について、競技タイトルとして採用されているeスポーツ世界大会「FIFAe World Cup 2025」が12月10日(水)にサウジアラビア・リヤドで開幕することを発表した。また『eFootball』では、大会の開幕を記念したキャンペーンを12月4日(木)からスタートさせる事も併せて通知している。
FIFAe World Cup 2025とは?
「FIFAe World Cup 2025」は株式会社コナミデジタルエンタテインメントと、国際サッカー連盟(FIFA)が共同開催する公式eスポーツ世界大会である。今年で2回目を迎える本大会では、予選に過去最多の90の国と地域、累計1651万人が参加。熾烈な地域予選を勝ち抜いた12カ国の代表が家庭用ゲーム機部門、モバイル部門それぞれで世界最高峰の戦いを繰り広げるとの事である。
現在サービスイン中の『eFootball』では、「FIFAe World Cup 2025」が開幕することを記念して、豪華なアイテムがもらえるキャンペーンを開催しているとの事だ。キャンペーン期間中にログインするだけで、選手獲得や育成に必要なアイテムがもらえる他に、強力な選手も登場するスペシャル選手リストから、1日1回無料で選手を獲得できるという大盤振る舞いだ。始めるなら今という事を全力でアピールする形である。
『eFootball™』の家庭用ゲーム機部門は2vs2の形式で実施され、12カ国のプレーヤーが3人1組で参加する。モバイル部門は1vs1で、12カ国のプレーヤーが参加。各部門の選手たちは、グループステージを経て準々決勝、準決勝と勝ち上がり、そして決勝戦での勝利を目指していく。勝利した国・プレーヤーは、「FIFAe World Cup 2025」王者の栄光と名誉を手に出来ると公式では発表されている。
試合のスケジュールについて
今回の大会では家庭用ゲーム機部門とモバイル部門に分かれている。家庭用ゲーム機部門ではDAY1のグループステージが12月10日(水) 16:00(JST)に、DAY2のグループステージは12月11日(木) 17:00(JST)より開催される。DAY3の準々決勝と準決勝は連続して12月12日(金) 16:00(JST)に開催され、最終日のDAY4決勝は12月14日(日) 00:00(JST)よりスタートする。モバイル部門ではDAY1のグループステージは12月10日(水) 21:30(JST)から、DAY2のグループステージは12月11日(木) 22:30(JST)からそれぞれ開催。DAY3の準々決勝・準決勝は12月12日(金) 21:00(JST)から、最後のDAY4決勝は12月13日(土) 20:45(JST)よりスタート。モバイル部門の決勝戦の方が少々早くスタートする事になるため、試合を視聴する場合は時間のチェックを忘れずに。

また今回eFootball公式サイトでは、試合の様子を生配信すると共に、日程や参加国の詳細が記載されている。参加している国はそれぞれの国名をクリックすることで、FIFAeの公式ページに飛ぶことが出来、参加選手やこれまでの戦歴などを見る事が出来る。優秀な戦績を残しているチームはアチーブメントの閲覧も出来るというやや凝った作りとなっている。なお日本に関しても出場権を獲得しており、家庭用ゲーム機部門のGROUP Bでの試合となっている。
今回の大会では優勝チームに30,000ドル、準優勝チームには18,000ドル、準々決勝まで進出したチームには9,000ドル、準決勝までの出場チームには6,000ドルがそれぞれ配分される。グループ5位となったチームには3,000ドル、6位には2,000ドルが与えられる為、まったくの無報酬とはならないようである。
なお往年のゲーマーからするとeFootballというタイトルは新規ゲームタイトルのように聞こえるかもしれないが、このタイトルは日本でも馴染み深い作品を指している。2021年7月21日、コナミは長らく使用されてきた「ウイニングイレブン」および海外版タイトル「Pro Evolution Soccer」を「eFootball」に統一し、改題する事を発表したのである。ウイニングイレブンといればウイイレの相性で親しまれたサッカーゲームであり、名称変更を伴ってアップグレードされたものがeFootballとなる。
FIFAの公式大会として開催される、いわば「本家本元」の大会となるFIFAe World Cup 2025。eスポーツの今後の知名度を占う貴重なイベントとして、是非色々な形で楽しんでみてはいかがだろうか。